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八重山教科書問題は閣議決定による政府見解の発表により、国の方針が明確となったせいか、今日の沖縄タイムスから教科書関連の記事が消えた。
石垣からの連絡によると、八重山日報にも教科書関連記事はないという。
法律論では閣議決定には逆らえないと察したのか、八重山毎日新聞は教科書問題を「場外乱闘」に持ち込んで「本土vsオール沖縄」という方向に扇動しようとしている模様。
手始めに玉津教育長の個人攻撃に突破口を見出そうと必死の様相である。
石垣市在住と思われるオトシタレの読んだか?ブログさんの興味深いエントリーを紹介する。
★引用開始★
10月9日
本日9日に教科書問題の記事を書いたのは八重山毎日新聞のみ。まずは見出しを紹介。
八重山毎日新聞 10月9日付
①同一教科書採択求める 八重山教科書問題で閣議決定
②前略ご免ください 石垣朝子さん・玉津博克君(當山善堂)
③自衛隊・教科書・原発の相互関係について(寺田奇佐子)
④「教科書問題」訴訟準備の勉強会
今回注目するのは
≪②前略ご免ください 石垣朝子さん・玉津博克君(當山善堂)≫
抜粋--------------------------------------------------
前略ご免ください 石垣朝子さん・玉津博克君
前略ご免ください。教科書採択問題について、高校の先輩として、また広い意味での行政実務の先輩の一人として、思うところをお伝えしたくペンを執りました。
僕が沖縄県庁に勤務していたころから現在まで、公私にわたって親しくお付き合いしている友人に、沖縄県教育界の指導的立場にいる関係者が3人います。3人ともあなたたちの高校・郷里の先輩です。
一人は現・沖縄県教育委員会委員長の中野吉三郎君です。同君は、高等学校の校長職を経て沖縄県教育庁の課長職および次長職を歴任してきた、人格・識見ともに優れた沖縄県教育界の第一人者です。大浜村出身の彼とは、中学校のころから親しくしている肝胆相照らす仲です。
もう一人は、八重高の1期後輩の仲筋一夫君です。ご存じのとおり彼は宮良村の出身で、現役の頃は沖縄県高等学校長協会の会長を務め、現在は沖縄県ユネスコ協会の会長として幅広く活躍しています。人望篤く行動力に富んでいるうえに、優れたアイデアマンでもあります。
いま一人は八重高の2期後輩で、白保村出身の仲宗根用英君です。彼が沖縄県教育長として多くの実績を残し、名教育長の名をほしいままにしてきたことはあなたたちもご存じのとおりです。「白保の人はホラを吹くがうそはつかない」の冗談が口癖で、機知に富み胆力抜群です。
この3人は、沖縄県教育庁の中で、現役のころから現在に至るまで畏敬(いけい)の念をもって「サンナカ」と称されていることはよく知られています。
八重山出身者としての3人が、出身地・八重山の教育の振興に格別の思いを込めて取り組んできたのは言うまでもありませんが、とりわけ八重山出身者の人材発掘・育成について目を見張るほど確かな足跡を残してきたことは、多くの関係者が等しく認めるところです。
今、もつれにもつれている教科書採択問題について、僕は折にふれて3人の意見を聴き、自分の考えを整理してきました。そのなかで、3人が中学・高校の後輩であるあなたたちのことを親愛の情をもって案じていることについても、いやというほど痛感してきました。
石垣さん、玉津君、今からでもけっして遅くはありません。教育行政に高い見識を有しあなたたちの言動に誰よりも深い関心を寄せている郷里の先輩たちの意見を率直に求め、もつれた糸をほぐす手だてにしてほしいと思います。身近にいる優秀な先輩たちに胸襟を開いて相談すれば、より具体的・現実的・建設的な解決策が見いだせるものと確信しています。そして教科書問題を一日でも早く片付け、もっともっと喫緊・大事な八重山の教育諸課題に取り組んでほしいと切に希望します。(以下省略)
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當山氏は以下の3名の人物をあげております。
1.現・沖縄県教育委員会委員長の中野吉三郎君
2.現在は沖縄県ユネスコ協会の会長、八重高の1期後輩の仲筋一夫君
3.元沖縄県教育長、八重高の2期後輩で、白保村出身の仲宗根用英君
パッと見、この3人が玉津教育長を批判しているように思えるわけですが、當山氏は「3人が中学・高校の後輩であるあなたたちのことを親愛の情をもって案じていることについても、いやというほど痛感」しているにとどまり何ら3人のコメントは紹介しない。
當山君、少しぐらい3人の意見を載せてください。「虎の威を借る狐」。あなたのための言葉です。
當山君、あなたも八重山高校出身だから先輩として「玉津博克君」と呼んでいるのだと思いますが、失礼だと思いませんか?また、上記の3名を「君」づけで書いていますが、あなた何様ですか?ただの芸人でしょう。(失敬、ただの芸人ではなかったw大濱長照のお友達でした)
當山君、教科書問題に対し、公的に発言してこなかったこの3人にことわって紙面に名前を載せましたか?ここ重要ですよ。「現・沖縄県教育委員会委員長の中野吉三郎」とありますが、いいのですか?子どもたちのことを考えることも大事ですが、大人たちの事情も考えてはどうでしょうか。
當山君、3人に聞けば「より具体的・現実的・建設的な解決策が見いだせるものと確信」しているようですが必要ないですよ。竹富町が育鵬社を無償で取り、東京書籍を有償で採択したらいいだけの話です。これ「より具体的・現実的・建設的な解決策」があるでしょうか。
この投稿文は、「石垣朝子さん、玉津博克君、教育行政に通暁しあなたたちのことを親身になって案じている身近な先輩3人の声に、いま一度虚心坦懐(たんかい)に耳を傾けてほしいと、重ねて申し上げペンをおきます。 草々」という文言で締められているのだが、先輩3人が玉津教育長に何か異論でもあるかのごとき書き方である。3人はどのような意見をお持ちなのか。當山君は「3人が中学・高校の後輩であるあなたたちのことを親愛の情をもって案じていることについても、いやというほど痛感」と曖昧に述べるだけで、教えてくれない。
當山君、自分の主義主張のために、公的に発言していない有名人を利用していいのですか?
重要なことをもう一度。
當山君、教科書問題に対し、公的に発言してこなかったこの3人にことわって紙面に名前を載せましたか?
※慶田盛さんには「これいじょう大城教育長を苦しめるな」と言ってくれる先輩はいないのだろうか。
★ 引用終了★
【おまけ】
石垣市在住で、教科書問題に関心を持つ知人からねメールを一部抜粋で紹介します。
市議会における下劣な応酬を指摘して興味深い。
≪・・・さて、大荒れだった石垣市議会もようやく終わりました
一般質問議員の半数以上が教科書に関する内容が盛り込まれていました
石垣市議会は石垣ケーブルテレビ(ICT)が日中に生中継
夜に再放送を流してくれるので、それを見ていました
野党の皆さんの質問は執拗かつ罵倒のオンパレード
へこたれない玉津教育長はなかなかのものです
以前日報の記事で読みましたが、玉津氏は若い頃にマルクスに傾倒していたそうです
その後、世界的な共産主義の崩壊や、マルクスの限界を感じるに至って転向したとか
鉄の意志はその時代に培われたものでしょうか
共産主義はエリート主義ですから、理路整然とした優秀な人間が多い面もあると思います
もしその時期の経験が今の玉津氏を育んだとしたら、皮肉なことですね
さて、日記に書かれてる前津議員ですが、議場の中で一番品が無い答弁をしていた人物です
石垣市議全員が100点満点だとはいいません
50点の方も80点の方もいます
ただ、彼はあの議会質問では落第点です
革新系若手後継議員があの体たらくでは石垣革新の未来は暗いですね
はっきり言います
これで中山市長はあと10年は安泰です
石垣市政の為にも良識ある優秀な革新系議員の登場が待たれるんですが
それはいったい何時になることやら。。。
(中略)
さて、教科書問題ですが、一応の決着を見ることは間違いないでしょう
しかし、今日の八重山毎日新聞の一面は笑っちゃいました
「市管理公社、解散へ」でした
対照的に八重山日報が
「12月も教科書議会に・野党が警告、玉津教育長非難」
毎日新聞もこの記事を社会面上段に掲載してはいましたが、肩透かしを食らった感があります
散髪に行ったら、パーマ屋のおばちゃん(お袋の同級生・保守系)が
「はー、もう、毎日毎日教科書だらけで新聞が面白くない、見る気もしない、もっと大切な議論もあるだろうに」
と言ってたので、
市民が飽き飽きして興味を失って、もういいや、とある種思考停止になるのを彼らは狙ってるから、
ここはキチンと一応の決着を見るまでは注視して、「教科書ぐらい」と思っちゃいけない
とハッパをかけてきました
しかし、市民多数が教科書をタブー視しだしてるこの状況こそが物言わぬ同調圧力の恐ろしいところ
教科書を
もとい、教育行政をこれ以上特定の思想主義団体に好きにさせないためにも頑張らないといけませんね・・・≫
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