ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

駄作と知らなきゃ幸せ…

2012-08-10 21:57:05 | つぶやき
高野秀行の初めての小説「またやぶけの夕焼け」を読んだ。

エンターテーメントノンフィクション、略してエンタメノンフ一筋だった
彼の初小説という触れ込みだったが、なんだか小説というよりは、筆者自
身の幼い頃の思い出話のような感じで、はっきりいって、まったく面白く
なかった。

彼にはやはりこれまで通り、辺境作家の路線で行っていただきたい。もっ
とも辺境モノだけではなく、下宿先の人々との交流を描いた「ワセダ三畳
物語」も結構、面白かったので、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。
しかし、それにしても完全に期待外れだった。残念である。

今月末から行く、出張のチケットをやっと確保した。今回はいつもとは異な
るパターンで回ろうかといろいろと考えたのだが、それだと一部が取れなか
ったり、日にちが合わなかったりして、結局、いつものパターンとなってし
まった。3つの航空会社のうち2つはネットで購入し、残るひとつの航空会
社は旅行会社で購入した方が安かった。また、3つのホテルのうち2つはネッ
トで購入し、残るひとつのホテルはメールで部屋を押さえて、現地払いであ
る。

旅行会社の必要性がどんどん無くなっていく気がしている。

LCCもそうだが、フルサービスの航空会社も今や自社サイトからの購入が一般
的になりつつある。もちろん旅行会社を通しても可能だが、発券手数料分だけ
高くなるので、自分で取るに越したことはない。カードで決済すると、すぐに
Eチケットがメールで送られてくるので、その後、再び航空会社のサイトを開き、
チケットの予約番号を入力するなどすると、多くの会社で座席指定が可能だ。
これで当日、知らない人に両サイドから挟まれるという不幸な結果にはならな
くて済む。

しかし、中には未だ、旅行会社を通した方が安い会社もわずかに残っている。
これが侮れないところである。

もっとも、知らなきゃ損をするのは、今やこのようなことだけでなく、公共の
サービス全般に福祉や医療など、それはもう、生活のすべてにおけるといって
いいが、案外、知っているつもりになって、「これでよし!」などと思ってい
ると後から、さらにお得な情報が見つかったりして、少々、落ち込むこともあ
る。

考えようによっては、まったく、油断できない、嫌な世の中である。

「知らなきゃ、幸せ」

案外、これでいいのかもしれない…。


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