
いすみ市は梨の産地。岬梨ってブランドがあるんです。
昨日このあたりの梨農家にお邪魔して、梨を買ってまいりました。
お目当ては秋麗。数年前から、この農家で秀麗を売っている事を知っておりましたので、試食してみたかったのですけど、毎年タイミングがずれてしまってまだ食べたことがありませんでした。
知人にはこの梨の評判を伝えましたが、私から聞いた知人達はすでに試食済み。
「美味しかった」って聞くたびに、言いだしっぺの私がまだ食べたことがないのはどうしたんだろうって、残念に思っておりました。
前回、幸水を買うために、この農家を訪れたときに、今年は秋麗はお盆過ぎくらいだろうと聞いておりましたので、昨日行ったわけです。
「秋麗ありますか」って聞くと、おばちゃん、だいぶ間を持たせて
「ありますよ」って答え。この間はなんだろうって思いましたが、でもその理由が分かりました。
私が買ったのが、今年の初採りだったんです。
おばちゃん、売り物になるくらいに完熟しているかなって考えたんですね。
以前幸水を買った時にも、今年は生育が遅れているって聞いていましがた、だいぶ遅いみたいですね。
「ちょっと待ってね」っておばちゃん梨畑に入っていきました。
そして採れ採れの秋麗を持って、戻ってきました。
やっと、入手いたしました。
そして、おばちゃんが、これも試食してみてよってくれたのが「なつしずく」これは、まだ試食したことがありません。
幸水と同じころに出るみたいで、ですから、もう終わりの時期ですね。

トップの写真も、これもそうですけど、一番右端が「なつしずく」です。
この農家はいろんな種類を少しづつ植えているようで、梨の産地の岬でも、他にはないような梨が手に入ります。
おばちゃんのお勧めは「王秋」 一番最後に出てくる梨で、「11月ごろかな~」って言われているのですけど、これもまだ試食していない。
岬、いすみ市一帯は果物がたくさん取れます。苺に始まり、柿や、栗、葡萄や、りんごまで。梨も8月に始まって11月まで、本音を言うと、11月ごろには梨はもういいよって感じになっている。贅沢な町です。
はやる気持ちを抑えて、梨はすぐに新聞紙に包んで冷蔵庫へ。
今朝の朝食のデザートでした。
(贅沢なものを食べられるのだから、それ相応の手間をかけてあげましょう。梨だって、お肌が乾燥するのは嫌なんですからね)
秋麗のお味は、、、
幸水に似た甘さだけど甘み自体はけっこうあって、その甘さもくどくなく、もう少し上品かな。
幸水と20世紀との間くらいの歯ごたえ。
と、言っても、東京あたりで食べる幸水はかなり柔らかいし、甘さも変に甘すぎ。こちらの木から口への幸水は、もう少し歯ごたえがあって、甘さも上品。
流通がどんなによくなっても、やはり木から口の味には及びません。
ところで、外見ですけど、つるつるとした林檎のような肌をしています。
これだけちょっと見せられれば、りんごかと思うかも。
右のなつしずくは梨特有のぶつぶつがありますよね。
採れ採れの梨。おばちゃんは完熟したものを一つ入れてくれましたけど、それよりちょっとだけ前の方が私は好きですね。
やはり、果物は、新鮮さが命ですね。
(おっと、ここで、「果物も」って書こうとしていました。危ない、危ない。君子危うきに近寄らずですよね、、、、)
長野の知人のお宅で、もぎとったばかりの林檎を食べさせていただいて、林檎ってこんに美味しいものだったのかって、九州の生まれ育ちの私としては初めて知りました。そのお宅の庭の隅にある紅玉でジャムを作って食べたこと、その美味しさは未だに忘れられません。
和菓子が大好きです。
和菓子も季節感を大切にします。
色、形、食感、、、、その季節に合わせたものが出てきます。
美味しいものに、ちょうどいいタイミングでであったときは、とても幸せに思えます。
でも、これも人工のもの、技術の賜物ですね。
それよりも、その季節を肌で味わいながら、その自然の、季節の恵みを口にできる。
ほんらい、なんてことはない生活なのでしょうけど、それが人工のものに囲まれて生きてきた私にはほんとうの贅沢に思えます。
(もっとも、今、栽培され、売られているものって、ほとんどが人工的に作られた品種、それにたくさんの手間をかけて出来上がっているのですから、完全に自然なものって言うわけではないのですけど、その辺は、まあまあお平らに)
ふん、田舎には文化がない?
魚だって、野菜だって、今朝取れたものを口にできる。
都会にどんなに文化や技術があっても、その贅沢にはかなわないでしょう。
こんど、e-mailに添付して送ります。
梨農家に手伝いに行っている友達が教えてくれたのですが、幸水の甘さになれているせいか、ちょっとものたりなかったです。
さっぱりとした甘さ(甘さが足りない)がいいという人もいて、結構評判いいのよ、、、と言われたのですが。
幸水の前に出る梨らしいのですが、岬で見かけたら一つ食べて見てください、、、。
いろいろの種類があるようですが、こちらで聞いた梨はあまり出回っていないようですね。
でも自分の好みにあえばこだわりません。
なんて、、、あまり面白くないお返事でしたかな。
お久しぶりです!同じく岬に住んでいるあッこです。
私は今、岬から通いで、横芝光町の梨屋さんで収穫と販売のお仕事をしています。
梨は赤い風車さんのいうように、今年は春の終わりの天候不順がひびき、採れはじめは小粒が多かったのですが、今、幸水はピークをむかえ大きくなり、さらに味も充分にのってきました。
岬の梨も美味しいですが、横芝光町の梨もとってもおすすめです♪
「夏しずく」は早生のためもう終わりですが、「かおり」という大玉の香りのある梨(2~3キロ近くになるものもあります!)、私の大好きな「豊水」はこれからです。
よろしければ配達させていただきますので、ぜひお試しください★
久しぶりにコメントしたのになんだか営業みたいでごめんなさい
残暑厳しいですが、岬の夜はずいぶん秋めいてきたと感じます。
夏しづく。幸水の出始めに出る種類ですね。
いくらサービスだからって終わったものを出しちゃいけなかったって、母さんには文句を言ったんですよって恐縮していました。
でも、甘みは強くて、そんなに悪くはなかったですけどね。ただ、甘みそのものが、私はあっさり系が好きなので、、、
秋麗くらいのほうが私好みかな。
豊水、、、今日、今年初めての玉ですというのをいただいてきました。ちょっと小ぶりの玉です。まだ試食はしていません。
横芝っていうと、ずいぶんと北ですね。通われているのかな。大変ですね。
梨はまだまだ収穫が続きますよね。
元気でがんばってください。