夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

雲まよふ夕べに秋をこめながら

2009年08月16日 21時47分27秒 |  気になる詩、言葉


雲まよふ夕べに秋をこめながら      
    風もほに出でぬ荻のうえかな
         前大僧正慈円
         新古今集 278 

雲が乱れ行く夕べ 秋を感じさせながらも
風はまだ穂も出していない萩の上を吹いている

源氏物語の野分の
風騒ぎ村雲まがふ夕べにも忘るる間なく忘られぬ君
の元詩ですね。

この前の日記でも書きましたけど、日中は真夏の一日なのに、夕暮れになるとこちら、いすみ市では風が涼しく、秋の感じを寄せてきます。
夕暮れの色もそこはかとなく、もう秋。
皆さんは秋には何を感じられるでしょうか。

実りの喜び?
夏の終わりの悲しみ?
来るべき冬の予兆?
それともロマンティックな夜?

           


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4 コメント

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 (芝桜)
2009-08-17 08:27:08
来たるべき実りの秋。お米、梨、柿、栗…。天高く人皆肥ゆる秋。
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やはりね~ (赤い風車)
2009-08-17 08:31:58
冬眠していたときのDNA情報が残っているのだそうですよ。
だから、冬は食べなくってもいいはずなのですけど、そうすればバランスが取れる。
でも、冬は冬で美味しいものが採れますしね、、、
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もちろん (さち)
2009-08-17 09:17:21
もちろん実りの喜びです

新米、柿、栗、林檎、、、みーんな楽しみですね。

夏が無ければ収穫の喜びもないから我慢しますけれど、苦手な夏が通り過ぎるのはうれしいです
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あぁ~ぁ (赤い風車)
2009-08-17 09:34:44
そして、皆さんはメタボ街道まっしぐら、、、
ご愁傷様です。
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