夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

台風10号

2020年09月07日 09時33分06秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本

発生以来、あれほど大騒ぎをした台風10号は今のところ大きな被害を与えないで過ぎ去って行っているようです。

毎回、このような自然災害が起こる、あるいは起こりそうな状況にあったときに、あとあと考えさせられるのは、予報の不正確さ。

確かに、過小に評価して被害を大きくするよりも、備えが無駄になっても被害がない方がいいというのは理解できるし、賛同しますが、、、

こうも毎回、狼が出るぞうって、空騒ぎをしてばかりじゃ、もう少し正確な情報であって欲しいって思うのも無理ないかな~って。

 

確かに台風の勢力も、コースも大被害を想像させるものだったのでしょうけど、猫で終わった理由というのをもっと真剣に考えて欲しい。

責任を問うってことじゃなくって、これだけの台風がなぜこの程度で済んだのかですよね。

まさか、異例に早く注意を喚起したからなんて理由にしないで欲しいのだけど。

 

それに、異例に早く注意を喚起されていた自治体の多くが、新型コロナの対策との兼ね合いで、避難所などが追い付かなくなっていたのも、個々の自治体の問題も含めて、より大きなシステムとして、再度検証して欲しいと、、、、なんて、今回だけじゃなくって、今までも大型の台風や、災害が起こるといつも同じようなことを思わされるんですけどね~

 

それに、某国営放送の映像。毎回のことだけど、局の庁舎から安全を確保してお送りしていますとか、安全を確認したホテルからお送りしていますとか、、、

風で揺れる木の葉っぱとか、望遠で抑えた遠くの海面の波頭、道路に打ち付ける雨脚、、、、そんなもんばかりしか送ってこない。

だれも一度もほんとうにその状況、被害を目に映せるような現場には行っていないのですよね。そんな映像は視聴者の投稿で済ませちゃっている。

彼らってほんとうにメディアなのかな??? その自覚を持っているのかな??? 私たちは、そんなものにお金を払う義務があるのかな???っていつも疑問に感じてしまう。

大昔に大きな災害があった直後に同じようなことをこの局のチーフプロデューサーなる人に言ったら、下を向いて、小さな声で「二次災害を起こしたり、防災の邪魔になったら悪いから」って言ってたけど、民放のチームでそんなトラブルを起こしたってことは聞いてないし、それを大義名分にしてここでは局内ではそこまでで終わりにしよう、事故った時に上が責任取らされるの方がもっと問題ってのが共通の認識としてあるんだなって感じしか受けなかった。

民放の方がもっと身近な映像やデータを送っていることがほとんどなんですよね。(もっとも、葉っぱの見過ぎで、山を見てないことも多々あるけど)

台風だけでも、毎年何回も起こることなのに、状態が遅々として改善しないっていうか、むしろ悪くなってきているような感じを受けるのが不思議で仕方ない。

戦争になっても、この局は防空壕の中から一歩も出ないで、大本営発表だけを読み上げているんでしょうね~

 

 

まあ、世の中こともなく、善哉、善哉。

 

 

 

 

 

 

 

 



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