狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

Tシャツ購入で支援を!仲間石垣市議、尖閣でライブ通信!@クラファン

2021-06-12 14:34:15 | 外交・安全保障

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【尖閣諸島】日本の領土・領海である尖閣諸島で安全に漁がしたい

【尖閣諸島】日本の領土・領海である尖閣諸島で安全に漁がしたい
 
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は6月30日(水)午後11:00までです。

支援総額

8,825,000

目標金額 4,000,000円

 
220%
支援者
702人
残り
18日

応援コメント
宮本 文二
宮本 文二1分前気をつけて行って来て下さい。応援してます。
フレフレ日本
フレフレ日本2分前無理をなさらず、ご安全に。
スパシリン
スパシリン2分前闇のくまさんのyoutubeを見て来ました 気を付けて頑張ってください

 

プロジェクト本文

プロジェクト発起人について

 

仲間均石垣市議会議員(7期)であり海人の仲間均です。平成7年に石垣市議会議員選に、尖閣諸島への上陸を公約として初当選しました。尖閣へ上陸すること16回、27年間調査・漁労目的で関わり続け、現在も尖閣諸島で漁労を続けております。議員になる前は空手一筋で沖縄剛柔流教士七段であり、全日本空手道連盟公認審判員、アジア空手連盟公認審判員、世界空手連盟公認審判員を歴任しております。尖閣=右翼というイメージから誤解を受けることが多いですが、私は右翼ではありません。どこの団体にも所属しておりませんし、関係もしておりません。

 

 

尖閣諸島の現状を伝えたい

 

現在、尖閣諸島では中国海警局の船による漁船の追尾、領海侵犯などが頻繁に行われており、石垣や宮古、与那国の漁師が尖閣諸島の周辺海域で漁をすると、漁をしている数十時間の間、中国海警局の船に追尾され漁になりません。

 

このような状況を日本国民の多くは知らないため、YouTube「仲間均ちゃんねる」やTwitter「仲間均@nakamahitoshi」などで現地から情報を発信し続けております。尖閣諸島に漁に行き続け、情報を発信し続けることが、国民の皆さんに関心を持ち続けてもらい、ひいては安全な漁や領土を守ることにも繋がると考えております。まずは私が取材を受けた際の動画をご覧ください。

 

 

ただ尖閣諸島は石垣島から約170km離れており、燃料代、漁師の給料、船の修繕費などかなりの経費がかかります。ましてや私はどこの団体にも所属しておらず私財を投じて尖閣に行き続けており、資金繰りに困っていたところ、クラウドファンディングをやってみてはどうか、と周りに言われたのがきっかけでこのプロジェクトを立ち上げました。

 

 

脅かされる沖縄・尖閣諸島

 

中国海警に漁を妨害される

 

尖閣諸島は歴史的にも国際的にも明確に日本の領土です。ところが、1969年に国連の報告書で東シナ海に石油埋蔵の可能性があることが指摘されてから、中国は突如自国の領土であると主張を始めました。近年ではウイグル、チベット、台湾、南沙諸島などと同等に、尖閣諸島を核心的利益として中国の領土であると主張しています。

 

尖閣諸島が中国に実効支配されると、沖縄の近海全てで漁が出来なくなることが容易に考えられます。現在、石垣の漁師達は中国海警を恐れ、豊かな漁場である尖閣諸島はもちろん、石垣の北部に漁に行きたくても行けない状況です。

 

近年の中国の他国領土の実効支配の例として南沙諸島の問題がありますが、そのときもまず漁師を追い出しました。我々が漁をしなくなると尖閣諸島も乗っ取られてしまうため漁に行き続けることが大切です。

 

<地元・石垣島の漁師の声>

 

石垣漁師①

自分も尖閣諸島をはじめ大陸棚周辺に漁に行きます。尖閣諸島は針を落とせば魚が掛かる豊かな漁場です。今でも追いかけられたり邪魔されたりするのにここを中国に取られてしまうと石垣周辺でも漁が出来なくなるでしょう。そうならないためにも尖閣で漁をし続けることは大事なことです。

 

 

石垣漁師②

石垣近海では針を落としても1匹しか掛からないところが、尖閣周辺では同じ針を落とすと5匹掛かってきます。私は10年以上尖閣に漁に出ていますが、最近の中国海警の動きはかなり変わってきていて、明らかに尖閣諸島を取りに来ています。しかし尖閣諸島は日本の領土ですし、 魅力的な漁場なので尖閣で安全な漁が出来る日が来ることを夢見ています。

 

 

ライブ配信で安全に漁がしたい

 

今回クラウドファンディングで皆様からいただいたご支援で、尖閣諸島で漁を行う際にライブ配信を行っていきます。

 

プロジェクトの内容①

まずは中国海警船による領海侵犯や漁の妨害の現状を多くの人に知ってもらうことが大切と考え、尖閣諸島に出漁している漁船「鶴丸」に、海上での通信を可能にする船舶電話を取り付け漁の様子をライブ配信します。

 

プロジェクトの内容②

ライブ配信で多くの方々が監視することが、万が一の時の回避に繋がると思います。ただし、海上からの通信料はかなり高額ですので、テスト配信を経て、集まった金額の中で配信時間とコマ数を決めたいと思います。

 

プロジェクトの内容③

尖閣諸島は石垣島から約170km離れており、燃料代や食糧、人件費、船の修繕費などかなりの経費がかかります。ただし漁船が漁に行かなくなれば尖閣諸島は中国に乗っ取られてしまうため、出来るだけ多く出漁し続けたいです。

 

 

尖閣の魚を全国に届けたい

漁の安全を確保すること、尖閣諸島で捕れた魚をブランド化することで、石垣をはじめとした多くの沖縄の海人達が安心して尖閣諸島に漁に行けるようにすることが最終的な目的です。そして必ず、尖閣で捕れた美味しい魚を全国の皆さまにお届けします。

 

【今回のプロジェクトについて】

 

・実施内容:尖閣諸島での漁の様子をライブ配信

・実施予定:2021年7月1日〜8月31日

・資金の使いみち:配信機材費用、船舶電話費用、通信費、燃料代、そのほか雑費

 

※2021年8月31日までに、尖閣諸島での漁の様子をライブ配信したことをもって、今回のプロジェクトは実施完了となります。

 

※天候や時化でお伝えしている日時に出航できない場合は、日を改めて必ず出航し、配信を行います。万が一、電波の兼ね合い等で通信ができない場合は、日を改め船上でないところより仲間本人によるライブ配信を企画し、いただいた費用で余剰の分については今後の出航や配信の費用に充ててまいります。

 

尖閣諸島は歴史的にも国際的にも明確に日本の領土です。にもかかわらず日本政府は、中国海警が領海侵犯を繰り返して、漁船が追尾されても毅然とした態度を示しません。メディアでも取り上げられる機会がまだまだ少ないです。海上保安庁が何とか頑張っていますが、このままでは尖閣諸島が中国に奪われるのも時間の問題です。豊かな漁場である尖閣諸島を是非みなさん国民の力で守っていきましょう。

 

 

リターンについて

 

<<「尖閣諸島での漁」ライブ配信視聴権>>

 

ライブ配信視聴権

 

価格:5,000円、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円、300,000円、500,000円、1,000,000円
 

「5,000円コース」の他、内容は5,000円コースと変わりませんが、もっと支援したいという方のために「10,000円コース」「30,000円コース」「50,000円コース」「100,000円コース」「300,000円コース」「500,000円コース」「1,000,000円コース」の【応援】コースを用意しました。

100,000円以上のコースで支援いただいた方には、ご希望でYouTubeチャンネルでのお名前読み上げと仲間均直筆のお礼状送付をいたします。

 

尖閣諸島での漁の映像をライブ配信します。配信時期は7月を予定しており、出漁日が決まりましたらメールで配信ページのURLをお送りします。また今後の尖閣の状況や計画について優先的に情報提供します。
 

※天候や時化などで出漁する時期がずれる可能性があります。

※海上からのLIVE配信は船舶電話の通信を利用するため、通信料はとても高額になります。そのため集まった支援金の額で配信時間、配信回数、配信コマ数を決定しお知らせいたします。

※海上は通信環境が悪いため映像が配信できない可能性があります。万が一、通信ができない場合は、日を改め船上でないところより仲間本人によるライブ配信を行います。

 

 

<<ライブ配信視聴権+Tシャツ+キーホルダー&ストラップ【4点セット】>>

 

「SENKAKU JAPAN」Tシャツ

 

価格:10,000円

 

ライブ配信視聴権とTシャツ、キーホルダー、ストラップの4点セットです。

Tシャツは仲間均が直筆で書いた「SENKAKU JAPAN」のロゴを前面の胸の位置にプリント。 背面には「SENKAKU JAPAN」 のロゴとクロマグロのイラストをプリント。 カラーは黒と白の2色でサイズはM、L、LLの3種で展開。また、尖閣の魚をブランド化するために商標登録した「尖閣」のロゴが入ったキーホルダー&ストラップをお付けします。

 

<限定数>

M…(黒)100着(白)100着

L…(黒)300着(白)300着

LL…(黒)100着(白)100着

 


■ご留意事項■

 

・プロジェクト成立後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

・支援後のリターンお届け先情報などの変更はできません、お間違いのないようご注意ください。

 

プロフィール

仲間均

仲間均

仲間均(なかまひとし) 1949年10月10日生まれ 伊良部島佐良浜出身 石垣島在住 石垣市議会議員(7期)。海人(沖縄で漁師の意)。平成7年に石垣市議会議員選に尖閣諸島への上陸を公約として初当選。尖閣へ上陸すること16回、27年間調査・漁労目的で関わり続け、現在も尖閣諸島で漁労を続けている。 沖縄剛柔流教士七段、元全日本空手道連盟公認審判員。元国体空手審判員。元アジア空手連盟公認審判員。元世界空手連盟公認審判員。 尖閣=右翼というイメージから誤解を受けるが右翼ではない。どこの団体にも所属しておらず関係もしていない。

仲間均 @クラファン挑戦中(6/10~6/30)
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石垣市議会議員 海人(沖縄で漁師の意) 尖閣上陸16回 沖縄剛柔流空手道七段 右翼ではありません どこの団体にも所属しておりませんし関係もしておりません
 
コメント (2)

スパイ天国沖縄!沖タイは工作員の巣窟?石原慎太郎の提言、憲法改正、靖国参拝、尖閣問題、防衛費、東京の米軍基地

2021-06-12 05:48:09 | 外交・安全保障

 

 

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沖縄タイムス紙面掲載記事

[土地規制法案を問う]全県民監視の可能性 島全域「注視」指定可に 土地規制法案 領海保全 対策済み

2021年6月12日 05:00有料

 政府が今国会成立を目指す土地規制法案は、沖縄の全ての有人島の全域を「注視区域」や「特別注視区域」に指定できる仕組みになっていることが分かった。政府は「沖縄県全域までは想定していない」と説明するが、本紙取材に条文上は可能なことを認めた。政府の裁量次第で全県民が監視下に置かれることになりかねない。(編集委員・阿部岳)=2面に関連

 注視区域には大きく分けて自衛隊基地や米軍基地などの「重要施設周辺」と、「国境離島」の2種類がある。離島は県内の有人島全てが指定されている「有人国境離島地域」などが対象で、沖縄島も含む。重要施設と違って周囲1キロという距離の制限がなく、島全域を指定することもできる。

 注視区域では「機能を阻害する行為」が禁じられ、政府は地主や出入りする関係者に利用状況を報告させたり、調査したりできる。中止命令に違反した場合は2年以下の懲役または200万円以下の罰金。特別注視区域になると、さらに土地の売買も事前届け出が必要になる。

 「離島の機能を阻害する行為」について、政府は領海の基点となる海岸線(低潮線)に影響する開発行為を挙げている。しかし、こうした行為が既存の低潮線保全法ですでに規制されていることも、取材で新たに分かった。

 「低潮線保全区域」内では、海や陸の開発行為が国土交通大臣の許可制になっている。県内にも領海の基点となる島々に38カ所の保全区域がある。

 低潮線保全法と重複するのになぜ土地規制法案で新たに規制を追加するのか、内閣官房の担当者は取材に「整理できていない」と認め、「土地買収を防ぐという議論が先にあった」と釈明した。政府は、国会では「必要最小限の範囲で区域指定する。沖縄県全域までは想定していない」としつつ、「個別に評価し、判断する」と説明している。

(写図説明)「注視区域」のイメージ

沖縄タイムス紙面掲載記事

[解説]立法必要性 根拠なく 審議不足 欠陥あらわ 土地規制法案

2021年6月12日 05:00有料

 新しい法律を作るとどういう効果があるのか、既存の法律では何が不足なのか、政府が説明できない。土地規制法案は通常では考えられないような欠陥があらわになった。国会審議は決定的に不足しており、16日の会期末を前にした駆け込みの強行採決は許されない。(編集委員阿部岳)=1面参照

 これまでの短い審議では、法案がそもそも必要なのかが問われてきた。新設される「注視区域」「特別注視区域」のうち、基地など「重要施設周辺」の陰に隠れて注目されてこなかった「国境離島」の指定の仕組みを分析すると、疑念はますます膨らむ。

 まず距離の限定がなく、沖縄では全有人島の全域が対象になる恐れがある。領海の基点となる海岸線(低潮線)を守るという目的は、既存の低潮線保全法ですでに達成されていることも分かった。内閣官房の担当者が取材に「低潮線保全法で指定すれば終わるかもしれない」と認めており、少なくとも不必要なこの部分は法案から削除すべきだ。

 政府は外国資本による土地買収に不安が広がっている、とも主張してきた。しかし、離島の低潮線近くの土地の登記簿を調べたところ、外国人だと分かった事例は一件もなかった。

 基地周辺の同様の調査では外国人らしい地主の土地が7筆あったが、これまで全国のどこでも土地所有が基地運用の支障になることはなかった。

 衆院審議で「立法事実(法律を作る根拠)を探していく法案なのか」と聞かれた小此木八郎領土問題担当相は「探さなければならないという意味も含めて」と答弁し、根拠がないことを半ば認めている。

 調べるほどに、議論するほどに、薄弱な根拠に基づいて政府に強大な規制権限を委ねる法案であることが浮き彫りになる。廃案にして出直しを求めることが立法府の責任だ。

               ★

中国の工作員と噂される阿部岳記者が、中国の利権を代弁するように張り切って「政府の裁量次第で全県民が監視下に置かれることになりかねない」などと、工作員丸出しのコメント。

離島の低潮線近くの土地の登記簿を調べたところ、外国人だと分かった事例は一件もなかった。(阿部岳さん、基地周辺のとちは中国系など700件の外資が購入したのを政府が確認している)⇒やはり阿部岳中国工作員説は事実だったのか。(【追記】参照)

スパイ先進国の中国は土地買収に自国名で購入するほど能テンキではない。

日本人や日本法人の名を借りて土地買収する。工作員ならイロハのイで常識のはずだ。

仮に百歩譲って「外国人だと分かった事例は一件もなかった」が事実だとしても、国防問題は事前阻止が鉄則。 「外国人と発覚した後」では後の祭りである。(つまり情報が既に筒抜けになった後・・・これが工作員の狙い目)

土地規制法案が可決されても一般国民は痛くも痒くもない。

土地規正法案、実施で困るのはスパイだけ!

阿部岳さん、何でそんな困るの❔

 

【追記】

<独自>基地周辺の土地買収、中国系など外資が700件 政府が確認  

中国の習近平国家主席(AP)
中国の習近平国家主席(AP)

 政府は昨年、外国資本による土地売買の本格調査を開始。防衛施設の周辺10キロ以内や国境離島などで、中国系資本などが買収に関わった可能性がある土地の把握に乗り出し、昨秋までに中国系資本が関与した可能性がある安保上重要な土地買収などが全国で約80件に上ることが判明した。その後、集中的に調査を進め計700件あることを把握した。

 複数の関係者によると、確認されたのは自衛隊や米軍の基地、海上保安庁や宇宙開発関連施設などに隣接した土地の買収やその計画。対象地の全景が一望でき、日米の艦船や航空機の運用のほか、関係者らの動向が把握される恐れもある。

 神奈川県では、中国政府に関係がある可能性がある人物が米軍基地直近の土地を購入し、マンションを建設していたことが判明。この人物は基地を見渡せる高層建物を複数、所有していることも分かり、米国側も関心を寄せているという。

 また、米軍基地が見渡せる沖縄県の宿泊施設に、中国国営企業の関係者とみられる人物が買収を打診したことを把握、当初は「米系資本」を名乗っていた。鳥取県にある自衛隊基地に隣接した用地でも、中国系のグループ企業が取得を目指したとされる事案が確認された。

 今国会では、外国資本などによる土地利用規制法案が審議。防衛施設や原子力発電所などの重要インフラの周囲約1キロと国境離島を「注視区域」に、より重要度の高いエリアを「特別注視区域」に指定し、国の調査対象に設定した上で、不適切利用を確認した際には中止を勧告・命令するとしている。また、特別注視区域の売買は、当事者の人定や、利用の目的を事前に届け出るよう義務付ける。

スパイ防止法、反対するのはスパイだけ、「スパイ防止法」 と 「占領統治法」2021-06-01

「スパイ防止法、反対するのはスパイだけ」

沖縄タイムス「わが社は反対です」

阿部岳記者「私も反対!」

 

県民「スパイと工作員の違いは❔」

阿部岳「同じです」

社説[土地規制法案]懸念だらけ 廃案にせよ

沖縄タイムス 2021年5月27日 07:00

[大弦小弦]基地不可侵法案

2021年5月24日 07:04

▼2年前に成立したドローン規制法は沖縄に集中する基地を監視する目をふさいだ。今度は手足まで縛られるのか。日常を侵食する軍事活動を見張り、必要な時に抗議するのは当然の権利だ。基地より先に人の暮らしがあった(阿部岳

             ★

国防問題、中国問題満載の石原慎太郎氏の国会質問というより提言、

憲法改正、靖国参拝、尖閣問題、防衛費、東京の米軍基地等々・・・

現在の野党の「はんたーい」「審議拒否」とでは隔世の感がある。

 

【永久保存】 2013.02.12 衆議院予算委員会 石原慎太郎 日本維新の会

世界の注目の中国による「台湾併合」と「尖閣侵略」は不可分の問題。

沖縄県民としては最低でも石原氏の提言の「灯台設置」と「船溜まりの設置」ぐらい先ず実行して欲しい。 これが実効支配の確たる証拠になる。その前に石垣市議会が現地調査のための尖閣上陸を決議したが、国が拒否した。

⇒上陸・調査を認めるべき。

Top Interview
第九章 改正

 

第九八条 [最高法規、条約及び国際法規の遵守] (1)この憲法は、国の最高法規であつて、その条項に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
(2)日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
第九九条 [憲法尊重擁護の義務] 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


反町
憲法改正については、手続きに関する議論もありますね。
西村慎吾
    私の持論は、無効宣言という方法があるということです。
反町
東京都知事の石原慎太郎さんも、破棄の決議であれば国会議員過半数の賛成でできるということをおっしゃっていますね。
西村
    現行の憲法は占領中にできた憲法です。あるいはハーグ陸戦条約(注4)に、占領中には現地の法律を尊重するという規範があります。国際法から判断しても有効性がない。
注4) 「ハーグ陸戦法規」
「陸戦ノ規則慣例ニ関する条約」(1907年)第四三条 「国ノ権力カ事実上占領者ノ手ニ移リタル上ハ、占領者ハ、絶対的ノ支障ナキ限り、占領地ノ現行法ヲ尊重シテ、ナルベク公共ノ秩序及ビ生活ヲ回復確保スルタメ施シ得ベキ一切ノ手段ヲ尽スベシ

反町
第九八条第二項にも「確立された国際法規は、これを誠実に遵守する」とあります。国際社会で常識となっている条約の条項は日本国も当然拘束されるのです。また、憲法の改正は第九九条の「憲法尊重擁護の義務」と抵触するわけではありません。憲法を現実に合わせ、生きた規範にするため、積極的に解釈権を行使する。問題があるなら、何度でも改正する。それが第九九条の理念です。後ろ向きに憲法を解釈することが擁護ではありません。国の根本規範である憲法を国民が守るのは当たり前のことで、守ろうとする以上、積極的に改善、改良を加えるべきです。
西村
    改正すべきときには、改正しなければならないという意味で、われわれ国民は憲法擁護義務を負っています。しかし、これまでの憲法に関する論議は車を運転するのに、バックミラーだけを見て、フロントガラスを見ずに運転していたようなものです(笑い)。反町 本日は忌憚ないご意見をたまわり、ありがとうございました。



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【追記】

産経・【石原知事会見詳報】「日本人も捨てたものじゃない。うれしさで胸がいっぱい」 尖閣諸島購入で寄付金4億7千万円 
2012.5.11 21:31 [尖閣諸島問題]http://news.livedoor.com/article/detail/6550889/


 東京都の石原慎太郎知事は11日の定例会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入構想に絡んで、都が設置した寄付口座に約4億7000万円が寄せられたことについて、「国が何もしないから、自分たちの手で国を守りたいという意識の表れだ。日本人も捨てたものじゃない。うれしさで胸がいっぱいだ」と謝意を示した。会見の詳報は以下の通り。

     ◇
「冒頭私から2つ。まず、東京電力の総合特別事業計画について、東電の構造改革についてはこれまでも再三指摘をしてきたが、都の主張が盛り込まれて、結果としてコスト削減額が2兆6000億円から、3兆3000億円に積み上げられることになった。しかしながら、電力市場の透明性や競争性を向上させるために、国が取り組まなければならないことがまだまだたくさんある。そこで、近々、猪瀬直樹副知事に枝野幸男経済産業大臣のところへ、要請活動に行ってもらおうとを考えている」
 
 「それから、尖閣諸島の東京都の購入に関する寄付金について。寄付の専用口座を開設したが、本日(11日)正午現在の速報値で約4億7000万円にのぼった。実は、先般ある起業家からありがたいことに、1億円寄付するという申し出があった。これからも、国民の関心が高まって、かなりの協賛金が集まると思う。短い期間で、これだけの金額が寄せられたのは、やはり都民、国民に国土がいかに大切かという意識が、先の東日本大災害が引き金になって、それが呼び起こされて、とにかく国が何もしないなら、自分たちの手で、せめて、自分たちの手で国を守りたいという意志が凝縮した結果だと思っている。こうして寄せられた志をありがたく受け止めるとともに、私からのお礼状を送るように事務方に指示した」

 「国民のみなさまに、この場を借りて感謝申し上げる。やっぱり、国がやらないなら、私たちがやるしかない。天は自ら助くる者のみ助く、という人間の歴史の原理、この国を扱う政治家や役人ではなく、国民の皆さんが自覚していらっしゃるということ、私はありがたい。本当に日本人も捨てたもんじゃないな。本当にうれしさで胸がいっぱいだ。これからどういう進展になるか分からないが、ともなく、国がしないなら私たちがするしかないんですよ。本当に

今年になってから、シナが『日本の尖閣諸島の実効支配を俺たちは壊す、そのために果敢な行動を取る、そのための艦船を含めた機材も調達して、強化する』と言っている。現に、300隻を超す漁船が領海侵犯しながら漁業している。今の日本の体制では、これを追っ払うことは、到底できない。そういった漁船たちが乱獲を続けて、黒潮の源流があそこからわき上がって、日本の列島を回って、それが運んでくる魚たちが、特に日本の近海マグロも、幼魚があそこで一網打尽にされたら、日本独特の海洋資源までが絶滅する恐れがある。そういうことをみなさんに知っていただきたい」

 「それから、私たちがかつて作った灯台。政治結社(日本青年社)が立派な灯台を作ってくれた。2、3足りないことがあるからということで、さらに立派な灯台を作ってもらったが、外務省はなぜか『時期尚早』と言ってこれを海図に記載することを止めた。できあがった灯台が光りながら、海図に記載されないことは、非常に危険なんです。ところが、日本人含めて、漁民とかあそこを航行する他の人たちの生命の危険も顧みずに、外務省は、誰におもねったか、どの国におもねったかはとにかく、この灯台を正式に記載させることを拒んだ。政府もそれを許した。こんなばかな国どこにありますか。外務省の役人にとってみたら、シナに対する懸念が、同胞の日本人や他のあそこを航行する人たちの、人間の生命よりも、他国に対するおもねり、危惧の方が大事だということで、私は外交の名に値しないと思う」

 「これも石垣の人間は全部知ってることだが、(中国漁船衝突事件で)衝突した特殊な船、向こうの装甲が厚くて、ぶつけられた海上保安庁の船に穴があいた。その犯人をなんで、沖縄県の地検の検事がその権限で釈放できますか。全部その検事に罪をなすくって、外務省が差配して、あの犯人を釈放し、夜中のに特別機がやってきて、強引に石垣の空港を開けさせて、向こうのかなりの人物、高官が彼を迎えに来て連れて帰った。英雄扱いで歓呼の声で迎えられた、向こうでは。こんなことの手助けを、なんで日本の外務省がするんですか。だったら、国会であの検事を参考人にして呼んだらいいじゃないですか。こういうことを全くしないで、とにかく何というか、責任のなすくり合いをして、しかも、外国がお前の家に強盗に入るぞということを宣言しておりながら、着々とその準備を進めていながら、それに対処しようとしない。だったら私たちがするしかないじゃないですか」

東京だって国の一部。この国が侵犯されたら東京だって立つ瀬がない。だから東京が言い出して、こういうことになった。私とあの島の持ち主の栗原一族とは、昔から深い因縁がある。私たちは一度、かつて栗原家の当主だった未亡人に、小さな島でもいただきたいと申し出たが、断られた。栗原家は戦争中、一方的に中島飛行機の飛行機工場を作り、そのための滑走路を作るため、膨大な土地を取り上げられたそうだ。そして、戦後も膨大な屋敷を区画整理ということで、本当に惨めに削られた。そういう苦い経験で、かつて未亡人は『私たちは一切国を信用いたしません。政治を信用しません』と。私は面会を断られたが、たまたま未亡人の親友だった、私の父の秘書だった方も未亡人で親しくて、その方の縁で、私は会うことができて、その話をじかに聞いた。私たちは引き下がったが、代が変わって、向こうもいろいろ事情があるようで、亡くなったお母さんが、私の関係を知っているいまの当主が、自民党の山東昭子参院議員と親しく、山東さんを通じて、『石原さんと話をしたい』ということで、今回の運びになった」

 「本来なら東京がすることじゃないでしょう。国がすることでしょう。国がしないなら、誰かがしなきゃいけないんじゃないですか。誰がこの国を守るのか。ということで、それに呼応してあっという間にこれだけの寄付金が集まったということを、私はこの国を救う大きなよすがになると思う。日本人に対して、国民に対して、共感してくださった方、本当に、国を代表してだね、僭越(せんえつ)な話だが、『ありがとう』と本当に心からお礼申し上げる。また、これからもご協力期待しております」

 --尖閣諸島購入について、石垣市長が共同購入をしたいと言っているが

 「それはお断りしました。混乱しますから。東京が入手した後、どういう責任分担するかを考えていきたいと思っている」

 --地権者の栗原さんとのやりとりについて、都の職員、役人レベルでのやりとりはまだないと聞くが、職員が意向を確認することは

 「栗原さんの意向は私が確認している。事務的な手続きは担当の人間がすればよろしいんで、向こうもきちっと弁護士を代理人に立てていますから、こちらの代理人の弁護士とで事務的な交渉をする」

 --尖閣について、石垣市長の共同購入提案をお断りしたと

 「一元化しないと混乱する。全部東京が取得した上で、いろいろ業務分担しようと思う。また、その段階で、石垣に財政的にも参加してもらうことはあり得るだろうが、今はやっぱり東京が勧進元になってやらないと、あっちでこっち、こっちであっちということになると、詐欺まがいの事件も発生しつつあるので、こういったことを是正するためにも、一元化した方がスムーズに行くと思う」

 --石垣市長には、いつどのような形で伝えるのですか

 「そういう(共同購入の)メッセージをさっき聞いたんで、私の方から断ります、きちっと」

 --これから伝える

 「そうですね」

 --東電の家庭用電気料金の値上げについて、猪瀬副知事は東電に対して矛盾点を指摘しているが、値上げについて都の考えを

 「猪瀬さんと全く同じですね。家庭用と言ったって、中小、零細企業も入るわけだから。ところが、普通の家庭ならこたえるかもしれないけど、これだけの値上げ、本当に身を削ぐような努力をして経営している人に、さらに負担がかかったときにどうなるか、ということを斟酌(しんしゃく)して、私たちも、彼らが権利と称している値上げに対して対抗していこうと思う。今まで一回辞めた都の職員、副知事だった人間が重役でいたが、そんな人ではなく、ただのつなぎの伝令でいるだけであまり役に立たなかったが、今度は東電の姿勢をただしていく必要があるから、公認会計士を選んで、東京の代理人として、重役として送り込みます」

 --昨日(10日)、東電の原発の稼働の可否を問う都民投票の特別請求があった。32万筆の署名を集めて、都に訴えたが、改めて知事の見解は

 「議会でも議論したらいい、政党の立場もあるだろうし。ただ、軽々に黒白という今の形で原発を判断するべきではないと思う。フランスで維持できているものが、なぜ維持できないかというと、日本のシステムが悪いから。技術は最高のものを持っているが、通産省(経済産業省)と東電がグルになって、ガバナンスというか、経営がでたらめで、しかも日本の地政学的な条件を考えずに、1千年前かもしれない長いサイクルだろうが、やがてやってくる可能性のある大津波が過去にあったということを、学者がちゃんと証明していた。同じものを作るんだったら、海岸のそばじゃなく、どういう効率を考えているか知らないが、そこが立地として安く使用できたかもしれないが、過去の大津波の実績を考えれば、私は山の上に作ってもいいと思う。だから極端なこと言って、東京湾にでもできるじゃないか、鋸山(千葉県)の上だったら空き地たくさんあるんだから。あそこに作ったら津波は行かない。地震の強度で原発が破壊されたという事例はない。あくまでも津波だ」

 --今回の条例は原発の稼働を差し止めるという請求ではなく、原発をどうするかを都民が決めようという趣旨だと、市民グループは説明している。それについては

 「都民が決めるの」

 --最終的には議会だが、住民投票で東電の原発を稼働させるか、させないかを決めるというのが目的だが

 「私はそういう方式は危険だと思う。なぜこういうケースだけ住民投票にするの。そのために議会があるんだから、そこで冷静な議論したらいい」

 --先ほど、尖閣諸島購入の話では、国には任せておけないので自分たちがものを決めることを歓迎していた。原発は横に置いた上で、住民が自分たちで考えて決めたいと考えることについての感想は

 「だったら、民主的な選挙制度は意味がなくなる」

 

 

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富村順一、沖縄タイムスを恐喝した男

2021-06-12 00:49:44 | ★改定版集団自決

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タイムスを恫喝した男 2012-06-27

沖縄タイムスがいま、一番発言してほしくない人物。

かつて「識者」としてタイム紙の紙面を飾った男。

その人は、富村順一氏のことである

              ★

昨日のエントリーで数多い「集団自決」論争の登場人物のなかから、久しぶりに宮城晴美氏を回顧してみたら、コメント欄に珍しい登場人物の名前を見付けた。

現在も大阪でご存命の富村順一氏のことである。

宜野湾市よりさんのコメントです。

波乱の人・富村順一さんを思い出します。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/9a156cfdf90ff1669ff827f1f8f2edba

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/8129fdffddce65897665bd677bdf5ed2

その富村順一さんの口述の書き起こしです。
初めて読まれる方は、長いし途中で別な記事やコメントが挟まりますが、上方の「次のメッセージ」をひたすら辿ってください。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1143582&tid=a4a4a4ha4a4a4h4z9qbe
clga4xa5aba5a6a5sa5ha5c0a5a6a5sa1aa&sid=1143582&mid=68190


この口述の細かい時系列を突いて反論することで却下、遮断しようとする人もあるかと思いますが、手に入るあらゆる違う記録を地道に突き合わせることこそが、一次史料がない中で史実を探る方法。

慰霊の日にも当然働いている人々があり、国道から見えるパチンコ店の駐車場にはいつものように車がたくさんあり、スポーツの試合や地域の行事があり。
だからと言ってその人たちが皆、先人を思わないわけでもなく。
忘れずとも人生は続いていく、と思う。
実相がまだよく判っていない恨みつらみに縁取られた「沖縄戦を忘れない」が、恒久平和を担保するものでも、拡張の意図を持った他国を抑えることを担保するものでもない、とも思う。

当日記の古いエントリーをリンクして下さったのも嬉しいが、さらに驚くのは今では絶版となっている富村氏の著書を読んだというコメントである。 涼太さんのような古くから支援して下さっている意識の高い読者の存在や安仁屋正昭さんのようにデタラメな公的刊行物を自分の眼で確かめるような熱心な読者の存在には、そのうち狼魔人日記は「本文よりコメント欄の方が勉強になる」と噂が立ちそうである。(涙)

その亮太さんのコメントです。

<安仁屋正昭様
宜野湾より様

私も富村順一氏の「隠された沖縄戦記」は読みました。

「手に入るあらゆる違う記録を地道に突き合わせることこそが、一次史料がない中で史実を探る方法。」

仰るとおりです。
私もいろいろな沖縄関係の本を読んでいるうちに、たどり着いた結論は「集団自決に軍の命令は無かった」です。
それ以外にも、久米島のスパイ処刑の真実など、沖縄のマスコミが発狂すればするほど真実が炙り出されます。
戦場売春婦が、日本軍の強制だ。補償しろ。と叫べば叫ぶほどぼろが出ます。>
同じことですね。

          ☆

そこで本日は沖縄戦史の裏の登場人物・富村順一氏について回顧してみる。

現在「うらそえ文藝」第17号が県内外の話題を呼んでいるが、3年前の209年同誌第3号で、富村氏に触れた部分があるので、抜粋して引用する。

うらそえ文藝」(14号2009.5より)

星雅彦  上原正稔との一問一答   
 

 ―― 集団自決をめぐって ――  

(略)   

 星 そう、『鉄の暴風』の間違いに対しては、訴えるべきだろうし、抗議して謝罪させることだってできるはずだったのに…。

 上原 それについては次のような裏話がある。ある悪い奴がいて―― 富村という男が沖縄タイムスに何度も訪れ、執拗に賠償金を要求して夕イムスから金を受け取つたという。そのことを僕は八〇年頃にタイムスのある記者から聞きましたよ。

 星 悪いウチナーンチュ?

 上原 そういう奴が、沖縄タイムスを脅迫したんです。彼は梅澤さんが生きていることを嗅ぎつけて、それをネタに沖縄タイムスを脅迫して、賠償金を要求したんです。

 星 そんなでたらめなことを。

 上原 でたらめじやなくて事実です。「梅澤さんは生きている。これを書いたのは君たちの間違いだろう」というふうに沖縄タイムスに抗議したわけです。それでお金を要求して、士方なく五〇万円を沖縄タイムスは渡したわけです。これは有名な裏話ですよ。


 星 その男に渡したんですか。それ本当の話ですか。立証できますか。

 上原 間違いない。彼はあくどい点でも有名な男ですから。

 星 生きているのに、慰安婦と一緒に死亡とは、悪意さえ感じられる。

 上原 梅澤さんは要求など、そんなことはしない。タイムスの昔の記者だったらたいてい知ってしいますよ。宮村という男がタイムスに抗議して、梅澤隊長が慰安婦と一緒に死んだという文章を削らせたのです。この削除にはそういう背景があったということです。

 星 そうすると、一九七○年に東京タワー事件を起こして、アメリカ人の神父を人質にして昭和天皇を処刑台に送れ!と叫んだあの富村順一ですね。それにしても彼がタイムスへの謝罪要求をしたとは・・・。

 上原 とにかくはっきりしてるのは、梅澤さんは現在も九一歳でとても元気だということですよ。

 星 それからこの裁判で、証言者たちが前言を翻して、逆な発言をするのも不思議な現象だ。例えば、宮城晴美さんのお母さんの宮城初枝さん、以前は宮平初枝さんだが、その人が軍命につぃて嘘の証言をしたこことを告白したのを、娘が後でまた裏返してあの告白は嘘だったという経緯がある。その上、戦後生まれの宮城晴美さんは自分の証言の真実性を訴えたりする。また、二重の虚言的な操作をする人が出てきたこりして、非常に疑心暗鬼になる。ただ、住民が本当のことを言えなくて、奥歯にものの挟まったような状能で証言するのを、私は数人から何度も感じてきたわけです。
 
 また、四〇年ほど前に渡嘉敷島と、座間味島に宿泊して、私は当時の村長と駐在巡査と宮城初校に会って話を聞いたわけです。そのとき何かしっくりせず隠しているなと感じたものです。隊長命令があったとは誰も言わなかったし、なかったとも言えないふうに、非常に曖昧だった。私は七一年の「潮」に「集団自決を追って」という文章を物語風に書いたけれど、わざとぼかして書いた。ある程度の確信はあったが、あの私の逃げ口上的な表現に対しては、今でも忸怩たるものがある。(略)

             ☆

星雅彦氏は、若いころ誰よりも早い時期に集団自決の聞き取り調査をした。 その経験を雑誌に書いたが、「(隊長命令がなかったことは)ある程度の確信はあったが」「わざとぼかしたて書いた」ことを次のように反省している。

「あの私の逃げ口上的な表現に対しては、今でも忸怩たるものがある。」と。

そしていま、歴史捏造を企てる勢力に対し「村八分」を覚悟で敢然と立ち上がった星雅彦。

そして琉球新報に対し「言論封殺」の戦いを挑んでいる上原正稔氏。

お2人の勇気ある言動に、最近とんと見かけなくなった侍(サムライ)の面影を見ることが出来る。

上記の「うらそえ文藝」の対談を見た芥川賞作家の目取真俊氏が自分のブログでいちゃもんをつけた。

相変わらずの無知丸出しのコメント対し、からかう意味のエントリーをしたのがこれ。

富村証言の衝撃!沖縄タイムスを恐喝!

以下は過去エントリーに一部加筆したものである。

■恐喝された沖縄タイムス■

沖縄在住の芥川賞作家目取真俊氏が自ブログで、係争中の裁判の判決文を誇らしげに引用し、「うらそえ文藝」の上原氏の発言を批判して「裏事情を知っているだけで、判決文も読まないものが口出しをするな」といったニュアンスの文を書いている。

『鉄の暴風』を訴えなかった理由

ところが判決文では触れていない「裏事情」を、これ以上発言されると一番困るのは沖縄タイムスであり、その意味では同じ立場に立つ目取真氏が沖縄タイムスの意を受けて星、上原両氏に、判決文全文を読んでいないことを盾に、発言を封じようと画策していることは容易に想像できる。

目取真氏は、沖縄タイムスが富村順一氏に恐喝され50万円支払ったことを、大した問題ではないといった書き方をしているが、これは読者の目を欺くためのごまかしに過ぎない。

富村氏の恐喝は沖縄タイムスにとって二つの意味で大きな汚点、いや、新聞社としては致命的ともいえる大きな打撃である。

先ず恐喝した富村氏は、過去に沖縄タイムスから著書を出版したり寄稿をしていたタイムスにとっては重宝な左翼作家であること。

つまり富村氏沖縄タイムスの紙面をにぎわす「識者の1人」だったのである。

そして恐喝の理由が、問題の書『鉄の暴風』の記事削除であり、沖縄タイムスは実際削除に応じたこと。

しかも恫喝された事実を沖縄タイムスは闇から闇へ葬ろうとした

恐喝を受けた当事者の新川明氏(元沖縄タイムス社長)が、「うらそえ文藝」の当該記事を見て立腹し、何らかの対抗手段を打つと息巻いていたが、結局この事件には沖縄タイムスOBを含む複数のの証言があるというので、問題化することを諦めたと聞く。

そして脅し取った50万円は、当然タイムス社からの出費だが、その出金名目は「原稿料」とした、という生々しい証言もある。

さらに恐喝した当人の富村氏が78歳の高齢ながら現在も大阪でお元気であることも沖縄タイムスが対抗手段を打つことなく沈黙を守る理由だという。

目取真氏はタイムスが恐喝されたことの真偽を同社に問い合わせ、それが事実だと知って愕然としたのではないか。

そこであのような目くらまし記事を書いて「沖縄タイムスが恐喝に屈した」という「うらそえ文藝」の告発を、「矮小化」(左翼の得意の表現)し、星、上原両氏のこれ以上の発言を封じ込めようとしているのではないか。

まさに、沖縄版・言論封殺魔の面目躍如である。

■証言の信憑性■

「集団自決訴訟」の特徴は、60数年前の体験者の証言と、

数十年前に彼らに聞き取り調査した人物の記録、

という極めて曖昧な要素のある証拠物を根拠に争われているという点である。

しかも数十年前に聞き取り調査に応じた体験者も大半は鬼籍に入ってしまった現在、

彼らが残した記録に「思い違い」や「勘違い」などがあったとしてもそれを本人に確認する術はない。

いや、その聞き取りをした人さえ「聞き違い」などが考えられるが.、聞き取りした人にも既に物故した方がいて、この問題の検証の難しさを倍化させている。

証言者がその時、その場所にいたからといって、その証言を無条件で信じることは出来ない。

■証言者のバックグラウンド■

アリバイ証言を求める場合、家族や、親族の証言がその信憑性を疑われるように、証言者のバックグラウンドが証言に及ぼす影響を無視することはできない。

ここで「集団自決訴訟」に登場する証人をそのバックグラウンドによって、大きく二つに分けてみる。

①本人または近い親族が「援護金」を受給している証人

②「援護金」とは無関係な証人

この二種類の証人は夫々同じような証言をするという特徴を持つ。

①の証人は金城重明氏や、宮里春子氏、宮村幸延氏のように「軍の命令があった」と証言しているのに対して、

②の証人は宮平秀幸氏のように「軍命令はなかった」と証言している。

通常の刑事裁判ならこの時点で「援護金受給」という経済的バックグラウンドを考慮すれば、①の証言は信憑性に欠けるとして却下されてしかるべきである。

だが、奇怪なことに「集団自決訴訟」では①の証言はほとんどそのまま採用されている。

その一方で、②の「援護金受給」に無関係な人びとの証言はことごとく虚言として却下されている。

■証言者のプラス派とマイナス派■

裁判には集団自決当時、現場にいなかった戦後生まれの学者や関係者も多く登場するが、彼らはその「証言」が経済的、社会的に見て本人にプラスかマイナスかによって二つに分類できる。

①プラス派⇒宮城晴美氏、林博史、安仁屋政昭、大城将保、石原昌家など

②マイナス派⇒照屋昇雄、星雅彦、上原正稔

外にも①の【プラス派】には高校教師から琉球大学教授に駆け上がった、高嶋伸也氏や元県知事で沖縄戦戦記本を多数出版した太田昌秀氏などの大物もいるが、

中でも宮城晴美氏は、那覇市役所の臨時職員だったのが『母の遺したもの』を出版した後、わずか三カ月足らずで那覇市歴史博物館の主査のポストを得て、

その後は女性史研究家の肩書きで新聞その他の団体から講演会等で引く手あまたの地元知名士になり、母校の沖国大では講師を努めていると聞く。 

更には琉球大学に博士論文提出中というから高嶋教授の後釜でも狙おうかというほど社会的にも経済的にもプラス派の代表者であろう。

おっと、教科書執筆者の高校教師・坂本昇氏なども①の【プラス派】の代表だろう。この方も沖縄では有名人になって沖縄の大学のポストを狙っているとか。

 

一方、②の【マイナス派】の証言者が少ないのは地元のマスコミが証言しても取り上げないせいもあるが、

経済的、社会的にマイナスになるなら、でしゃばって証言するより沈黙を選ぶのは人間の常なので、人数が少ないのも仕方がない。

例えば、戦後早い時期に現地で聞き取り調査をした、照屋昇雄さんなどは、「軍命があった」と証言しておれば地元ではチヤホヤされ、各地で集団自決の重要証人として執筆や講演会などを請われ、社会的にもプラス面が多かったはずだが、

「軍命はなかった」と証言したばかりに嫌がらせなどを受けた。 いや現在も受けているときく。

照屋さんの場合も当然マイナス面ばかりである。

最近『うらそえ文藝』で沖縄タイムスに捏造記事の訂正と謝罪を要求した、星雅彦氏と上原正稔氏が、その後沖縄の文壇から締め出され兵糧攻めに遭っていると聞くが、これも証言したための典型的なマイナス面であろう。

■富村順一・・・・・最大のマイナス派証言者■

もう一人、最大のマイナスを被った証言者がいる。

自ら座間味島を訪問し、聞き取り調査をした結果、これまでの極左的言動から一変し、沖縄タイムスの『鉄の暴風』のデタラメな記事を批判する側に「転向」した富村順一氏こそ、「転向」で最も激しいマイナスを被った人物だろう。

富村氏については改めて詳しくエントリーしたい興味ある人物だが、ここでは概略を述べる。

富村氏は、沖縄返還の前年、天皇糾弾を叫んで東京タワージャック事件を起こし逮捕された。 服役中、彼を支援する左翼弁護団と交した獄中記がベストセラーになり、出所後は「作家」として生計を立てるようになる。 

勿論出版物の内容は左翼弁護団が「天皇糾弾・反日・沖縄人」というキーワードでおだて上げたせいか、

『棄民・戦争・天皇』とか『皇軍とアイヌ兵』といったいかにも左翼が喜ぶタイトルで10冊ほど出版するほどの売れっ子作家になる。 

沖縄では沖縄タイムスを始め、出版社と新聞社からの原稿依頼が殺到し、沖縄の知識人・文化人から大歓迎をされ、さらに、各大学、各地で講演することもあった。 

そして沖縄タイムス刊『沖縄にとって天皇制とは何か』(1976。 タイムス選書)の執筆者の一人にもなる。

ところが座間味島で聞き取り調査をしているうちに、『鉄の暴風』の余りのデタラメさが徐々に発覚し、流石の極左が売りものの富村氏も、沖縄左翼の捏造体質にあきれ返ってしまう。 

特に「朝鮮慰安婦と不明死した」と侮辱的に書かれている梅澤元隊長は存命、という情報を島の古老から得て、富村氏は梅澤元隊長探索の旅を開始する。

元隊員や多くの人を辿って大阪で警備会社の重役をしていた梅沢氏と大阪で会うことになる。 その頃は未だ『鉄の暴風』には梅沢氏の「死亡記事」が平気で記載されていた。

富村氏の慶良間島取材後に「梅澤生存」を記した『隠された沖縄戦記』をするのだが、その出版年(1979年)から判断して1978年ごろのことである。 

その後30年経って梅澤氏は「集団自決訴訟」の原告の一人になるわけだが、その時は『鉄の暴風』の存在さえ知らなかったようだ。

梅澤氏は、作家というより刑務所を出たり入ったりのヤクザ者といった方が似合う富村氏に梅田の居酒屋に呼び出され、二人は酒を酌み交わしながら座間味島のことを語り合った。

そのとき梅沢氏はこう語った。

「確かに悲惨な島であった。私は自決命令を出していない。 だが、私が自決命令出したとして公表されれば、助かる島の人は一杯いるでしょう。 またお金も降りるでしょう。それでいいんじゃないでしょうか。もう終わったことです。」

「私は自分が悪者になってもいいよ。座間味は大きな犠牲を出したんだから、自決した人もいる。 私は生きのびて、こうやって生きのびているだけでありがたい。それから考えると、あまり重視する問題じゃない」(富村順一著『沖縄戦語り歩き』拓植書房1995年』)

富村氏は梅澤氏の言葉に大きなショックを受け、沖縄の論壇から総スカンを食う覚悟で『隠された沖縄戦』を出版し、沖縄タイムスの歪曲報道を暴露する。

通常のパターンだったら沖縄人が沖縄戦記を出版した場合、沖縄マスコミは揃って宣伝記事を書くものだ。

だが、『隠された沖縄戦』の場合、沖縄マスコミ、知識人、文化人は皆これを黙殺し、沖縄の書店でもこれを販売するものはほとんど無かった。

従って富村順一氏のことを知る沖縄県人は、左翼文化人と古い記者以外ではほとんどいないし、富村氏が沖縄タイムスに乗り込んで恐喝した話など知る人は少ない。(タイムスを恐喝した話は『うらそえ文藝』に詳しい)

何よりも不可解なのは、『鉄の暴風』で「死亡記事」を書かれた「悪鬼のような梅澤元隊長」が生存していることが判明したのだから、

新聞にとっては重大ニュースであり一面トップで扱ってもおかしくなかったはずだ。

だが、実際は『鉄の暴風』から該当記事をソッと削除しただけで、タイムスも新報もこの重大ニュースを報道することはなかった。

それ以降、富村氏はあれほどチヤホヤされていた沖縄マスコミからも干されてしまい、多くの出版物も今ではほとんど絶版になっている。

おまけに左翼集団に襲われ重傷を負って車椅子生活を余儀なくされるのだから、富村順一氏ほど「転向」によって損害を被った人物もいないだろう。

富村順一氏は、沖縄マスコミの徹底した黙殺により、沖縄では忘れ去られた沖縄戦記作家であり、元極左活動家であり、そして「転向者」でもある。

従って現在「集団自決」に興味を持つ人でも、その名を知る者は少ない。

『鉄の暴風』から「梅澤死亡」の記事が削除されるのは、出版後30年経過した1980年になってからだが、沖縄タイムスはその年にはどうしても「削除版」を発行せねばならぬ理由があった。

それは、富村氏が削除の件でタイムスを恐喝しただけでなく、前年の1979年発行の自著『隠された沖縄戦』で、梅澤氏が生存している事実を書いて『鉄の暴風』の捏造体質を暴露していたからである。

富村氏が「梅澤生存情報」を使ってどのように50万円を脅し取ったのか。 

おそらくは沖縄タイムスが、「そのうちソッと削除するから、騒ぎ立てないでくれ」と口止めの意味で50万円を支払ったのであろう。

だが、富山氏は50万円を脅し取った上、口止めどころか自著でも暴露して大儲けした。

ちなみに当時の50万円は現在の500万円に相当するという。

富村氏も良くやるね。

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