よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします
【カウアイ島(米ハワイ州)=勝股秀通】海上自衛隊のイージス艦「こんごう」は17日正午過ぎ(日本時間18日早朝)、米ハワイ沖の太平洋上で、初の弾道ミサイル迎撃実射訓練を行った。
こんごうから発射された迎撃ミサイル「SM3」は、目標となる模擬弾道ミサイルを大気圏外で直撃、破壊することに成功した。今回、実射訓練が成功したことで、日本は、ノドンやテポドン1などわが国を標的とする北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対抗し得る手段を手に入れたことになる。
現地時間17日午後0時5分、カウアイ島の米海軍太平洋ミサイル射場から、1発の模擬弾道ミサイルが発射された。同島北部海域で待機していた「こんごう」は、発射と同時に、模擬弾の探知、追尾を開始。発射から約4分後、迎撃ミサイル「SM3」(ブロック1A型)を発射し、その約3分後、高度100キロ以上の宇宙空間で模疑弾の弾頭に命中、破壊した。
過去、SM3による迎撃実験は、米軍が13回実施し11回成功しているが、海自が実験するのは初めて。今回は、北朝鮮が保有する中距離弾道ミサイル・ノドン(射程約1300キロ)を想定、模擬弾も、発射後にミサイルの推進部分と弾頭部分が分離する「ノドン型」と呼ばれるもの。分離しない「スカッド型」と呼ばれる模擬弾に比べ、飛行速度(マッハ10前後)が速く、迎撃の難易度は高い。実験の成功によって、イージス艦による迎撃の信頼性の高さが証明された。
カウアイ島にある米海軍の射場には江渡聡徳防衛副大臣も駆けつけ、射場内に設けられたモニター画面で、「こんごう」の前部甲板から迎撃ミサイルが発射される映像などを見入った。模擬弾が発射されてから迎撃が成功するまでわずか7分。SM3が模擬弾に接近していく様子が赤外線カメラでとらえられ、命中したことが確認されると、緊迫した会場内では、拍手と歓声がわき起こったという。
江渡副大臣は「発射実験の成功は、緊密な日米防衛協力の象徴」と話し、同席した米国防総省ミサイル防衛局のヘンリー・オベリング局長は「日米の強力な同盟関係が確認できた。日本には同盟国の中で、ミサイル防衛を先導する役割を担ってもらいたい」と実験の意義を強調した。
日本は、1998年8月、北朝鮮が日本列島越しに弾道ミサイル・テポドン1を発射したことを境に、米国と共同してミサイル防衛(MD)システムの早期配備を急いできた。
(2007年12月18日13時10分 読売新聞)
賛成派も反対派も何故か反応が鈍い。
だが、当日記はとりあえず初の弾道ミサイル迎撃成功に、
こんなこともあった。⇒核ミサイルはОKだがパトリオットは反対!市民団体座り込み
で、今回のミサイル迎撃成功にいちゃもんをつけるののは大体次の点だろう。
①米国を狙ったミサイルの迎撃の場合集団自衛権の議論が以前として灰色である。
他の議論なら腰を入れて灰色がクリアされるまで議論すれば問いが、事は国の安全の問題だ。
灰色なら白、つまり自国に有利に判断するのが世界の常識だ。
②効果の割りにはコストがかかりすぎる。
国の安全、つまり国民の生命を守るのにコストが高いもクソもないだろう。
コストを安くしようと思えば究極の低コスト防衛策は「先制攻撃」がもっとも効果的だろう。
一時議論が沸騰したようにミサイル発射台が発射体勢に入ったら、ミサイル発射前にミサイル基地を先制攻撃すればコストは格段に安くつく。 これを「予防攻撃」と呼ぶ。
だが、日本の現状では、その実現する可能性は極めて低い。
お隣の韓国では日本がうらやましくてしょうがないが金が出せないのと、
サヨク大統領政権が続いたため中国さまのご機嫌が気にかかるから出来ないと白状している。↓
北朝鮮と接する韓国は、北朝鮮のミサイル攻撃を受ける可能性が日本よりも高いが、いまだにミサイル迎撃手段は皆無といっていい状態だ。唯一の手段といえるのが在韓米軍基地に配備されているパトリオットPAC2・3ミサイル64基だが、韓国が自主的に保有しているものではない。その上、韓国は金大中(キム・デジュン)政権以降、政治的・経済的な理由から米国のMDシステムには参加しないことを決めている。中国の反発に対する懸念、反米を主張する一部市民団体の反対、巨額の開発コストなどを考慮した結果だ。(朝鮮日報)
◇
◆お知らせ
-認めてはならない検定再審-
沖縄戦集団自決教科書記述・訂正に反対する!
<『語る』運動から『行動する』運動へ>
日時:平成19年12月20日(木)、午前11時集合、街宣開始11時半
場所:文部科学省前(千代田区丸の内2丁目5、JR東京駅丸の内南口)
※各自プラカードを持参してください。
主催:新しい歴史教科書をつくる会
主権回復を目指す会
●教科書検定制度を守れ!第4弾
沖縄戦「集団自決」異例の再検定 文科省の責任を重ねて問う緊急集会
日時:十二月二十日(木曜)午後一時~二時
会場:衆議院第二議員会館 第一会議室
主催者:教科書検定への政治介入に反対する会(小田村四郎代表)
千代田区平河町二丁目一六の五の三〇二
高池法律事務所気付
登壇者:小田村四郎、中村粲、藤岡信勝ほか
よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします