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■」「方便」の余波
鳩山前首相の「抑止力は方便」発言は沖縄2紙が大騒ぎしたのが効を奏したのか、全国紙は言うに及ばず、テレビワイドショーも大相撲八百長問題と韓国タレントの契約問題で大忙しの合間を縫って、遅ればせながら「方便」問題を大きく取り上げた。
これに対し、当日記は発言の軽さでルーピーとあだ名された前首相の発言をいまさら大騒ぎするのはおかしいと書いた。 鳩山氏が辞任に追い込まれた理由が「迷走発言」ではなかったのか。
なにしろルーピーとは「基地外、クルクルパー」といった常人にあらざる人のことを指すというのだ。 いまさら基地外の発言に大騒ぎするほうがおかしいというもの。
特に「沖縄の心を踏みにじる」といった報道は笑止千万な話だ。
沖縄2紙が過剰とも思える反応を示したのにはわけがある。
鳩山氏が首相在任当時、「学べば学ぶほど海兵隊の抑止力がわかった」と発言し、「海兵隊無用論」で結束している沖縄2紙の報道に水をさした。
その鳩山前首相が前言を翻し「抑止力は方便」と発言したのだから、沖縄2紙が狂喜乱舞するのは当然のこと。
早速左翼学者を動員して、海兵隊の存在は百害あって一利なしといった論で紙面を飾っている。
「海兵隊不要論」の急先鋒であった伊波前宜野湾市長の後継者であるこの方はは早速「方便発言」に歓迎の意を表している。
⇒「方便」発言よかった…沖縄・宜野湾市長
ちなみに本日の沖縄タイムス一面にも「『方便の抑止力』 3 首相を阻んだ官僚の『帰属意識』」と題する連載記事を掲載している。
自らまいた種で目下四面楚歌の鳩山氏だが、沖縄には鳩山氏に声援を送る人物もいるようだ。
本日の沖縄タイムスの小さなベタ記事によると、鳩山氏は3月に予定されている喜納昌吉前参議院議員の激例会に参加のため来県の予定だという。
同記事によると鳩山氏の「方便」発言について、喜納氏は「鳩山氏が、」県外・国外移設を目指すという日米関係のタブーを開けた。彼の良心の部分を沖縄側が気付くベきだ」と述べたという。
捨てる神があれば拾う神もあるというか、奇人変人同志はお互い理解しあえるのだろう。
■綱領なき政党の末路
綱領のない政党が政権をとったこと自体が摩訶不思議な話だが、菅首相が必死になって強弁する「折り返し点(9月)」を待たずして、内閣どころか民主党自体の分裂も避けられない断末魔に突入した。
⇒民主、事実上の分裂状態=小沢系、倒閣に同調の動き-執行部は引き留めに全力 (時事02/1720:56)
さらにこんな報道も。
民主 党内の亀裂さらに深まる
NHK2月18日 4時24分
民主党の小沢元代表に近い16人の衆議院議員が会派離脱届を提出したことについて、党執行部は、事態を速やかに沈静化させたい考えですが、小沢氏に近い議員に同調を模索する動きがあるほか、原口前総務大臣が菅総理大臣の政権運営を批判するなど、党内の亀裂はさらに深まっています。
民主党の小沢元代表に近い、比例代表選出で当選1回と2回の衆議院議員16人は「菅政権は国民との約束を果たしていない」などとして、17日、衆議院の会派「民主党・無所属クラブ」の離脱届を提出しましたが、離党はしない考えを示しました。これについて、党執行部は、1つの政党が2つの会派に分かれることはあり得ず、会派離脱は認められないとしています。菅総理大臣は17日夜、「まったく理解できない行動だ。マニフェストの見直しは、党大会で承認されている」と述べ、16人の行動に正当性はないとして、粛々と政権運営を進めていく考えを示しました。また、岡田幹事長は、処分を見送ることで事態を沈静化させたいという考えを示しました。これに対して、16人は、平成23年度予算案の関連法案に反対することもあり得るという認識を示しているほか、小沢氏に近い議員の中には「何のための政権交代だったのかという思いは同じだ」として、同調を模索する動きもあります。また、17日夜、開かれた鳩山前総理大臣のグループの会合では、こうした動きによって、政権運営が不安定さを増すことになるという懸念が出されました。さらに、原口前総務大臣は、来週、発売される月刊誌のインタビューで、菅総理大臣の政権運営を「政権交代の原点を見失い、既得権益にしがみつくのであれば、われわれの同志ではない」と批判し、来週、当選1回の国会議員を中心に参加を呼びかけて、みずからが代表を務める新たな政策集団を発足させることにしており、党内の亀裂はさらに深まっています。
☆
小沢派16名の反乱も原口氏の反乱も民主党分裂の兆しだけに大賛成なのだが、予算案に反対するのなら潔く民主党を離脱するのが筋というもの。
会派離脱だけで離党はしないというのはいかにも卑怯な連中である。 原口氏も同じだ。 不満があれば同じ民主党のこと、それこそ膝突き合わせて「熟議」すればよいはずなのに週刊誌を使って首相攻撃とはいかにも卑劣だ。
さらに鳩山氏の「方便」発言は一種の倒閣運動だという向きもあるが、ただでさえも難問山積の菅内閣は内部からの侵食による自壊は必至の様相を呈してきた。
内閣支持率も20%を切って、既に内閣崩壊の条件は整ったようだが、何しろ肝っ玉は小さいが、面の皮だけは人一倍厚い菅首相のこと、石にかじりついてでも辞めない、といいかねない。
厚顔無知の首相はいらない!
一刻も早く解散、総選挙をするのが国民への償いであると思う方、プチッと応援お願いします。
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東條由布子憂国講演会のご案内
演題:語る「開戦前夜」
東條英機は戦犯なのか、昭和殉難者なのか。今だから語れる、家族のみが知る開戦を決断した祖父東條英機の知られざる真実。
講師プロフィール
東條英機の長男・英隆の長女。NPO法人環境保全機構理事長
日時:2月27日(日)
開場:18:00 開演:18:30
場所:県立博物館・美術館(博物館講座室)
入場料:1,000円
主催:東條由布子講演会実行委員会
お問い合わせ:運営事務局 仲村雅巳 090-1942-1675
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