狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

酔った米兵の事件事故相次ぐ???

2011-02-10 07:28:13 | ★米兵事件

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沖縄の新聞が米軍基地無用論を説くのは日常茶飯事で、取り立てて珍しいことではないが、ここ一週間の「米軍関連報道」は、東スポも真っ青の捏造・歪曲記事のオンパレード。

これには勘弁してほしいよ、タイムスさん、ともいいたくなる。

中国船の領海侵犯が続いているというのに、数年前の無灯火で電波妨害等をする不審船を「米艦船以外に考えられない」と報道したりで、これではヤクザの言いがかりといったらヤクザに失礼に当たる。 いくらヤクザでも四年前の出来事で言いがかりをつけるのはきついはずだ。

どうやらこの「反米軍報道」は、軍転協の要請行動を援護射撃をしているつもりらしい。

軍転協が政府に「普天間」県外移設を要望 首相「負担軽減に努める」
沖縄タイムス  2011年2月8日 20時03分       

 【東京】県と基地所在27市町村長でつくる県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協=会長・仲井真弘多知事)は8日、官邸に菅直人首相、枝野幸男官房長官兼沖縄担当相を訪ね、米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米共同声明を見直し、県外移設に取り組むことなど7項目を要請した。菅首相は普天間問題に直接言及せず、要請全般について「沖縄の負担軽減に努める」と述べるにとどめたという。軍転協が普天間の県外移設を求めたのは初めて。

 要請は仲井真知事を団長に稲嶺進名護市長、安里猛宜野湾市長ら基地を抱える11市町村の首長が同行。菅首相、枝野氏をはじめ、北沢俊美防衛相、前原誠司外相、民主党の岡田克也幹事長、ルース米駐日大使に要請した。

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昨年11月の県知事選では、敵味方に分かれて戦った仲井真県知事と稲嶺名護市長、安里宜野湾市長ら一行が今度は呉越同舟で東京で要請行動。 政府要人は昨年暮れから年明けにかけて政府要人が次々と沖縄を訪れ、そのたびに知事は政府に対し、公約である「県外の要請」を行ってきた。 

もちろん県知事選では稲嶺名護市長と安里宜野湾市長は仲井真県知事の対立候補であった伊波洋一前宜野湾市長を応援し仲井真県知事とは戦った。 稲嶺、安里両市長は「国外移設」の伊波候補を支援したが、仲井真候補は選挙直前になって、従来の「県外がベストだが県内も容認」から「県外を(政府に)要請する」に変更した。 

その意味からすると今回の「運転協」(代表・仲井真県知事)の政府への要請は、仲井真知事の公約を見事に実現したことになる。 

その一方で同じ「軍転協」の稲嶺名護市長は、公約の「国外移設」は未だに実現できず普天間基地は現状のままに固定化される可能性が大きいのは皮肉なものである。

「軍転協」の政府への要請行動に呼応するように、これまで「県外・国外」を扇動した沖縄マスコミが、この数日、米軍基地が有害無益であることを喧伝する記事を書き続けている例を列挙する。 

 

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酔った米兵の事件事故相次ぐ

沖縄の酒酔い運転は、全国でも群を抜いて多く、毎年全国一であることは夙に知られたことでありる。

沖縄人の酒酔い運転は多すぎて記事にもならないので、報道するのは本土土スポーツ紙という有様である。⇒沖縄で無免許や酒酔い運転の4人を逮捕

そんな状況で米兵の酒酔い運転の逮捕劇を過大に報じるのは、それだけ米兵の酒酔い運転は少ないということになりはしないか。

有力情報得られず 北谷米兵殺人 沖縄署、血痕鑑定急ぐ

最近では新聞は見出ししか読まない人も増えているというが、この見出しなどは米兵が殺人犯ともとられかねない。犯人は米兵か沖縄人か目下のところ不明である。

 

米兵による強姦事事件でも起きてほしい・・・と、そのようにも見える沖縄マスコミの報道だが、皮肉なことに今朝の沖縄社会面には小さな「ベタ記事」で、「強姦致傷被告に懲役6年 那覇地裁」とあり、昨日(9日)の沖縄タイムスの社会面にもベタ記事で、本島内の中学教師(33)が女性とにわいせつ行為をし、県条青少年反故育成例違反容疑で起訴された記事が出ているが、教師の特権なのか名前は伏せられている。 一昨年沖縄紙でおきた「米兵女子中学生暴行事件」を思い出すが、結果的には不良米兵と不良中学生との「ナンパトラブル」(痴話げんか?)だったのを、いきなり米兵による「拉致事件」として大騒ぎし、一面、社会面トップで連日特集記事を書くのはもちろん、号外まで出す有様だった。 当時、暴行事件で号外がでるなんて聞いたことが無い、と驚いたものである。

この事件は容疑者の米兵を拘留期限一杯に延長で捜査の結果、「被害者」の女子中学生が売春行為で補導された経歴を週刊誌に暴露されたこともあって不起訴にされたことは記憶に新しい。

ところで、酒酔い運転もそうだが、婦女暴行事件もマスコミが喧伝するほど沖縄の米兵の起こす割合は多いのか。

こんな皮肉な記事があった。

010年 性犯罪3年連続減 県内、過去10年で最少

琉球新報2011年2月7日      

過去10年の性犯罪認知件数
 昨年までに県内の違法風俗店の摘発が強化されたことでインターネットの書き込みや月刊大衆娯楽雑誌などで「性犯罪が増える」と根拠のない中傷があったが、覆す結果となっている。
 宜野湾署と沖縄署によると11年2月現在、売春などを行う違法風俗店の摘発を強化した宜野湾市真栄原の通称「新町」は約110店余あったが常時開く店舗はなくなり、ほぼ壊滅状態。約200店といわれた沖縄市美里の通称「吉原」も約20~30店に減少している。
 摘発強化の中、インターネットの掲示板や雑誌などで「新町復活してほしい」「全国的に有名でお金落とす観光客いるのに」などの声や「新町、吉原無くなって性犯罪増えるだろな」と事件が増えるとの書き込みもあった。しかし、県警がまとめた女性を狙った性犯罪の認知件数の内訳は、強姦が10件で前年比3件減、強制わいせつは60件で前年比6件減少した。
 新町と吉原の環境浄化には市民のパトロールも貢献。現在も活動を続ける宜野湾市女性団体連絡協議会の本永静江会長は「事件などが減って良かった」と成果を喜んだ。
 店舗型の違法風俗店取り締まりが強化された一方で売春行為の潜在化が指摘されており、出会い系サイトを悪用した少女買春や人身売買的な被害が増加する懸念もある。県警生活保安課は「生活環境を乱す風俗犯の取り締まりは継続する。今後さらに力を入れていく」と警戒を強めている。(仲村良太)

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沖縄における強姦・強制わいせつ等の重大性犯罪の「認知数」が三年連続減っているとの報道だが、それにしても強姦と強制わいせつが年間に70件もあるのには驚いた。

これでは四日に一件は重大性犯罪が起きている(認知されている)ことになるが、沖縄人が犯した犯罪の場合、前述の中学教師の犯罪の例のように名前も記しなかったり、目立たないベタ記事扱いにしているので県民が気がつかないだけの話である。

「米兵女子中学生暴行事件」といい「無灯火不審船は米艦船」といい、デタラメ記事で読者を愚弄しておきながら一行の「訂正記事」もない。

これでは良識ある読者が新聞離れを起こすのも無理は無い。

 

【付記】 書き漏らしたが、昨日の沖縄タイムスの社会面下部の目立たない場所に「タクシー運転手ひき逃げの容疑」というベタ記事がある。 「ひき逃げ」といえば、米兵が起こして社会面トップで数日間大騒ぎした異常な報道を想いだす。

異常な報道の詳細は毎度、沖縄タイムスのダブスタ報道!

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2月11日(木) 建国記念日の行事 案内

1、     沖縄県護国神社 紀元祭

祭典:午前10時より 紅白まんじゅう贈呈

祭典終了後 宮司講和「祝おう建国の理想 創ろう誇り高き日本」

玉ぐし料

 

2、 日本の建国を奉祝する沖縄県民の集い 主催:日本会議沖縄県本部

  会場:パシフィックホテル沖縄 万座の間

  開場:13:00  開演:13:30

  記念講演「世界と日本の誇り 沖縄」 講師:椛島有三日本会議事務総長

  入場無料

 

3、日本の建国を奉祝する県民の集い   主催:国旗国歌推進沖縄県民会議

  会場:宜野湾市 フェスト-ネ(ラウンドワン隣り)

  開場:13:30  開演:14:00

  記念講演 講師:國場幸之助 元沖縄県議会議員

  入場料:千円

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