初めての国、モルジブ。
リゾート観光国という感じで、あまり興味が湧かず、一生、行くことがないと思っていたのだけれど、それもこれも52000円という飛行機代に釣られたのが、何かの縁。とりあえず、着いた首都のマレ。
空港は、空港だけの島になっている。飛行機が付くとタラップを降りて、歩いて建物に向かうという非常にローカルな空港なのだけれど、エミレーツやカタール航空などのローカルではない大型機も止まっていて、そのギャップが面白かった。平屋の建物の到着ロビーを出ると、小さなボート乗り場があり、これに乗って対岸の首都、マレ島に向かう。
ここに着く観光客のほとんどは、リゾートホテルの用意した高速ボートや水上飛行機で、そのままリゾートアイランドへ向かうようで、首都マレに渡る外国人は本当に少なかった。けれど、すでにこのボート乗り場の海の色から透明度も半端なくキレイで、ちょっと感動する。
ボート代10ルフィア(65円)所要10分でマレに着く。人口密度、世界一と言われるマレ。歩いて2時間ほどで島を一周できそうなくらいの島で、そこにびっしり建物が立ち、狭い道路に車が行きかう都市国家、なんとなく長崎の軍艦島を広くした感じだ。信号もほとんどないけれど、車とバイクで道はふさがれ、排気ガスも凄い。歩きにくいけれど、すべて歩きで用事は済んでしまうほどの島。町の交通手段はタクシーのみ。100メートルでも、どこまで乗っても料金は一律約250円。
見どこは、特にない。魚市場にその日上がった、小さなマグロがたくさん並んでいる。小売りで一匹から買えるようで、しょうゆと白いごはんがあればマグロ丼が食べられそう。共和国広場、ここに大きな国旗がはためいている。大統領官邸、金持ちの家みたい。以上だ。
あとは、普通に街歩きをしてみた。モルジブ人、マレの人の顔つきはインド人と同じ、濃い顔。けれど、なんだか雰囲気は柔らかく、インド、スリランカ人よりも男は断然、イケメンが多い。長髪でレゲエ風の若者も多く、ジャマイカ人にも見える。女性はムスリムなのでアバヤですっぽり。こちらはインド人の方が美人は多いと思う。
食事、基本はカレー。ナンではなくご飯。パキスタンのビリヤニ風もある。マック、ケンタッキー、コンビニはない。あるのは、バーガーキング2軒のみ。スタバもなく、カフェはすべてローカルな個人経営。スーパーも小ぶりの個人経営のみだ。
モノの値段は日本並み。食事も普通の食堂でもそこそこ高い。一食、500円以下なんて無理。コーヒーも300円はする。南アジアでは断トツだろうと思う。最近のインドのムンバイなども高いのかもしれないけれど…。
ホテルは3000円程度からあるけれど、結して、宿事情も良いとはいえないし、食事も高い。町は歩きにくいし、ここに旅行者が来ない理由がわかるような気もする。
唯一、南アジアだなと思ったのは、一応、新市街と呼ばれるエリアに両替屋さんやお土産屋が並ぶ通りがある。そこを歩くと、
ちょっとしつこい客引きが何人もやってくる。中には日本語や中国語を操る客引きもいて、これがかなりうっとおしい。マージンが入る店に何とか案内しようとなかなか解放してくれない。ただ、全体的にモルジブ人はおっとりしていて、ジロジロ見られることもなく、この辺はスリランカ人よりもずっと控えめな感じだった。この通りだけが例外だと思われる。
モルジブって豊かなのか、貧しいのか、マレを見ても、いま一つわかり難い…。
それにしても、首都の囲む海は、どこもきれいで透明だった。魚もたくさんみえる。
その後、マレから船でローカル島へ向かった。
つづく…。
リゾート観光国という感じで、あまり興味が湧かず、一生、行くことがないと思っていたのだけれど、それもこれも52000円という飛行機代に釣られたのが、何かの縁。とりあえず、着いた首都のマレ。
空港は、空港だけの島になっている。飛行機が付くとタラップを降りて、歩いて建物に向かうという非常にローカルな空港なのだけれど、エミレーツやカタール航空などのローカルではない大型機も止まっていて、そのギャップが面白かった。平屋の建物の到着ロビーを出ると、小さなボート乗り場があり、これに乗って対岸の首都、マレ島に向かう。
ここに着く観光客のほとんどは、リゾートホテルの用意した高速ボートや水上飛行機で、そのままリゾートアイランドへ向かうようで、首都マレに渡る外国人は本当に少なかった。けれど、すでにこのボート乗り場の海の色から透明度も半端なくキレイで、ちょっと感動する。
ボート代10ルフィア(65円)所要10分でマレに着く。人口密度、世界一と言われるマレ。歩いて2時間ほどで島を一周できそうなくらいの島で、そこにびっしり建物が立ち、狭い道路に車が行きかう都市国家、なんとなく長崎の軍艦島を広くした感じだ。信号もほとんどないけれど、車とバイクで道はふさがれ、排気ガスも凄い。歩きにくいけれど、すべて歩きで用事は済んでしまうほどの島。町の交通手段はタクシーのみ。100メートルでも、どこまで乗っても料金は一律約250円。
見どこは、特にない。魚市場にその日上がった、小さなマグロがたくさん並んでいる。小売りで一匹から買えるようで、しょうゆと白いごはんがあればマグロ丼が食べられそう。共和国広場、ここに大きな国旗がはためいている。大統領官邸、金持ちの家みたい。以上だ。
あとは、普通に街歩きをしてみた。モルジブ人、マレの人の顔つきはインド人と同じ、濃い顔。けれど、なんだか雰囲気は柔らかく、インド、スリランカ人よりも男は断然、イケメンが多い。長髪でレゲエ風の若者も多く、ジャマイカ人にも見える。女性はムスリムなのでアバヤですっぽり。こちらはインド人の方が美人は多いと思う。
食事、基本はカレー。ナンではなくご飯。パキスタンのビリヤニ風もある。マック、ケンタッキー、コンビニはない。あるのは、バーガーキング2軒のみ。スタバもなく、カフェはすべてローカルな個人経営。スーパーも小ぶりの個人経営のみだ。
モノの値段は日本並み。食事も普通の食堂でもそこそこ高い。一食、500円以下なんて無理。コーヒーも300円はする。南アジアでは断トツだろうと思う。最近のインドのムンバイなども高いのかもしれないけれど…。
ホテルは3000円程度からあるけれど、結して、宿事情も良いとはいえないし、食事も高い。町は歩きにくいし、ここに旅行者が来ない理由がわかるような気もする。
唯一、南アジアだなと思ったのは、一応、新市街と呼ばれるエリアに両替屋さんやお土産屋が並ぶ通りがある。そこを歩くと、
ちょっとしつこい客引きが何人もやってくる。中には日本語や中国語を操る客引きもいて、これがかなりうっとおしい。マージンが入る店に何とか案内しようとなかなか解放してくれない。ただ、全体的にモルジブ人はおっとりしていて、ジロジロ見られることもなく、この辺はスリランカ人よりもずっと控えめな感じだった。この通りだけが例外だと思われる。
モルジブって豊かなのか、貧しいのか、マレを見ても、いま一つわかり難い…。
それにしても、首都の囲む海は、どこもきれいで透明だった。魚もたくさんみえる。
その後、マレから船でローカル島へ向かった。
つづく…。