ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

暮らし

2009-05-28 17:38:21 | 時事(海外)
ある年齢に達したらリタイアし、のんびりと暮らすという
青写真は、どこの国でもなかなか描きにくくなっている
ようである。

若い頃から老後のことを考えて預金したり、私的年金に加入
している人もいるだろうが、そうではない人も相当数存在する。

すでに日本では、公的年金だけでは生活を維持できなくなって
いる。しかし、だからと言って日々の生活に追われ将来のために
貯蓄やら私的年金をする余裕がないと言う方も多いだろう。
また、仮に現在余裕があったとしても、欲しい物や娯楽に使って
しまう、と言う方も多いに違いない。

これなどは「豊かな青春、みじめな老後」である。

もちろん住宅ローンや子供の学費に追われてそれどころではない
という真っ当な理由の方々も多いだろう。

しかし、何もこのような問題は、日本だけではなく多くの国で
同様の問題を抱えているのだ。何の心配もなく一生楽しく暮らせる
理想の国など、どこにもないのである。

人々の老後の生活を手厚く保護しようとすれば、それは若い世代に
負担を強いることになったり、税率をもっと上げざるえないのだ。

元来、暮らしというものは不安が付きものなのである。

かつて、「揺り篭から墓場まで」を謳い、高度な福祉制度を誇った
英国でも公的年金だけでは、もはや生活できなくなったそうである。

そんな記事を見て、ふと、思ったことである。











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