ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

徹子の仕事

2009-05-20 17:30:02 | 時事(国内)
黒柳徹子がユニセフ(国連児童基金)親善大使に就任してから
今年で25周年を迎えるそうである。
1984年からこれまでに27カ国を訪れ、今でも毎年欠かさず紛争や
貧困などにあえぐ発展途上国を訪れ支援活動をしているそうだ。

実に立派である。

また、彼女の呼びかけによりこれまでにおよそ48億円も集めた
とのこと。

実にたいそうな金額である。

黒柳徹子と言えば、真っ先にイメージするのは、あのセットする
のに一体何時間かかるのだろう、というタマネギ頭と、ノーメイク
なら確実に本人とは判別できない厚塗りメイクの容姿である。
もちろん、自分のペースで一方的に話しまくるおしゃべりも、
充分に特徴的だが、彼女の場合、タレントというよりは知識と
教養のある文化人的要素を、存分に備えているせいか、あまり
嫌われることのないキャラとして存在しているようである。

もう随分前だが、そんな彼女のアフリカの難民キャンプの
現地視察の様子をテレビでやっていたのを観たことがある。
確か、旧ザイールのゴマだったと思うのだが、そんな場所でも
彼女は、綺麗にセットしたタマネギ頭とおよそ2時間はかけた
だろうメイクは、いつもの「徹子の部屋」通りの彼女の姿であった。

その時に真っ先に思ったことは、彼女は一体今日どこから
このキャンプに来たのだろうか?ということ。そして、あまりにも
その場所に似つかわしくないその容姿は、周囲の光景とは完全に
浮き上がっていたのだ。おそらくその場に居た難民の方々の目には、
彼女は宇宙人にでも見えたに違いない。

もしかしたら、その時だけだったのかもしれないが、知識も教養も
あるはずの人が、なぜTPOを…と不思議に思った次第である。

彼女はユニセフ親善大使の前に、やはりタレントであり、この仕事
自体もそのタレント仕事の延長線上にあるように思えてならない。
















 
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