胡同は、故宮周辺に多く存在しますが、非常に古くからある建物なので、北京オリンピックを機に取り壊されたものが多いそうです。案内された建物もそんなに大きくありませんでした。ご主人は新聞記者で、趣味で切り絵と書をたしなんでおり、作品を販売していました。画像のごとく、中国情緒が豊かでしたが、さほど歴史の重さは感じません。
ところが、この四合院を後にして歩く途中で聞いてびっくり。なんと、あの四合院の年間の賃 . . . 本文を読む
北京へ向かう機内で「ガイアの夜明け」を見ました。この番組は好きなので、機会があるとテレビでも見ています。旅客機の中で放映した内容は、日本では採算がとれない程に価格が低下しているので、海外に販路を求めるリンゴ農家とその盟友の奮闘。そして、シソの海外販売に挑戦している農家の姿を描いているものでした。
この番組で、リンゴ農家が栽培した新しい品種は大玉で、実に深みのある赤い色をしています。このリンゴを中国 . . . 本文を読む
胡同を歩いていると、奇妙な自転車が目に止まりました。ハンドル周りはスクーターで車体は電動アシスト自転車のようでした。その後も、町中で見たスクーター風の乗り物も、実に静かに走っており、電動のようでした。
ガイドのRさんに聞いた所、こともなげに「あー、それは電動スクーターね。」とのことでした。このガイドは、必要最低限のことしかアナウンスしませんが、聞けば教えてくれます。
彼の説明によれば、かつて北京の . . . 本文を読む
胡同の案内をしたガイドさんは、余り日本語が上手ではありませんでしたが、一生懸命な様子でした。そんなガイドが、中国の女性は気が強い、という趣旨の説明をしたのですが、私は、小田空さんの著作「北京いかがですか?」で、実際に中国の女性の気の強さを知っていたので、ガイドの隣で思い出し笑いをしましたら、ガイドが「何笑ってるの!」と本気で怒って私を睨むではありませんか。
気の強さの見本に触れてビックリしましたが . . . 本文を読む
北京に予定より少し遅れて到着したので、旅行日程が変更になり、初めは「輪タク」による胡同探索です。空港からバスで移動して、画像の「輪タク」に乗車。二人で1台に乗り、チップで10元を運転手に渡しました。(渡すようにガイドのアドバイスがありました)非常に年季の入った輪タクで、行き帰りの10分程の乗車中、チェーンが3回外れましたが、運転手は、少しも動じることなく、細いお箸程度の鉄棒で後ろに回って、チョチョ . . . 本文を読む
旅行者のカウンターで受け付け手続きを済ませた後、搭乗するまでの間、一昨年と変わっていたのは、液体の機内持ち込みへの制限(実際には税関でのチェック)と搭乗券発行の自動化でした。旅行会社からもらった文書の2次元バーコードを読み取り、更にパスポートを読み取った後、希望する座席を選択すると搭乗券が機械からはき出されました。年ごとに、こうしたことに対応できにくくなっていますが、何とか手続きを終えることが出来 . . . 本文を読む
昨年の今頃。恒例の格安海外旅行に申し込んでいました。確か、上海周辺の4泊5日の旅でした。ところが、昨年の新型インフルエンザ騒ぎで、キャンセルしてしまいました。後で考えると、大したことはなかったのですが、日本人(日本のマスコミ)の慎重な雰囲気に飲み込まれて、諦めたのでした。その時期、知人はしっかりアメリカ旅行を済ませましたが、アメリカでは殆ど騒いでおらず、日本に帰ってきて、余りの過熱報道にビックリし . . . 本文を読む
聖地エルサレム、とは常套句手に使われることが多く、現在のイスラエルや周辺諸国との紛争の舞台として捉えていました。しかし、何故に、それ程までに重要な地であるかについて、恥ずかしながら知らなかったのです。それが先日見た「キングダム・オブ・ヘブン」でうっすらと意識するようになりました。すなわち、イスラム教の聖地であって、キリスト教の聖地でもあると。
ところが、本VHSで見ると、加えて、ユダヤ教の聖地でも . . . 本文を読む
かつてMS-DOSの時代、動作の重いワープロソフトの代わりにエディターを使っていました。当時の使用したエディタは「VZ Editor」で、文章の下書きにエディタを使い、編集に管理工学研究所の「松」を使うのが通であったものでした。
しかし、CPUパワーが増すにつれて、ワープロソフトでも痛痒を感じなくなりました。それにもかかわらず、私は今でも秀丸エディタを愛用しています。現に、このブログの原稿はエディ . . . 本文を読む
この公園が開園したのは平成3年10月5日だそうです。元々在日米軍の対地射爆撃場であったものが返還され、国営の公園として整備されたそうです。当初開園時は70haで、現自在は、全体計画面積350haに対し153.2haが整備され供用されているとのことです。開園当時に比べ2倍程度の広さが供用された訳です。
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MP3プレーヤーとは長い付き合いになりました。かなり早くから買い求めていましたが、最初は、かなりマイナーな製品で、容量が128MB程度で、電源もボタン電池や単4電池、果てはガム電池の半分の大きさの特殊なもの(パナソニック)であったりと様々でした。また、転送方法も様々で、専用のソフトを使わなければならないもの、外部メモリーとして認識し、ドラッグ・アンド・ドロップで転送できるものなどでした。パナソニッ . . . 本文を読む
本作は、歴史的事実を元にした映画だそうです。激しい戦闘場面や派手な攻城シーンがありますが、全体のトーンに「静寂」が感じられました。そして、主要な出演者が実に見事でした。実に贅沢な配役であると思います。
俳優というのは、眼差しだけで感情を表現できることに、改めて感動しました。
キャスティングは、下記のURLに出ていますが、実に素晴らしい演技でした。そして戦闘場面のリアリティも半端ではありません。この . . . 本文を読む
大朏博善(おおつきひろよし)著、新潮文庫刊
本書は、新幹線のぞみがデビューした2年半後に出版したようで、現在では、幾つかの技術革新があると思いますが、新幹線が1964年に開業して以来の大きな技術革新となった新幹線のぞみの開発の物語です。
著者は1945年(昭和20年)、東京生まれ。早稲田大学理工学部を中退し、科学・技術・医学分野を中心とする科学ジャーナリストとして活躍しているそうです。
解説によれ . . . 本文を読む
心が暖かくなる脚本でした。寂しいホームレスの3人がクリスマス・イブの夜に、捨てられた赤ん坊を、たまたま見つけて育て始めてしまう。その赤ん坊に、聖夜にちなんで清子と名付けた3人は、実の親を捜すことになった。
都合の良い偶然が沢山ありますが、こんな偶然や奇跡があって良いと感じさせる出来映えです。作品の紹介は下記のURLに。
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