
今朝5時半ごろ、なんだか妙な胸騒ぎがして目が覚めました。
見ると、チビ太が寝室のドアのカーテンの前でフリーズしています。
寝室のドアはチビ太のために常に開けてあり、暖気を逃さないようにカーテンをつけているのです。
普通なら、チビ太は頭でカーテンを押して行き来しているんですけど、今日はそれが分からないみたい。
カーテンを開けてあげると、しばらくしてノロノロと動き出しリビングに入っていきましたが、目はうつろ。
動きもぎごちない。そしてリビングをあちこち徘徊して回っています。
ベランダの窓のところでまた止まりましたので、窓を開けてあげましたら、外へ出ました。
外でおしっこでもするかなと見ていますと、やはりのろのろとグルグル回っているだけ。
チビ太の認知症もだんだんとひどくなってきているんですね~
自分もそうだから、呆けが呆けを介護する。
老々介護ではなくって、呆け呆け介護。
まあ、こちらも思い当たることがあるから、彼の気持ちを想像できる部分があるけど、、、
3時間くらい経って、やっと少し落ち着いてきたみたい。リビングで横になっております。
目にも少し生気が戻ってきたみたい。
こっちはいつもよりも早く起こされて、3時間近くもぼけ老人のあとをおろおろとストーキングさせられて、、、
体がもたないよ~
若いころは動物を飼うなら、死ぬまで面倒見るのが当たり前なんてこと、普通に言えたけど、
どうせならこっちが動けなくなったり、完全に呆ける前に、あっちにいって私の席をとっててほしいなぁって切に思ったりして。
最後の一文、とても胸に残ります。
お別れなんてしたくないけど、
もし自分が先に旅立った場合、チビ太くんはどうなるのかと思うと、いたたまれなくなりますよね。
それならまだ自分が元気なうちに、見届ける立場でありたいって思うのは当然のことではないでしょうか。
ところでチビ太くん、何歳なんですか?
大型の洋犬と違って、柴犬の場合、人間の80歳オーバーというところです。
今はほとんど普通に戻っていますけど、、、なんかあったら、私が施設に入れられてもチビ太は一緒に来れないし、
ときどきこのブログにも冗談めかして書いておりますけど、発作で死んだりしたときには、チビ太この家から出られませんから餓死するしかないのですよね。
チビ太がこのうちに来た時には持病を抱えるなんて思ってもおりませんでしたし、持病を乗り越えられたのもチビ太との散歩のおかげだと思っておりますけど、、治らないものなので、何かの後のことがすごく心配です。