「黄金のバンタムを破った男」百田尚樹著を読んだ。
先日、亀田兄が何かの企画で素人3人と対戦し、もし素人の誰かが勝てば1000万円貰えるなどと
いうのをやって話題になっていたが、これを読むと近年のボクシングは、随分、やわになったな
と思わざる得ない。
ひと昔前、ボクシングの世界チャンピオンはわずか8人しかいなかった。つまり8つの階級に、
それぞれ1人すつの王者がいただけだ。ちなみに現在は17階級、しかもチャンピオン認定団
体も増えて、主要の4団体がそれぞれチャンピオンを認めていて、その総計は70人ほどにも
なるらしい。
これだけでもチャンピオンのハードルが随分、下がったのがわかる。
まぁ、それでも大変なことは大変なんだろうけれど…。
私などボクシングなんて全く興味はないけれど、、子供の頃、「あしたのジョー」だけは
良く見ていた。そんなあしたのジョーの丹下段平と矢吹丈のモデルになったのは、協栄ジムの
初代会長の金平氏と海老原博幸という人物で、この2人には有名な伝説があった。
協栄ジムの金平会長は、ボクサーだったが、体力の限界を感じて現役生活を引退してトンカツ屋を
開いた。開店の日、店の前のアルバイト募集の貼り紙を見て一人の少年がやってきた。ガリガリに
痩せていたが、バネのありそうな身体を見た金平は、少年にその場で縄跳びをさせた。
しなやかにロープを跳ぶ少年の動きを見た金平は、何と即座にトンカツ屋をたたみ、ボクシングジム
を作った。この少年こそ、後の世界フライ級のタイトルを2度にわたって獲得した海老原博幸だった、
という話だ。
これだけでも、大変、面白い話だが、読み終えると、ちょっと元気が出るというか、なかなか
熱くなる内容でもあった。
でも、やっぱり亀田兄弟のボクシングはちょっと…。
先日、亀田兄が何かの企画で素人3人と対戦し、もし素人の誰かが勝てば1000万円貰えるなどと
いうのをやって話題になっていたが、これを読むと近年のボクシングは、随分、やわになったな
と思わざる得ない。
ひと昔前、ボクシングの世界チャンピオンはわずか8人しかいなかった。つまり8つの階級に、
それぞれ1人すつの王者がいただけだ。ちなみに現在は17階級、しかもチャンピオン認定団
体も増えて、主要の4団体がそれぞれチャンピオンを認めていて、その総計は70人ほどにも
なるらしい。
これだけでもチャンピオンのハードルが随分、下がったのがわかる。
まぁ、それでも大変なことは大変なんだろうけれど…。
私などボクシングなんて全く興味はないけれど、、子供の頃、「あしたのジョー」だけは
良く見ていた。そんなあしたのジョーの丹下段平と矢吹丈のモデルになったのは、協栄ジムの
初代会長の金平氏と海老原博幸という人物で、この2人には有名な伝説があった。
協栄ジムの金平会長は、ボクサーだったが、体力の限界を感じて現役生活を引退してトンカツ屋を
開いた。開店の日、店の前のアルバイト募集の貼り紙を見て一人の少年がやってきた。ガリガリに
痩せていたが、バネのありそうな身体を見た金平は、少年にその場で縄跳びをさせた。
しなやかにロープを跳ぶ少年の動きを見た金平は、何と即座にトンカツ屋をたたみ、ボクシングジム
を作った。この少年こそ、後の世界フライ級のタイトルを2度にわたって獲得した海老原博幸だった、
という話だ。
これだけでも、大変、面白い話だが、読み終えると、ちょっと元気が出るというか、なかなか
熱くなる内容でもあった。
でも、やっぱり亀田兄弟のボクシングはちょっと…。