夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

28Km/L & ハイブリッド

2018年04月03日 10時43分16秒 | ファンム・ファタール


去年の暮、押し詰まってから入れ替えた今の車
買い替えるつもりはなく、セールスも車検整備の予定日の打ち合わせで電話をしてきたんですけど、その話の途中で、事故防止のさまざまな機能がパックになった特別仕様車がでているということで思わず、「じゃ、買う」って返事してしまいました。
買い物にも、ゴミ出しにも必要な車。車がなければ、この家を手放して老人ホームにでも行かなければいけないそんなところに住んでいる老人としては、寄る年波、何があってもおかしくない。なら、できるだけ、その危険を軽減できるものというのは常に思っておりましたのでね。
事故防止機能のいくつかは役に立ったという実感は今のところありませんが、常にオンにしております。
ただ、家へのアプローチ、車幅ギリギリの狭い道とクランクカーブ続きのところ。
家へ入ってくると警報が鳴りっぱなしになります。
まあ、それはうるさいだけで実害はないのですけど、衝突回避で急ブレーキがいきなりドスンとかかったりすると、ちょっとばかし使いずらいかな~って感じ。
下手に道を踏み外すと、10メートル以上の崖を真っ逆さまに下のお家へってことになるようなところですから、これくらいの予防策は仕方ないのかな~
なんて、まあ、スマホやカメラと同じで、いろんな機能がついているようですが、(特にナビ関係は、車のマニュアルよりもナビのマニュアルの方が厚いんです)今のところ、全部には目を通せてませんが、おいおい見ていくことにしましょう。


それともう一つ、この車、私としては初めてのハイブリッド車。
ハイブリッドには興味があったのですが、特に仕事を辞めてからはそんなに距離を走らなくなって、燃費がいいという車をそれほど必要としなくなっていたのも事実です。
昔、東日本大震災があったころ、ガソリンが手に入らなくなって車の使用が難しかったころに、被災地に車いっぱいの救援物資を積んで向かいました。高速道路も開通したのは途中までで、後は国道でもあちこちに大きな亀裂のあるような道を恐る恐る走らせるような状況でした。その頃は、ビッツでしたが、東京を出るときに幸運にも満タンにでき、仙台について、目的地との間を往復したり、荼毘にするために(宮城県では葬儀場が燃料がなくって使えなくって)隣の県まで車を走らせたりしておりまして、ガソリンの入手に難儀をいたしました。その時、ガソリンを控えるために現地のタクシーを使ったのですが、それがハイブリッド車でした。満タンにしたら、仙台から東京まで一往復半は軽いって聞きまして、こんな時にも役に立つんだな~って思いもかけない機能に目を奪われました。
トップの写真、ガソリンを入れてからのリッター当たりの消費量と、距離が出ております。
1800ccの車でリッター29キロに近い。それに上のガソリンの量を見ていただくと、220キロ近く走ってまだ満タン近い量しか使っていないのが分かりますよね。
まだ満タンにしてからガソリンを使い切るまでって運転はしたことがないのですが、おそらく1400から1500キロくらいは行きそうです。
大昔、初代のカローラで東京を出るときに満タンにして実家の長崎まで無補給で走ったことがありますが、同じことができそうです。
たしかに、今の生活ではそれほど距離を延ばすことはないので、燃費が良くなることはそれほどメリットではないのですけど、普段の狭い田舎道の運転で、買い物に使うくらいの使い方で、これだけ伸びると優秀ですね。
これを見ていると、PHVだったらガソリンを入れることはなくなっちゃうかも、次回はそれを試してみたいなんて思ったりして。
いや、それよか、リーフみたいな電気自動車でしょうなんて、、、、
まあ、この車を買い替えるほどまでは、こちらが生きていないでしょうけど。