狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

橋本朝貢使節団 皇帝に拝謁

2006-03-31 16:33:41 | 県知事選
かつて琉球王国は国王が変わるたびに中国皇帝に朝貢使節を送っていた。

そして琉球国王として認めてもらうための国王印と王冠を拝受した。

それにより中国皇帝の柵封という権威を手にしたのだ。

当時の琉球王国と中国帝国との力関係からいったら止むを得ない行為だった。

小国琉球が生き延びるための知恵であったのだろう。

ところが中国と日本の柵封・朝貢関係は今も生きていた。

中国皇帝・胡錦濤は日本の首相との面会を拒絶し続けている。

これ以上皇帝の機嫌を損なってはいけない。

30日橋本竜太郎を団長とする「朝貢使節団」が北京を訪問した。

今日(31日)、胡錦濤皇帝は北京市内の人民大会堂で拝謁の栄誉を賜るという。

今頃は三跪九叩頭の礼でもして、誰が次期首相に適任か「ポスト小泉」の「重要講話」を拝聴するため宮廷に雁首を揃えているのだろう。

胡主席が日本の政治家と会談するのは、昨年5月の自民党の武部勤、公明党の冬柴鉄三両幹事長との会談以来となる。

橋本は首相時代中国の「女スパイ」との「親密交際」で世間を騒がした経緯がある。

中国に急所を握られ二進も三進もいかない。

皇帝のご機嫌を伺っている間に留守宅の日本で封印したはずの旧悪に火がついた。

「1億円ヤミ献金事件」で村岡兼造元官房長官に無罪判決が出たのだ。

事実上の犯人は橋本と野中の媚中コンビに嫌疑が燻りだした。

そもそも1億円の小切手を受け取っていながら記憶に無いとは面妖な。

1億円小切手は橋本に手渡され、それを脇から青木と野中が確認したと言われている。

この3人ともは「記憶にない」ですんでしまった。

場所はとある料亭の一室。

その席にはいなかった村岡が1億円の処理をめぐって法違反に問われた。

そして小切手の授受の現場にいた3人がまったく罪を問われていないのだ。

当初から橋本と野中の村岡への対応には疑念があった。

こうなったら仕方が無い。

いっそ媚中派の二人で仲良く手をつないで中国永住する事を進言する。


         ◇         ◇         ◇



◆日本経済新聞 2006年3月31日

橋本元首相、胡主席と31日会談・訪中団北京入り

 【北京=森本学】日本国際貿易促進協会会長の橋本龍太郎元首相を団長とする日中友好7団体の訪中団が30日、北京に到着した。31日に胡錦濤国家主席と同市内の人民大会堂で会談する。胡主席が日本の政治家と会談するのは、昨年5月の自民党の武部勤、公明党の冬柴鉄三両幹事長との会談以来となる。

 中日友好協会の招きによるもので、小泉純一郎首相が昨年10月に靖国神社を参拝した以降では初の本格的な訪問団となる。胡主席は橋本氏や超党派の日中友好議員連盟会長を務める高村正彦元外相らとの会談で、対日関係に関する「重要講話」を示す見通しだ。「ポスト小泉」もにらみ、中国の最高指導者が冷え込む日中関係について、どのようなメッセージを示すかが焦点となる。 (07:02)

◆村岡元長官に無罪判決 1億円ヤミ献金事件
2006年03月30日23時17分


無罪判決を受け、記者会見する村岡兼造元官房長官=30日、東京・霞が関の司法記者クラブで

 自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円ヤミ献金事件で政治資金規正法違反の罪に問われた同会元会長代理で、元官房長官の村岡兼造被告(74)に対し、東京地裁の川口政明裁判長は30日、無罪(求刑禁固1年)の判決を言い渡した。判決は、検察側が立証の最大の柱とした「元長官に裏金化を指示された」という滝川俊行・同会元会計責任者=有罪確定=の証言について、「到底信用できない」と判断。1億円が実質的に橋本元首相に対する個人献金だった可能性があるなどと指摘したうえ、裏金化の実行者だった滝川元会計責任者が橋本元首相や元宿仁・自民党事務局長に累が及ぶのを避けるため、あえてこうした証言をした可能性があると強調した。

 公判では、橋本元首相らが日本歯科医師連盟から受け取った1億円について、だれが裏金化を決めたのかが争われた。

 検察側は、滝川元会計責任者の「村岡元長官が派閥の幹部会で1億円には領収書を出さず、裏金化するようとりまとめた」という証言を柱に、元長官が裏金化を主導したと主張。元長官側は「幹部会でヤミ献金の話が出たことはなく、1億円については報道で初めて知った」と全面無罪を訴えていた。

 判決はまず、滝川元会計責任者の証言について(1)事件発覚前に証拠隠滅などをしているのに「逮捕前は1億円の献金を完全に忘れていた」と述べるなど不自然(2)幹部会での各議員の発言などについて供述に移り変わりがあり、思い込みや想像で供述したと自ら認めた部分もある(3)幹部会の開催時間は短かったと考えられ、領収書問題を話し合う時間があったか疑問がある――などと指摘。「不自然・不合理な内容が含まれ、記憶に基づくことなく証言している節がうかがえる」と述べた。

 幹部会で裏金化が決まったとされる経緯についても「(派閥会長だった)橋本元首相に相談や報告をすべきだという発言が出てもいいはずなのに、そういうこともなく会長代理の村岡元長官が最終決定を下したというのも不自然だ」と述べた。

 そのうえで、虚偽の可能性がある供述をしたと考えられる理由についても言及。「橋本元首相などに累が及ぶのを阻止して派閥への打撃を最小限に食い止め、献金実務を切り盛りしていた元宿事務局長に捜査の手が及んで自民党全体に事件が波及し、不透明な献金処理が明らかになるのを阻止するため」だと指摘。そのうえで「落選・引退した幹部の名前を挙げ、信憑性(しんぴょうせい)の高さをうかがわせる虚偽の供述をした可能性がある」とした。

 さらに「(領収書不発行が橋本元首相の意向だった場合は)元首相が同会の代表者であることを踏まえると、政治資金規正法違反の罪に問われる可能性は相当高いと考えられる」とし、「滝川元会計責任者は元首相に累が及び、平成研究会が大打撃を受ける事態だけは避けたいと考えるのが自然だ」と述べた。

 また、元宿事務局長が日歯連からの1億円献金や事後処理に深く関与した可能性は否定できないと述べたうえで、「元宿事務局長に捜査の手が及べば、窓口を務める(自民党の政治資金団体の)国民政治協会にまで問題が波及することは十分に予想でき、不透明な献金処理が白日のもとにさらされれば、党全体にとって回復し難いほどの打撃になることは明らかだ」と指摘した。滝川元会計責任者が元宿事務局長の関与を否定する証言態度をとっていることは、かえって元宿事務局長が深く関与した疑いを強めるものだと述べた。

    ◇

 〈キーワード:1億円ヤミ献金事件〉01年7月、旧橋本派の橋本龍太郎元首相、野中広務・元自民党幹事長、青木幹雄・同党参院議員会長の3人が、日本歯科医師連盟幹部との会食で1億円を小切手で受け取った。東京地検特捜部は、同派が幹部会で領収書を出さずに裏金化することを決めたと判断。政治資金規正法違反の罪で同派の元会計責任者を逮捕・起訴(有罪判決確定)、村岡元長官を在宅起訴した。幹部会に出席したとされる野中氏は「関与したが、積極的でなかった」として起訴猶予、橋本、青木両氏は嫌疑不十分で不起訴にした。



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民意もいろいろ、在日米軍再編

2006-03-31 08:22:05 | 未分類
♪ 人生いろいろ 男もいろいろ

女だっていろいろ 吹き乱れるの ♪

                 *

「こんな所で事故が起きない方が不思議だ。」

住宅密集地に隣接する普天間基地を上空から視察して、ラムズフェルド・米国防長官は思わず漏らした一言だ。 

03年11月に来沖した時の事だ。

あのラムズフェルドが普天間基地の危険性を保証したのだ。

在日米軍再編問題は、当面は普天間基地の移設が緊急課題だ。

昨日の琉球新報は外務省が29日に発表した「日中関係に関する意識調査」を報じた。

その中で、在日米軍再編に関連し、
昨年10月の中間報告については、「知らない」と答えた人が77.0%に上り、
「知っている」人は18・8%に留まっていることが判った。

無理も無い。 地元沖縄に居てもこの問題は判りにくい。

誰でも自国内に他国の軍事基地が存在する事に賛成するはずは無い。

それでは沖縄に基地が集中している事については、
「規模を縮小する」が54・9%。

更に一歩踏み込んで、
「国内の他の地域に移転する」となると11・8%と大きく後退する。

これも無理も無い。 人間の正直な本音の吐露だ。 いろいろな民意が交差する。

問題の普天間基地は宜野湾市の市街地に隣接している。

その宜野湾市議会の定例会が二十七日行われた。

そこで改めて普天間飛行場の危険性の除去を求める意見書を全会一致で可決した。

移設問題に対する考え方は会派ごとに異なる。 各派それぞれの民意を背負っている。

・・が、宜野湾の現状が放置されることへの危機感で一致した。 

ラムズフェルドも驚いたと言うから当然だろう。

肝心の当事者の一方である宜野湾市の意見は蚊帳の外だった。

議論が移設先の名護市に集中している日米協議に対する不満がにじみ出る。

意見書は「いつ何時、大惨事を引き起こすか予断を許さないまま、普天間の現状放置は許されない」と強調している。
 
「政府は宜野湾の実情を真摯に受け止めるべきだ」との文言も。

政府と名護市だけで協議が進むことに、宜野湾側の危機感がにじむ。

一方移設先の名護市に隣接する宜野座村も黙ってはいない。

宜野座村や村内各区の区長などでつくる宜野座村基地対策協議会は29日午後、宜野座村役場で会合を開いた。

そこで「住民の生命を守るためにも『沿岸案絶対阻止』の意気込みで訴えたい」と訴えた。

宜野座村議会は昨年11月7日、沿岸案反対の決議を全会一致で可決している。

東村長は「飛行ルートが村の上空を通る以上、われわれも周辺地域の住民であるということをアピールしたい」と述べた。

更に名護市に「自分の所だけよければ他の市はどうなってもいい考え」を止めるように伝えるとの事。

同じセリフを宜野湾市も言い始めるのでは。

その名護市への移設問題にも深く関わった岸本前名護市長の訃報が政府側と名護市の会談に水を差した。

それぞれの民意合戦も一時休戦だと言う。

合掌。


◆沖縄タイムス 2006年3月29日(水)

宜野湾市議会が危険除去可決/「普天間」放置に危機感

 「全所属機の住宅地上空での飛行停止をはじめとする手段を政府は講じるべきだ」―。宜野湾市議会(伊佐敏男議長)は二十七日の三月定例会最終本会議で、普天間飛行場の危険性の除去を求める意見書を全会一致で可決した。移設問題に対する考え方は会派ごとに異なるが、宜野湾の現状が放置されることへの危機感で一致。在日米軍再編が大詰めを迎える中、移設先の名護市に集中している日米協議に一石を投じた形だ。(中部支社・磯野直)
 意見書は「いつ何時、大惨事を引き起こすか予断を許さないまま、普天間の現状放置は許されない」と強調。早期返還と返還までの危険性の除去策を、最終報告に盛り込むよう要求している。

 「政府は宜野湾の実情を真摯に受け止めるべきだ」との文言も。政府と名護市だけで協議が進むことに、宜野湾側の危機感がにじむ。


一点集中


 自民党県連の流れをくむ野党会派の民政クラブは昨年十二月、県議会の「沿岸案移設反対決議」を踏襲した決議案に反対し、全会一致とならなかった。

 会派長の仲村春松氏は「われわれは移設先を問わない。前回は『沿岸案』という固有名詞が入ったため反対した」と説明。「国、県、名護のそれぞれの主張にどれがいいとは言わない。ただ、ヘリが住宅地上空を旋回しなければ、危険性の除去につながる」と話す。

 公明党の大城政利氏は「市民の生命、財産を守る立場から早急な対策は必要だ」と訴え。その上で、稲嶺恵一知事が主張する「沿岸案反対」を支持する姿勢を示した。

 一方、政治団体「そうぞう」幹事長の前川朝平氏(21世紀クラブ)は「F15戦闘機の一部訓練移転で飛行回数が減る嘉手納基地で、普天間のヘリを移設完了まで預かってもらうことが危険性除去への近道だ」と持論を展開する。

 このほか県外・国外移設を訴える与党を含め、市議会各会派の普天間問題への考え方はさまざまだ。そこで今回の意見書は、文中で県内移設や沿岸案の是非には触れず、「危険性の除去」の一点に集中した。


政治的圧力に


 「県内移設によらない普天間返還」を掲げ、普天間のグアムや米本国への移転を訴える伊波洋一市長は、全会一致した市議会の意見書を歓迎。「日米協議が大詰めを迎える今、市議会の意思表示は一定の政治的圧力になる」と評価する。

 与党結の会の桃原功氏は、飛行ルートが住宅地にかからないよう名護市と協議をしている政府の姿勢を問題視。「本当に『住宅地上空を極力飛ばさない』と約束できるなら、まずは今の宜野湾で実現してほしい」と、語気を強めた。


◆人生いろいろ


中村大三郎 作詞
浜口庫之助 作曲


死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ
バラもコスモスたちも 枯れておしまいと
髪を短くしたり 強く小指をかんだり
自分ばかりをせめて 泣いて過ごしたわ
ねえ おかしいでしょ若いころ
ねえ 滑稽でしょ若いころ
笑いばなしに 涙がいっぱい
涙の中に 若さがいっぱい


人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 吹き乱れるの


恋は突然くるわ 別れもそうね
そして心を乱し 神に祈るのよ
どんな大事な恋も 軽いあそびでも
一度なくしてわかる 胸のときめきよ
いま かがやくのよ 私たち
いま 飛び立つのよ 私たち
笑いばなしに 希望がいっぱい
希望の中に 若さがいっぱい
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