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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

琉球民族は哀れな先住民か

2010-02-05 00:34:46 | 未分類
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引越しのため過去記事の自動エントリです。
 
                 ◇

 琉球民族は哀れな先住民か

チベットへの「中国の同化政策」とアイヌへの「日本の同化政策」は、同じ問題であるとご高説を垂れる「売れない評論家」センセがいるらしいが、

昨年の国連勧告に従えば「アイヌ民族も琉球民族も先住民族と認定せよ」というわけだから、チベットの民族浄化と沖縄県人の他県人との結婚も「民族浄化」として同じ土俵で論じなければならないことになる。

バカバカしい。

昨年友人間のプライベートサイトでこの問題で交したメールを想い出したので以下に引用する。

沖縄タイムス 2008年11月01日

国連「琉球民族は先住民」/人権委認定

文化保護策を日本に勧告
 【東京】国連のB規約(市民的および政治的権利)人権委員会は三十日、日本政府に対して「アイヌ民族および琉球民族を国内立法下において先住民と公的に認め、文化遺産や伝統生活様式の保護促進を講ずること」と勧告する審査報告書を発表した。

 同委員会の対日審査は一九九八年以来、十年ぶりで、人種差別・マイノリティーの権利として「琉球民族」が明記されるのは初めて。 勧告では、「彼らの土地の権利を認めるべきだ。アイヌ民族・琉球民族の子どもたちが民族の言語、文化について習得できるよう十分な機会を与え、通常の教育課程の中にアイヌ、琉球・沖縄の文化に関する教育も導入すべきだ」と求めている。

 国内の人種差別問題などで同委員会の委員らに働き掛けてきた反差別国際運動日本委員会は「日本政府はこれを重く受け止めて、国際人権基準に合致した履行に努めることが求められる」と評価した。

 同勧告をめぐっては、沖縄市民情報センター(喜久里康子代表)なども同委員会に琉球・沖縄に関する報告書を提出していた。

                   ◇

◆<皆さんへ

11月1日のタイムス朝刊に、「琉球民族は先住民」の記事が載っている。

国連のB規約人権委員会が日本政府に勧告するものである。「日本政府は、国内立法下においてアイヌ民族および琉球民族を先住民と公的に認め、文化遺産や伝統生活様式の保護促進を講ずること。」と勧告している。先住民族に認定されたのは、琉球民族とアイヌ民族である。勧告では、さらに「彼らの土地の権利を認めるべきだ。アイヌ民族・琉球民族の子供たちが民族の言語、文化について習得できるよう十分な機会を与え、通常の教育課程の中にアイヌ、琉球・沖縄の文化に関する教育も導入すべきだ。」としている。詳細は、上記「琉球民族は先住民」を参照されたい。この勧告を如何受け止めるか、諸兄の意見を聞きたい。 N>

◆<Nさんへ
今朝のタイムスで同じ記事を読み、言い表せぬ感情定まらぬ状況に、今朝から不愉快状況にありました。
ヤンバルクイナ同様絶滅危惧種の扱いを、人間にまで当てはめろとだれが何のつもりで言い出したのか、「琉球民族は先住民」といわざるを得ない問題がなぜ出てきたのか?国連の勧告内容にも大きな違和感があり、どのような背景過程を得た勧告案なのか知る必要があると思っています。
Eさんのブログ記事の「南北の塔」の活動家の異常に膨張した結果なのかどうか、EさんとNさんの分析・解説をお願いします。
*自立すべき沖縄にはほど遠く保護下にと、へし曲げられた要求を国連(全世界の人々に)はどんな理由解釈で勧告するというのか?仮に勧告後の琉球の民は、何かにつけ、我々は先住民であると、ことある毎に言い続けようと言うのか?  T>


◆<T君へ
 
 「琉球民族を先住民族に認定せよ」って?
 
大きなお世話だほっといてくれ。 極東の島国のその又小さな島の沖縄の実情を、
 
国連ごときがどれだけ知っているというのだ。
 
沖縄なんぞに関わらなくとも、世界には人種差別や人権弾圧の国が他に山ほどあるではないのか。 
 
国連はそんなに暇なのか。
 
いやいや、そうではない。
反日沖縄左翼が、「沖縄vs日本」の敵愾心を煽る目的で、在日朝鮮人、左翼アイヌと連帯して沖縄を反日の基地にするために、琉球大学の中国人教授たちと結託して国連人権委員会に働きかけた結果である。
 
先住民とは北米インデアン、中南米インディオ、豪州アボリジニのように、先住民として認定し保護が必要な場合もあるだろう。

だが、沖縄人には微塵もその必要はない。
 
地球儀にも載らない小さな島の人種問題で、国連人権委員会が、わざわざ口出しするのには訳がある。

反日という共通項で連帯した沖縄左翼と沖縄右翼(独立論者)が、琉球大学に巣食う中国人工作員の林(リン)教授と結託し、
 
同じ目的の沖縄タイムスに「沖縄人の四人に一人は独立希望」というヨタ記事を載せて、「日本vs沖縄」という対立構造を煽った成果がこれなのだ。
 
その一環として在日朝鮮人やアイヌ人との連帯も人知れず行われており、宮古島は「第二の竹島」化の危機にある。
 
「朝鮮人慰安婦の恨之碑」を沖縄中に群立させるため、在日朝鮮人による土地買収も進んでいると聞く。
 
沖縄で、国連に「先住民認定」を働きかけたのは、市民団体を騙る極左グループで、「沖縄市民情報センター」の喜久里康子というまだ30代の女。
 
 
彼女によれば沖縄は日本に差別されており、被差別団体の「」や在日朝鮮人、左翼アイヌと連帯すべきだという。
 
国連や人権と聞いただけで思考停止して、無条件に賛同するバカモノが彼女らをその気にさせている。
 
大きなお世話とはこのことだ。
 
人々が国家を形成して行く過程で、侵略された先住民は国家への従属を強いられ、奴隷化や虐殺によって弱体化され、絶滅希少化された例も確かに多い。
 
先住民の中には、かつては国家を持ち、繁栄を極めていたところもあり、これを「琉球王国の繁栄」に重ねる向きもあるが。 これを沖縄に当てはめるのにはどだい無理な話。
 
「琉球処分」を日本の琉球への侵略と捉えて、それにより沖縄が差別されたと主張する根拠に左翼が持ち出す呪詛の言葉が「人類館」「方言札」「同化政策」「皇民化政策」と羅列される。
 
だが、「琉球処分」は実は「琉球王国処分」だったという説が有力だ。
 
琉球王府とその取り巻きの特権階級(中国人が多かった)が住民を搾取し、一般住民は読み書きなどの教育を受ける機会すらなかったからだ。
 
廃藩置県の断行を指して「民民族差別」をことさら叫ぶ勢力がいるが、差別を売りものにする勢力こそ差別主義者である。
 
沖縄で反差別を叫んでいる連中の親の代、米軍統治下の沖縄では奄美大島出身者をオーシマーと差別し、宮古等の離島出身者を差別した。
 
戦前は更に酷く、那覇出身者でもシュリ出身者に差別され、那覇出身の伊波フユウが首里ニ中に進学したときは、言葉使いや習慣の差で差別されたと書いてあった。
 
先住民の尊厳と文化の継承・再生が「先住民認定」の目的というが、毎年全島各地でエイサー大会が盛んに(近所迷惑なほど)行われ、本土各地までも出張エイサーをしたり、琉球舞踊研究所が乱立し、新聞社は芸能コンクールで覇を競い合っている沖縄。
 
大学には沖縄方言の講座もある。
 
さらに莫大な国家予算を投じた国立組踊劇場があったり、県立芸大では琉球舞踊の師匠が教授を務めるような沖縄で、
 
何が「文化の絶滅」だ! 
 
何が「先住民認定」だ!
 
これを沖縄伝統の表現でいうと、ゥワーバグトゥ(上辺事ー大きなお世話) という。  
 
国連解文を読めば琉球民族は文化も言語も奪われ、差別され人身売買の悲劇に遭い、性奴隷にされた哀れな先住民族とも取れる書き方だ。
 
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