ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

宿やのおやじ

2018-08-19 22:19:23 | つぶやき
先日、東京に行って思ったこと。

本当に外国人が多いなということ…。たまたま行った場所が東京タワーのような観光スポットだったからかもしれないけれど、それにしても半数以上、もしかすると7割近くが外国人だったような気もする。

これからの日本の市場で伸びるのは、今のところ確実視されているのは2つだけだと言われている。 一つは終活市場。これからの日本は超の付く高齢化社会。ここに大きなビジネス市場があるというのは、まぁ、安易に想像がつく。

そしてもう一つ。高齢化市場を上回る圧倒的な拡大市場となるのが「インバウンド市場」なんだとか。今後の2年で日本には4000万人の旅行客が入ってくると予想されている。そして2023年にはカジノが開業する。にもかかわらずホテルが完全に足りていない。つまり受け入れ態勢が全然、整ってない。民泊制度も始まったが、その後、民泊新法が施行され、宿泊施設が一気に減った。それは多くが認可をとれなかったからだ。もちろん民泊に一定のラインは必要だと思うけれど、そこは日本、案外、厳しいだろなというのも想像がつく。

東京にはないのかもしれないけれど、地方によくある寂れてしまった商店街。ここに安宿街のようなものを作り、旅行者が集まるような場所ができたら、どうなんだろうと思う。市街地にある地方の寂れた商店街は駅からも近いのでアクセスしやすいし、旅行者が来れば、宿以外でも食堂やカフェも流行るだろう。最近の外国人は、日本中どんどん田舎にも出向いている。案外、地方でも、清潔で居心地の良いリーズナブルな安宿街と隣接するこれまたリーズナブルでおいしい食堂やカフェの集まる場所があれば、そこに観光資源などなくとも長期滞在者なども集まり、一定の賑わいは取り戻せるのではないかと思ったりもする。

インバウンド市場は、なにも大都市だけにあるとは言えず、地方にこそ、もしかすると可能性があるのでは…と思う。

地方の古民家をリノベーションして宿泊施設を作り、隣接して食堂もやる。

老後は、宿のやおやじか…。

悪くないかも…。
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