ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

チャーハンと作戦いろいろ

2018-09-12 13:26:03 | つぶやき
中国からの荷物が、未だ届かない。今日で11日が経つ。

先週の台風で関空が閉鎖された影響だ。さらに現地のカーゴ会社が荷物の追跡番号を教えてくれないので、今、荷物がどこにあるのかもわからない。先日、三度電話するもいずれも切られてしまった。それもこれも、私が中国語が出来なのが原因だ。この会社、ちょうど8月末でこれまでお世話になっていた、英語と仕事の出来る若い女性二人が会社を辞めていた。新しく入った年増の女性は、この二人の代わりのはずで英語も話せるはずなのだが、スマホばかりいじっていて、やる気がないのが一目瞭然だった。本来ならこの女性が最初に電話に出るはずなのだが、なにせやる気がないので、梱包担当のおじさんらがとりあえず鳴る電話の受話器を取り、そこからこの女性に取り次いでいた。

どうもそれが災いしているようだった。おじさんらは、受話器を取り「イングリッシュプリーズ」などと言われても、めんどくさいのか、わからないのか、この女性にすら取り次ごうとせず切ってしまうのだ。

今日は、何としてでも取り繋ねばと思い立ち、まずはFAX作戦に出た。紙に中国語翻訳機を使って、事情を書き連ね送ってみた。これならさすがにわかるだろうと…。けれど、何度送っても「相手の受信状況により遅れません…」となってしまう。ならば、次はスマホの通訳機能アプリを使い、自分で発した言葉をその場で中国語変換してしゃべってくれる作戦に出た。これならおじさんが出ても、中国語なので理解してくれて年増の女性に繋いでくれると思ったのだ。が、しかし多少のタイムラグがある。こちらが日本語を話している間に、どうも?になってしまい、中国語で話すタイミングには、すでに「ブチッ」と切られてしまう。2度やってもダメだった。

万策尽きた…、と思ったが、最後の手段を思いついた。

8月末で会社を辞めたこれまでの担当してくれていた女の子にメールをしてみた。彼女はすでに同業他社に転職していて、新しい会社から営業と、前職の退職理由などが綴られたメールが来ていたので、本来、お門違いなのは重々承知でお願いしてみたのだ。するとすぐに返信をくれ、このやる気のない年増女性に連絡を取ってくれた。すると、これまたすぐに返信がきて、ようやく荷物のありかが判明した。

荷物は9月5日の時点から、今の今まで香港の空港に取り置かれている。関空の機能が回復し次第、運ばれることになっているらしいが、今のところ、通関のキャパシティーの問題で名古屋や成田に振り替えられることはないらしく、関空以外に飛ばないとのことだった。関空は一部、限定して離発着を始めたらしいが、カーゴ便の現状回復は一体、いつになるのか全く不明だ。

結局、いつになるのか、わからず仕舞いだった。

ただ、多くの物流が滞っているようで、中国側でも大変そうだった。もっともこの状況は中国だけではないはずで、それこそ毎日、世界中から様々な荷持が日本に運ばれてくる。その2大窓口は、東京と大阪なわけで、その一方が使用不能となれば、相応の数の荷物が現地の倉庫に留め置かれることになる。すぐに名古屋や他の都市に飛ばして、そこから…というようにはオペレーション的に無理なようだった。

こんなことに2時間半も費やしてしまった…。

もう、焦っても仕方ない。なるようになるしかない。

その後、お腹が空いたので、レシピを見ながらチャーハンを作って食べた。

それが妙に美味しくて、良い気分転換になった。


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