ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

美女率

2008-06-10 19:17:16 | 時事(海外)
先日、世界的旅行雑誌「游客文摘」が「男性旅行者が
選ぶ世界で最も美女率の高い都市ベスト10」を発表した
そうである。

これが中国の雑誌だとすると、おそらく中国人が選んだと
思われるのだが、ベスト10が全て欧米系で占められている
ところを見ると、美的感覚があちらよりなのだろう。

以下が、調査結果と賛美するコメントである。

1位・アムステルダム(オランダ)
オープンで大胆な性格、スタイリッシュな着こなし、
運動好きの健康美を備えている。
2位・テルアビブ(イスラエル)
褐色の肌に緑色の目がエキゾチックで刺激的。
3位・モントリオール(カナダ)
美しいフランス語を操り、品格や知性が香る。
4位・カラカス(ベネズエラ)
世界のミスコンをいつも席捲している。人生を謳歌する術に長けた
情熱美女が多い。
5位・モスクワ(ロシア)
金髪碧眼にすらりとした容姿を持ち、一途に男性に尽くす。
6位・ロサンゼルス(アメリカ)
世界に美を発信するハリウッドを抱えている。
7位・ヴァルナ(ブルガリア)
風光明媚な土地柄が育んだやさしさや柔らかさを備えている。
8位・ブエノスアイレス(アルゼンチン)
優雅でおおらか、都会的な華やかさが魅力。
9位・コペンハーゲン(デンマーク)
情熱的で個性的、さらに性的にオープンで男性を喜ばせる。
10位・ストックホルム(スウェーデン)
教養があり、社交的でもてなし上手。どこへ行ってもモデル級の
美女が豊作だ。

個人的にはコメント自体に全く根拠のないものが多いような
気がするし、何よりも、1位のアムステルダムというのが
おかしな話である。
何かの本では、世界で1番ブスの多い国としてオランダが、
あげられていたのだがあれは一体何だったのか?

そもそも所詮、美女などといっても、その人それぞれの
個人的趣味に他ならないものである。従って、いかにも世の男性の
総意でもあるかのようなランキングは意味がないのではないかと
思うのだが…

意味のないついでに、私の選ぶ「世界で最も美女率の高い都市ベスト10」
をやって見た。あくまでも個人的趣味であり、漠然とした印象でもある。
しかし、さらに意味はないが…。

1位 サンタフェ デ ボコタ(コロンビア)
1位 カラカス(ベネズエラ)       
南米でもこの両国は他を圧倒している。大げさではなく、
本当にきれいな方が多い。
3位 サンチャゴ(チリ)       
3位 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
チリも平均的にきれいな方が多かった。
アルゼンチン人はちょっとスカしている。
4位 ソウル(韓国) アジアではNO1である。整形効果もあるかも?
5位 東京(日本) 自分が日本人だからに過ぎない気もする。
6位 ベイルート(レバノン)キリスト教系アラブ人は垢抜けていてキレイである。
7位 ブカレスト(ルーマニア) ヨーロッパでは最も良い印象があるのだが…?
8位 ポルトアレグレ(ブラジル)この街が初めての長期滞在の地であるせいか…しかしリオやサンパウロよりブラジル南部のほうが相対的に美人は多いと思う。
9位 モンテビデオ(ウルグアイ)南米では地味な存在だが、私は好きである。
10位 上海(中国)きれいな方とそうでない方の差があり過ぎである…。

また、インドやイラン、アラブ諸国の女性にも、時々もの凄く
きれいな人がいるが、何だか近寄りがたくてダメである。宗教的な
イメージもあって非常に距離を感じる。

20代のころ、エジプトのカイロで長期滞在をしていた時、映画の
エキストラのアルバイトを紹介され、3日間だけしたことがあった。
撮影スタジオで1日8時間拘束され、バイト料は1日20米ドルで昼食代
込みというもの。待ち時間が多く退屈だったが、この撮影にカイロアメリカン
大学へ通うかわいらしいエジプト人女子大生がアルバイトに着ていて、すっかり
仲良くなった。こちらも2人で、あちらも2人。
最終日に大学の寮の電話番号を聞き出しお茶に誘った。2人はもちろん
ムスリムではあったが、カイロアメリカン大学はリベラルな学生たちが多い
ということで、「実際こんな風にして会えるものなのかと」初めは僕らのほうが
びっくりしていた。

そして当日、2人はやや遅刻して1台の車から降りてきた。そしてなぜか
運転してきた、ごっつい毛むくじゃらの男も一緒だ…。

聞くと一方の女性の親戚なのだという。やはりそうなのだ。リベラルとはいえ、
ここは列記とした敬虔なイスラムの国だったのである。結婚前の男女が例え
2人組であっても気軽には会えないのであった。

その日のデートコースは、まず大学近くのカフェへ。しばしお茶をした後、
そのまた近くの店でお昼ごはんを食べることに…。お昼ご飯の後は大学構内
を1時間ほど案内された。それから車で、花がたくさん咲いている大きな
公園へ行き、しばし散歩を…。その帰りに花屋さんへ寄り、2人は僕らに
バラの花をプレゼントしてくれ、そのまま安宿の前まで、送ってくれて
さよならであった。時刻は午後4時前だったと記憶している。

そしてこの日はずっと、例のごっつい毛むくじゃら男に、2メートル
離れた距離から見張られていた。後にして思えばその日のコースも、
時間配分もすべて始めから決まっていたような行動パターンであった。
そして、なぜかカフェのお茶代も、ランチ代もバラの花代も
全部そのボディーガードが払ってくれ、僕らには絶対払わせて
くれなかった。なんだかデートというより、知り合いに1日観光
をお願いしたような感覚であった。

そしてこの時から中東の女性方々は近寄り難いということが、
私の中に確固たるものとしてインプットされたのである。

話は大きくズレたが、美女というものは、本来近寄りがたいものである。

しかし、美人は3日で飽きるとも言われている。
そして、ブスは3日で慣れるとも…。

やはり一番大切なのは、「中身」ということか…



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