さて昨日のゴミ写真の処理の第二弾。
このいすみ市岬町の終の棲家にどれほど満足しているか、なんどか書いてきていますので、常連さんはお分かりですよね。
白状しますと、海そばの家ということで、最初は伊豆を見ました。だって伊豆高原に家がありますとか、修善寺の家なんて、ポロって口にするなんてかっこいいじゃないですかね。おまけにバブルがはじけて、きちんとお金をかけて作った温泉つきの家だってそんなに高くなかったんです。友人にも伊豆や箱根に家を持っているのがいて、盛んに「こっちさこい」コールが聞こえてきました。
でも調べてみると、あちらは別荘族の溜まり場。オフシーズンには店もなく、町まで買出しに出かけなければならない。定住しちゃったら冬場なんかは毎日の生活が大変。オンシーズンには、渋滞でたどり着けるまでに何時間かかるかわからない。定住するまでの東京との二股生活が大変。
なんて思っていたら岬に家があった。好運でした。
間取りは気に入っているし、鳥の声さえなければ物音一つしない静かな環境も好き。魚は新鮮だろうと思っていたら、果物や野菜もいい。おまけに肉も地元産がある。東京までも1時間半から2時間の距離。言うことないじゃないですか。
今はこなさなければならない宿題がいくつかある。フルタイム、岬で稼動というわけには行かない。
これを終って、この家でゆっくりと穏かな眠りにつければ、、訪れる人とない山里の草庵。白骨死体で見つかるでしょうね。
山里は冬ぞ寂しさまさりける
人目も草もかれぬと思へば
この詩はなんどかアップしていますけど、まさにその通りの状態ですからね。
それでも静かに、穏かに眠りにつければこの家を手当てした甲斐があったというものでしょうか。
やったことないから、やってみますか?