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12月も半ばになって教科書問題も愈々大詰めを迎えた。
教科書執筆者の「記述訂正申請」を受けて、文科省の「指針」があるとか無いとか騒いだようだが、
後は文科省の決断(20日前後?)を待つだけとなった。
新聞報道もよっぽどネタに困ったのか、
「沖縄平和ネットワーク」http://okinawaheiwa.net/という左翼団体が文科省の「指針」に抗議の文書を「郵送した」というだけでも記事になるようだ。(琉球新報 14日夕刊)
9月29日の「11万人」集会以来民主、社民、共産各党が沖縄の左翼勢力を支持して国会に働きかけてきたが、
自民党と連立の公明党の動きはどうだったか。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(2007年12月14日金曜日)で佐賀のTKさんが公明党に関して怒りのコメントを書いておられるので引用させていただきました。
以下引用
(前略)
※「『沖縄の痛みを受止め真実を子どもたちに伝えよう』・沖縄戦の教科書検定問題」
高校日本史の教科書検定で「沖縄戦のときに旧日本軍が住民に集団自決を強制した」という部分が削除された問題で、公明党の北側幹事長は2007年10月5日午前、那覇市内の沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談しました。
席上、北側幹事長は、「沖縄戦の史実、事実関係について、冷静かつ客観的に検証し、きちんと残していく作業をしていかなければならない」と述べました。
これに先立つ2日昼、公明党の太田昭宏代表は、政府・与党連絡会議で、「旧日本軍の関与は否定できるものではない事実だ」との認識を示した上で、「後世に(沖縄戦の)歴史を残す意味からいっても、冷静かつ客観的な調査・研究が必要ではないか」と述べ、新たな研究機関の設置などの検討を提案しました。
さらに、太田代表は「沖縄の皆様の痛み、心に重きを置いて、善処してもらいたい」と要請しました。
教科書検定問題については、他党にさきがけて党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)が同4月10日、記述に削除は極めて残念なことだとして伊吹文明文科相(当時)あてに申し入れを実施。その際、白保氏は「住民が日本軍の配った手榴弾で命を絶ったという多くの事実がある」と、軍主導の集団自決はまぎれもない事実であると指摘。教科書検定委員と沖縄県民による沖縄戦の共同機関の設置や、教科書検定委員が沖縄戦の犠牲者の証言を直接聞く機会を設けることを求めています。
※ 『生命の尊厳を叫びぬくことが私たちの責務。』
日本軍の関与なくして「集団自決」がありえなかった事は、覆い隠す事のできない真実です。この沖縄戦の実相に目を閉ざすことなく、生命の尊厳を叫び抜くことが私たちの責務です。教科書の改ざん問題を受け、公明党は他党に先駆けて、文部科学省に対し記述の回復と県民参加の沖縄戦研究機関の創設を訴えました。
教科書問題は政治的イデオロギ-を超えた問題であり、その背景には、沖縄と本土との歴史認識の落差があるのです。(公明党沖縄県本部代表 糸洲朝則。)
いや、実に驚きました。
この政党、日本国を崩壊させ、会長様を中華属国の「国王」に据えるのが終極の目的であるため、党員の破壊工作策動は絶対な使命、として理解できますが、何故にこの様な「壊国党」組織と、「国体護持」の自民党が手を組むのか、と憤っています。
自民党の地方議員が陳情演説をしながら公明党を盛上げていた様には、自民党の終焉か、とさえ感じました。
「中国訪問団の段取りをつけたのは公明党なのに、TVに映っているのは福田総理だけで、側にいた党幹部の者は誰も映っていない、マスコミは怪しからん」等と、それとなく自慢していました。
「こんな売国奴的政党は何とかならんものか」と歯ぎしりをするものの、保守政党の責務は国家・国民を守り富ませる事にある筈なのに、政権政党の自民党が国民感情から離反した政治を行っているようでは、宗教政党を頼るのも致し方のない事かもしれませんですね。トンネルの先にある悪魔の本性を知らない者達にとっては。
「選挙区は自民党へ、比例区は公明党へ投票して下さい」と保守としての節操を欠いた小泉政権下での街頭演説を聞いて、戒めの離反をした者達が多かったと云うのに、今尚「困った時の神頼み」ならぬ「困った時の仏頼み」で「壊国者」を内包温存していては益々自民党離れが多くなるのではないかと危惧しています。
それにしても保守の目覚めは何時来るのでしょうか。
昭和天皇は、「戦後復興には300年掛かる」とその深慮を吐露されたそうですが、だとすると「日本国」の質はまだまだ下降線を辿るということでしょうか。
「美しい国『日本』」が腐敗し乱れ行く現状を見れば、陛下が御案じになられた世情に成って来ている事に驚かされます。
何としても歯止めを掛けなくては、と“ごまめ”もそれなりに頑張っています。
(TK生、佐賀)
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