夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

写真がなきゃダメ?  ヤマドリ

2015年10月01日 09時06分34秒 |  岬な日々


昨日の夕方、家に帰る途中、我が家のすぐそばで、鳥がのんびりと道を横切っておりました。
最初はいつものコジュケイだろうって思ったのです。我が家の隣にコジュケイの巣があるらしくって、いつも3羽くらいでウロウロしているものですから。奴らだろうな、、、、あまり出歩いてると、コジュケイの炊き込みご飯にでもしてやろうかなんて思いながら見ておりました。

でも、あれっ? コジュケイにしては何やら大きい感じ、
それに、、、、、尻尾が長い。ヤマドリじゃないか! やっぱり、ヤマドリがいるんじゃない! (ただし、「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし」ってほど長くはなかったので、メスみたいでしたよ)

何年か前にもヤマドリを見たって書きましたら、コジュケイの見間違いじゃないなんてたしなめられたりして、なんとなくあれはヤマドリみたいだったけどなんて思いながら、確かにこの辺ででるならかなり珍しいケースだし、ありえないよな~なんて自分を納得させたことがありました。この時のも尾羽、そんなに長くはなかった。

家に戻って、心配になって、近くの鳥を撮ってらっしゃる方のブログに行きましたら、やはり「こんな人里でヤマドリ!」なんてのがつい最近の記事で出ておりましたので、いることはいるんですね~

この辺の野鳥保護のリーダーの方が「コウノトリの住む町」なんて運動をやられているけど、私としては、何の保護も、飼育もしないで看板だけ立てて何の意味があるって、、、、ついつい白けたことを思ったりしておりました。飼育にお金をかける気がないんだったら、ヤマドリの保護をした方がいいんじゃないかななんてふと思ったりして。で、増えたヤマドリは? もちろん、炊き込みご飯で頂きますよ。

なんてことをだらだらと書いておりますけど、肝心の証拠写真がない。運転中でしたし、カメラを取り出して、、なんてことをしていたら、写真を撮る前に、崖からおっこってしまう。6階建てくらいの高さの崖の縁を走っている一車線ぎりぎりの道ですから一瞬の油断が命取り。ヤマドリの炊き込みご飯を味わう前には死ねませんって。。。。 おまけに、外は薄暗かったので、、、、、証拠写真は今回はご容赦ということで、、、、



エノコログサ

2015年10月01日 05時51分28秒 | 日記


チビ太は、エノコログサっていうと決まって、「ありゃ猫ジャラシだよ」って訂正してきますけど、どっちが本名かな、、、
イネ科エノコログサ属なんて区分けがあるんですから、本名はエノコログサなんでしょうね。
エノコログサ、狗尾草、、、犬の尻尾の草の意味ですね。
チビ太が猫ジャラシにこだわるのは、たぶん、自分の尻尾よりも狗尾草の方が見事だからなんでしょう。
これなんか、色もチビ太の尻尾に似ているんですけど、、、



ところで、エノコログサとアキノエノコログサというのもあるのだそうです。
違いは花穂の出る時期が夏か秋かの差なんだそうですけど、もう一つの見分け方は花穂が直立するか、垂れるかなんだそうです。
でもね~ トップと上の写真、同じ種類なのに一つは垂れているし、直立しているし、、、、 
色が違うから別なんじゃないかって疑問をお持ちの方、
なら、こちらは色も同じですよ、、、でも直立と垂れているのと一緒にあるじゃないですか。。。



やれやれ、世の中はいつまでたっても
「智に働けば角が立つ」なんですね~
もっとも、私は、情に棹さして流されっぱなしでしたけど。。。。
自分は、それでいいと思っている節があるから、まあ、いいのでしょう。
善哉善哉、、、

なんだか分からない落ちですけど、チビ太の尻尾草のお話でした。