夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

「いろはにほへと」と「少年易老学難成」 喝!

2016年07月11日 09時22分01秒 |  気になる詩、言葉


知人のFBに同窓会の写真が出ておりました。
いや~ いまだに、同窓生が集まれるって羨まし、
私の同窓生たちは、あっちに行っちゃったか、お茶をひいてこっちに残っても夢の中の人ばかりですからね~



時の経つのは早いものです。
あれだけ時代の注目を集めたこの子たちだって、いまや散り果てて土に戻ってしまいました。




大昔、学校の時計塔にも”Tempus Fugit”(Time flies=光陰矢の如し)の文字が私たち学生を睨んでおりました。
でも、もういくら睨まれても怖くない。
だって、時は飛んで行ってしまいましたからね。今頃は銀河の端くらいを飛んでいるのじゃないかな。

はてさて、「階前梧葉已秋声」って言われても、それも困るんですよ。
だって、これから本格的な夏を迎えるのですからね~


少年易老学難成  何もしなくっても歳はとれるけど、やりたいことをやり遂げるのは難しいよ~
   なこと、言われなくって今の自分を見れば一目瞭然。
一寸光陰不可軽  でもね~ 若いうちは、時間なんて無限にあるって思っていたし、
   そう思っているから、そんなこと考えもしなかったしね~
未覚池糖春草夢  あれやる、これやるって夢ばかり見ているうちに
階前梧葉已秋声  気がついてみたら、もう周りは秋。人生の終わりにいるっちゃ。
   偶成  
   朱熹(って、言われておりますけど、疑問も多いそうですよ)

120%理解しておりますよ。
でも、分かっちゃいるけど、止められないってのが人生ですよね~
ほんと、人間っちゃ弱いもんで、、、、、


でもでも、せめて錦を着て秋を飾りたいですけど、それまた見果てぬ夢か。