夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

陽射しはあるけど、寒い風

2018年01月24日 18時59分21秒 |  岬な日々


記録的な寒波だということです。
東京でも明日の最低気温はマイナス4度と訂正されました。
岬もマイナス3度だそうです。
こんな日には家に閉じこもって、、、なんて言っても、普段から家に閉じこもっている年寄りですから、代り映えしないか。


目覚まし時計、、、  生存チェック?

2018年01月24日 09時37分06秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


この子、普段はあまり主張しない子なんです。
他の子たちが、遊ぼうよとか、ああしたい、こうしたいっておねだりしているのを見ると、親として物足りないくらい。
ベランダに出たい時でも、窓のところに来て、ちらっとこちらを見て、目が合ったのが分かると、そのまま窓の外を見て立ち尽くしている。
それでも私が動かないと、前足で窓をチョンチョンってすると、私が窓を開けてくれると思っている。
それでも動かないと、ベランダに出るのを諦めてしまうんです。


散歩に行きたい時でも、ベランダに出て、手すりのところでじっと外を見ながら立ち尽くしているか、階段の上に来て座り込んでいるだけ。
ベランダで日向ぼっこって時とは、まったく行動が違うのですね。だから、後ろ姿で分ってよってことなんでしょうね。




ただ、二つだけ例外がありまして、その一つが、ごはん。
普段はちらちらとしか人の顔を見たり、目を合わせたりしないのですけど、ご飯のお皿にご飯がなくなるともうたいへん。
人の膝元にやってきて、じっと私の目を見つめて、訴えてくる。
なに? って聞くと、ぐるっと一回りして、目をお皿の方へ向けて、そしてまた私の目を見つめてくる、、、
試しに、知らんふりをしていると、近くの椅子や、人の膝を手でちょんちょんと突っついて人の気を自分に向けておいて、また一回り。
とにかく、何分でも人の目を見つめてくるので、どうも抗えなくなって、、、ダメな親ですね~
でもドッグフードは嫌い。だから、ドッグフードだけをお皿に入れているのを見ていると、匂いもかぎに来ない。
ただ、人の目を覗き込んで、なんか美味しいトッピングを用意してくれるのを待っているだけ。
なめられていますね~


そしてもう一つが、朝の起こし。
朝になると、ベッドに起こしに来ます。
これがチビ太にしてはとてもしっこい。
最初は、ドドドってベッドのところまで足音を響かせてやってきて、ベッドのふちに体を摺り寄せてバタバタしている。
そして、私の顔のところまで来ると、じっと顔を覗き込む。
それでも知らん顔をしていると、起きるまで、ベッドのふちを、ガシガシ。
時には、わざとか、それとも手が滑ったのか、、、 人の頭を手でガシガシ。これ、痛いんですよ。
この時は起きるまで諦めません。

最初は、親切に朝が来たから、起きなさいよって教えに来てくれているのだと思っておりました。
でも、最近は、生きているかどうかチェックしに来てるんじゃないかって。
だって、私が死んでるってのは奴にとっては死活問題。
老々介護の私たち、奴が死んでも私は別に困らないけど、
私が死ねば、奴はこの家から出られないから餓死するしかないのですからね、、、
その辺が分かっていての生存確認なんだろうかって思えてきたんですよ。
だって、こちらがもっと眠たかったのに~なんて思いながら、起きて来ると、キ奴は、ベランダの陽射しの中でのんびりと二度寝を楽しんでいる。




人間の可愛い子ちゃんだったら、料理をしてくれるとか、掃除や洗濯をしてくれるとか、なんかお返しがあるのだけど、奴は何もしてくれない。
ワークドッグ(使役犬)? なんて言葉は彼の辞書には痕跡もないのでしょうね。
猫の方がよかった。貸してくれるかどうかは別にして、まだ猫の手があるもんね。
なんか、腹が立ってきて、、、、