狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

不審船は粉にして海に沈めるべし!尖閣諸島問題

2009-02-28 09:56:58 | 県知事選

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国、民間を問わず、常に相手の伴う交渉ごとには、押したり引いたりの駆け引きも必要だし、場合によっては妥協することもありうる。

だが、こと問題が自国の領土に関する限り、相手に付込まれるような妥協は一切禁物である。

ましてや一国の首相が「相手の嫌がることはやらない」といった腰の砕けた発言をするようでは、最初から相手に領土を献上する態度とみなされても仕方がない。

尖閣問題で麻生首相と中国が火花を散らしているが、尖閣に関する麻生首相の主張はマスコミが喧伝するブレは微塵も無い。

だが、国民性のせいか中国側の盗人猛々しいほどの激しい主張に対して、日本側の主張はあまりにも日本的で、紳士的過ぎる。

「絶対に受け入れられぬ」中国、尖閣発言を強く非難
2009.2.28 00:09
 中国外務省の馬朝旭報道局長は27日、中曽根弘文外相が尖閣諸島(中国名・釣魚島)は日米安保条約の対象と指摘したことについて「釣魚島を条約の適用範囲とするようないかなる言行も、中国国民は絶対に受け入れられない」と、強く非難する談話を発表した。

 馬氏は「日米双方がこの問題は非常に敏感であることを認識し、言行を慎み、地域の安定や中日、中米関係の大局を損なうことをしないよう希望する」と指摘。

 さらに「釣魚島は中国固有の領土で、中国は争いのない主権を有している」として、日本側に厳正な交渉を申し入れたことも明らかにした。(共同)

                  ◇

尖閣問題はこれまでにも再三お互いの主張がぶつかったことがあるが、その度に日本側の主張は「固有の領土」と一貫しているがその表現が相手に対する配慮から「遺憾に思う」といった曖昧発言に終始している。↓

麻生首相、尖閣領海侵犯に抗議=温氏反論「中国の領土」-互恵深化一致・首脳会談(12/13時事)
 麻生太郎首相は13日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館で中国の温家宝首相と約一時間会談した。麻生首相は、中国の海洋調査船2隻が尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の日本の領海を侵犯した問題について「非常に遺憾だ。日中関係に良い影響を与えない」と強く抗議した。
 これに対し、温首相は「釣魚島は古来中国固有の領土だ」と主張した上で、「話し合いを通じ適切に解決したい。良好な2国間関係に影響がないようにしたい」と表明。このため、麻生首相は「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、歴史的にも国際法上も疑いがない。再びこうした事態がないよう対処してほしい」と重ねて抗議するなど、領有権をめぐり両首脳が応酬する形となった。(略)

 関連記事:麻生首相:「尖閣は日米安全保障条約の対象」認識示す       

      

これまでは中国側が領海侵犯をしたときに、お互いに自国の領土を主張しあってきたが、中国側の強い主張に対して日本側は「遺憾に思う」でお茶を濁してきた。

ところ今回は事情が従来と大きく異なった。

今回の発端は、麻生・オバマ会談で日米同盟を強調した直後の国会で「尖閣諸島は日米安保の適用範囲内か」という質問に麻生首相が答える形として発生した。

「尖閣諸島は日本の固有の領土である」から日米安保が日本の国土全部に適用範囲が及ぶなら尖閣諸島も及ぶことは自明の理である。

麻生首相は「日米安保の範囲内」と当然の答弁をしたわけで、これにいちゃもんを付ける中国側に対しては、担当大臣である中曽根外相も当然の発言をしたに過ぎない。

 外相「尖閣は日本の施政権下」
 中曽根弘文外相は27日の閣議後の記者会見で、中国が領有権を主張している尖閣諸島に関する米国側の認識について「沖縄返還の時に尖閣諸島は日本の施政権下に入るということになっている」と述べた。尖閣諸島が第三国の侵攻を受けた場合は日米安全保障条約が適用され、米国による集団的自衛権の行使の対象になるとの認識を示したものだ。

 麻生太郎首相も26日の衆院予算委員会で「日本固有の領土である以上、尖閣諸島は日米安保条約の対象になる」と答弁している。(27日 22:01)

            ◇

>尖閣諸島が第三国の侵攻を受けた場合は日米安全保障条約が適用され、米国による集団的自衛権の行使の対象になるとの認識を示したものだ。

これまでと違い「日米同盟ー日米安保」が問題の発端だけだけに、外相としては成り行きとして上記のような従来より一歩踏み込んだ発言になるのは当たり前である。

上記記事では「第三国」とか「集団的自衛権の行使」とか一般論で述べているが、当面の問題としては、次のようにハッキリと言い変えるべきだろう。

尖閣諸島が中国の侵攻を受けた場合は日米安保が適用されるが、その前に自衛隊によって領空侵犯機は撃墜し、不審船は粉にして海に沈めるべし>と。

ちなみに上記「領空侵犯機は撃墜し・・・」のくだりは、田母神俊雄著の『田母神塾』の抜粋である。

筆者はまだ読んでいないが、読んだ方の感想によると、

同書の176頁にある「不審船は粉にして海に沈めるべし」の部分を次のように表現しておられる。

「電車の中で読んでいて思わず「粉??」と声をだして笑ってしまいました。周囲の人から振り向かれてしまいましたが・・・・。
ぜひ購入して読んでいただきたく連絡致しました。」と。

「不審船は撃沈すべき」とはこれまで西村眞吾議員がこれまで度々発言してこられたが、さすがは田母神前空幕長、撃沈に止まらず「粉にする」とは! 

筆者も思わずコーヒーを吹いてしまったが、冒頭に述べたように自国の領土を主張する場合は田母神氏の「粉にする」ぐらいの気概をもってことに当たらないと、相手の嫌がることを避けていたら尖閣諸島も竹島の二の舞になりかねない。

                   ◇

尖閣諸島の当事者である仲井真沖縄県知事は、知事新任当時「尖閣は沖縄県の行政管轄地域」だとして同地域の視察を発表した。ところがお決まりの中国からの横やりが入ると、たちまち腰砕けになり、「そのうち行きたい」といったまま未だに視察を実行していない。

産経新聞 2008.12.12 

尖閣諸島「石垣市の区域」 沖縄県知事 
 
 沖縄県の仲井真弘多知事は12日の定例記者会見で、周辺海域に調査船を派遣するなど中国が領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)について「番地からいっても歴史からいっても沖縄県石垣市の区域だ」と述べた。


「知事の尖閣諸島上空視察」に中国が待った!

あの時視察を強行しておれば、中国側も今回のような強気の発言もしなかっただろう。

そのとき「中国が尖閣領有を主張!」したのを。日本側が「遺憾に思う」でごまかして黙認する結果になってしまた。

麻生首相は櫻井よしこ女史の次の文言を心に刻んで、今後の尖閣問題に対処して欲しい。

 <中国の狙いは、尖閣諸島を中国領土として既成事実化することである。南シナ海の西沙、南沙諸島を力で奪い、実効支配している事実を振り返るまでもなく、今回の中国政府の主張は、尖閣諸島の実効支配のために、突然、中国軍が同島に上陸することも十分にあり得ることを示している。

 麻生首相以下、まさに日本にとっての正念場なのである。真に日中互恵を願うなら、中国は金輪際日本固有の領土領海を侵してはならない。日本は主権国家として、そのような可能性がわずかでもあれば、全力で、未然に防がなければならない。>
【櫻井よしこ 麻生首相に申す】中国にクギを刺せ

 

麻生総理!中国に言われっぱなしでこの問題を終息させてはいけない。

中国の主張は「絶対に受け入れられぬ」と強く反論しておくべきだし、さらに加えて

不審船は「粉にする」とは言わないまでも、

「撃沈する」くらいは発言すべきである。

いや、前言取り消しで、やはり自国の領土を主張する場合は田母神前空幕長の発言を借用し、次のように強く主張して世界の耳目に訴えておくべきである。

尖閣諸島が中国の侵攻を受けた場合は日米安保が適用されるが、その前に自衛隊によって領空侵犯機は撃墜し、不審船は粉にして海に沈めるべし

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