昨日に続いて本文が消失です。
17時55分頃には本文記事の存在を確認しているのですが、某ブログにTBを張った瞬間、消失しました。
少なくともコメント下さった松五郎さんは本文を読んでいます。
意味不明ですが意気消沈、がっくりです。
二度あることは三度あると言うので次回は保存してからエントリします。
◇
【追記】18:35
校正前の下書きが残っていましたので再エントリします。
◇
臭いものは元から絶たなきゃ駄目!
臭いものを芳香剤等で誤魔化しても消臭の根本解決にはならない。
いやむしろ臭いが混ざって以前より不快なにおいを放つ場合だってある。
どんな難問でも、キチンと正面から向き合って真剣に対処しないと後にに必ず禍根を残すことになる。
臭いものに蓋をしては駄目!
*
今回の教科書騒動に対する文科省の決定は、臭いものに蓋はしないまでも、
芳香剤を振りかけて臭いを誤魔化したという結果に終わった。
テレビなどでよく映される裁判の判決の場面などで、
勝訴した側は「前面勝訴」と書いた紙を掲げ歓喜の声をあげ、
敗訴した側は「不当判決」という紙を掲げ怒りの拳を突き上げる。
今回の文科省の決定を判決に例えるなら、当初は両陣営とも「不当判決」と怒りの拳を突き上げた場面だろう。
ところが実際は両陣営にも賛否両面に評価が分かれていた。
「強制なし派」(注1)の藤岡拓大教授は今回の決定を「反軍イデオロギー」を全面的に認めた愚かな決定と全否定している。
反軍イデオロギー」全面容認の愚、「パンドラの箱」開けた文科省 拓殖大学教授 藤岡信勝 (世界日報)
こんな記事もあった。
自民党歴史教育議連、教科書“再検定”を批判
その一方同じ「強制なし」派で「免罪訴訟裁判」の徳永弁護士は次のように今回の決定を評価している。
<今回の検定に関するわたしの評価ですが、すでに述べたように、本当によかったと考えています。検定審議会の委員の方々は、理不尽な政治的圧力に屈することなく、その職務をよく尽くされたと評価しています。
まず、「隊長命令」はもとより「軍の命令」も「軍の強制」までも否定し、全教科書から「軍命」も「軍強制」が削除されたことは、本当によろこばしいことです。>(草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN)
「軍命」も「軍強制」も教科書から消えたのなら、責任が,大江被告が言うように、タテの構造に有ろうとも、現場の戦隊長の責任では無いことになる。
個人の名誉毀損を争う裁判の原告代理人であれば、裁判自体を考えれば、この決定を評価して当然だろう。
注1)当初、軍の命令の有無が争われていたが「軍命」を証明する客観的証拠が無い現在、「軍命あり派」は「軍命」から「軍強制」に摩り替えて議論されているので、以後等日記では「軍命あり派」、「軍命なし派」をそれぞれ「強制あり派」、「強制なし派」と」表記する。
「強制あり派」の評価も大きく分かれた。
「強制」認めよと抗議集会 検定審に評価割れる沖縄 (12月27日 22:07)
「9.29県民大会」 の仲里実行委員長は、当初「不満は残るが記述はほぼ回復され、検定意見は事実上撤回されたと理解する」と一定評価を表明していた。
この仲里委員長は沖縄県議会議長の要職にあり、衝撃的な「毒おにぎり」証言と、政府要人への数多くの抗議会見等でマスコミには顔と名前を十分に売り込んだと思ったのか、当初「実行委員会」の解散を示唆していた。
ところが「実行委員会」は役員に「女子供」関連の団体会長を立てて、その本来持つ政治臭を薄める作戦を立てた。
玉寄哲永副委員長は「沖縄子ども連」の会長だし、
役員の中山きく女史は元女子学徒隊でつくる「青春を語る会」の会長で、どちらもご高齢の様子。
「実行委員会」が解散したのではやることが無くなってしまう。
彼らの反対や平和団体や教職員組合の反対表明により、結局はこんなことになってしまった。⇒ 「軍が強制」認めず/関与記述復活
仲里議長も逃げられなくなったようだ。
こうなったら仲里議長も、毒おにぎりを食らわば、・・・じゃない、毒を食らわば皿までの心境なのだろう。
いずれにせよ今回の文科省決定は、いくら検定意見が付いても大声で騒ぎ立てれば教科書は書き換えられるという悪しき前例を作ってしまった。
それに自信をつけた「強制あり派」年明け早々上京して抗議行動するという。⇒ 証言否定「容認できない」 実行委、年明けに上京へ
だったら、「強制なし派」も負けずに大声を出して欲しい。
「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長は、かつてこんなことを言っていた。
<・・・「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長は、教科書検定が撤回された場合、「文科相を相手取って訴訟を起こす」ことを明らかにした。>(世界日報 12月14日)
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