ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

怖い方向へ

2013-05-26 21:06:03 | 時事(国内)
腹が立つというかあきれてしまったのが、マイナンバー制度、共通番号制度である。
こちらは、なんと93項目が対象だということで、これほどまでに項目が多いと個人
の情報がほとんど丸裸状態に近くなる。住民基本台帳カードの非ではない。

共通番号制度で行政が取り出せる個人情報の例が 朝日新聞に羅列されていたのだ
が、恐るべきものであった。給料や家族の状況、保有する不動産やその評価額まで、
行政の関係者がのぞけてしまうのだ。

そして将来には民間利用もさせようとしている。さすがにこれは、ちょっと怖い。
情報が一端漏れてしまうと、回収することは不可能である。

情報漏洩に関係した人間は、全て連座制で 「死刑」または企業の場合は 「全ての
財産を没収」くらいの極刑にしないと、とてもじゃないが、情報は簡単に漏れてし
まいそうである。仮にそうだとしても、わからないように、情報が漏れることは間
違いないだろう。

しかし、住基ネットの時のように反対の声がなぜか上がってこない。
なぜなのか…?

個人情報保護法なんて法律があっても、この共通番号制ができたことで、どちらが
有利に立つのかと言えば、個人の情報を保護することよりも、国が個人を管理し、
内容を確認し利用することの方が断然有利になっているとしか思えない。

結局は、国が簡単に個人を管理できるようにする為の制度であると思われる。
将来的には、そこに個人の信仰や思想なども加わり、個人を完全に管理できるように
なるかもしれない…。

日本はちょっと怖い国に向かっている…?

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