ローカルな話である。
我が名古屋市長の河村さんが提案した市民税減税5%案が議会で可決された。
本来、河村市長は市民税の10%減税を最大の選挙公約に掲げていたのだが、
名古屋市議会で断続的に反対され、「では7%ではどうか?」と妥協をして
みたもののそれでもダメで、今回さらに譲歩し5%ということで、なんとか
手打ちとなったのである。
とはいっても、自民、公明、民主党は3年以内の見直しという附帯事項を
つけてやっとの賛成となったわけで、当初言われていた「恒久的」という
のはどうやら難しいようである。
国と同じで、名古屋市も最近はまた累積市債が大きく膨らんでいる。
そのような中での減税は、果たして良かったのかどうかという疑問は残るが、
しかし、何はともあれ、河村市長の残りの任期が完全に空転することはなく
なった訳である。公約を当てにして票を投じた市民も、まぁ、10%の減税は
達成できなかったものの、最大限努力した成果は認めるに値すると捉えている
だろうと思う。
この点だけは公約無視の民主党よりはずっとマシである。
これまでの2年半は、まさに議論ばかりで何ひとつ決まらなかった空転の名古屋
であった。しかし、その反面、それまでの議会とは比較にならないくらい実質的
な議論が行われるようにはなったと思われる。
そしてこれこそが、河村さんの大きな功績だという気がしている。
もっとも、本人が意図したものだとは到底、思えないが、まぁ、棚ボタである。
我が名古屋市長の河村さんが提案した市民税減税5%案が議会で可決された。
本来、河村市長は市民税の10%減税を最大の選挙公約に掲げていたのだが、
名古屋市議会で断続的に反対され、「では7%ではどうか?」と妥協をして
みたもののそれでもダメで、今回さらに譲歩し5%ということで、なんとか
手打ちとなったのである。
とはいっても、自民、公明、民主党は3年以内の見直しという附帯事項を
つけてやっとの賛成となったわけで、当初言われていた「恒久的」という
のはどうやら難しいようである。
国と同じで、名古屋市も最近はまた累積市債が大きく膨らんでいる。
そのような中での減税は、果たして良かったのかどうかという疑問は残るが、
しかし、何はともあれ、河村市長の残りの任期が完全に空転することはなく
なった訳である。公約を当てにして票を投じた市民も、まぁ、10%の減税は
達成できなかったものの、最大限努力した成果は認めるに値すると捉えている
だろうと思う。
この点だけは公約無視の民主党よりはずっとマシである。
これまでの2年半は、まさに議論ばかりで何ひとつ決まらなかった空転の名古屋
であった。しかし、その反面、それまでの議会とは比較にならないくらい実質的
な議論が行われるようにはなったと思われる。
そしてこれこそが、河村さんの大きな功績だという気がしている。
もっとも、本人が意図したものだとは到底、思えないが、まぁ、棚ボタである。