ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ノンフィクション賞

2013-08-07 21:57:55 | 
なんと、あの高野秀行が「謎の独立国家ソマリランド」で、講談社ノンフィクション賞を
受賞していた。

しかも、早稲田、探検部の後輩である角幡唯介氏の「アグルーカの行方 129人全員
死亡、フランクリン隊が見た北極」と同時受賞であった。

角幡氏はすでに大宅、開高健ノンフィクション賞をはじめ、他にもいくつか大きな賞を受賞
しており、すでにノンフィクション作家の若手のホープ的存在となっているが、先輩の高野
氏は、これまで無冠の帝王であった。それがついに…である。

本当によかった。

2年前だったか、何を血迷ったか「またやぶけの夕焼け」などという、自らの幼少時代を背景
にした小説を出したときは、「こやつは、終わったな」と思ったものだが、ここへきて逆転
ホームランであった。

彼の本が売れてきたのは、いつごろからだろう…?

「早稲田青春三畳記」「異国トーキョー漂流記」くらいからだろうか?

皮肉だが、これまで彼の場合、自称、辺境作家にしては、辺境モノではない内容のほうが売れ
ていたと思われる。

今にして思えば、「西南シルクロードは密林に消える」なんていうのも、相当な取材力で、何か
賞をとっても良いくらいだと思うのだが、本人曰く、「この本は全く売れなかった…」、そうな
ので、わからないものである。

後輩の角幡氏が次々に大きな賞を受賞していくのを見て、きっと「いつかは自分も…」と思って
いたと思うが、ようやく受賞できて、しかも、それが辺境モノで本当に良かった。

さらに「ソマリランド」の続編に期待したい。


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ちょっと残念

2013-08-06 20:56:34 | 時事(国内)
早いもので気がつくと8月もとうに過ぎている。

毎年、この時期になると戦争や原爆といったテーマの記事が新聞やニュースで
頻繁に取り上げられる。それで、あらためて8月だと気がつくことも多い。

昨日は、今年99歳で亡くなった沖縄生まれの元教師の短歌と沖縄に配備される
オスプレイの話題が、そして今日は原爆の日ということでその話題が、朝日の
天声人語に掲載されていた。

いつも天声人語を読んでいて、ひとつだけ思うことがある。

それは、常に問題提起はするが、それに対する対案が全く書かれていないのである。
原発にしても、基地問題にしても、「では、どうしたら…」という具体案がない。

活字制限のある短文だから、仕方ないといえばそれまでだけれど…。

ただ具体的なことを何ひとつ言わないで、情緒に訴えるだけなのが大手新聞の1面コ
ラムの役割だとしたら、それを入試問題とかに使うは、どこか違うような気もしている。

そもそも正しい答えなんてわからないし、模範回答すらないからである。

まぁ、問題提起だけが目的なら、それでもいいのかもしれないけれど…。

天声人語を、毎日、書き写している人もたくさんいると聞いている。おそらくそれだけ
多くの人に支持されていう証でもある。

そんな大そうなものを書いている天声人語氏なら、きっとベストな解決策を短文コラム
の中で教えてくれもいいような気がするのに…。

ちょっと残念である。

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着地成功

2013-08-05 20:57:23 | つぶやき
先ほど、自転車で帰宅途中のこと…。

結構なスピードで、しかもハンドルのところに傘を掛けて走っていた。
その時、ちょっとしたバランスでその傘の先が、前輪タイヤのスポークに入って
しまった。

「ガチャーン」

自転車は、前輪の泥除け部分がタイヤに刺さりぐにゃりと曲がっていて、それだけ
を見れば、まるで自動車と接触事故でもしたような感じだった。

そして私は、そのまま前方へ飛ばされ、一回転してきれいに着地していた。
まるで新体操の着地のようだったと思われる。それを一人のおばあさんが見ていた
つかつかと寄ってきて「大丈夫…?だよね…」と声をかけられた。

「ええ、見ての通りです。」

自転車は再起不能に近いというのに、かすり傷ひとつしなかった。その後、100メートル
先にあった自転車屋さんまで壊れた自転車を担いで行った。これが、結構、疲れた。

ひとつ間違っていたら大怪我していたはずである。

運が良かったのか、悪かったのか?

まぁ、何もなくて良かった良かった。

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決まらない

2013-08-03 21:13:09 | スポーツ
サッカー、日本代表本田のミランへの移籍が決まらない。

いや、ほぼ、決まってはいるのだが、問題は夏か?冬か?その一点である。
冬となればフリートランスファーでCSKAは0円で本田を手放すことになり、
ミランは0円で本田を獲得することになる。

しかし、いくつもの事情により、ほぼ提示額に近い金額を用意したミランと、
選手としての価値を移籍金以上に見い出しているCSKAの差は、もはや金額の
問題ではなくなってきている。

かわいそうなのは、1日でも早くミランに行きたい本田本人だ。

私としては多くの日本人が望む結果と同じく、今夏の移籍が出来る事を願って
いる。正直、本田は若い選手ではない、もしかしたら今がサッカー選手として最
高潮を迎えていると言っても大袈裟ではないと思っている。

半年と言えどCSKAで過ごすのとミランで過ごすのでは、モチベーションだけでも
大きな差が出るだろう。
ともかく、13日が一つの山である。たぶんこの日までに交渉が成立しなければミラン
は、夏移籍に拘る必要性を失い冬を待つことになる。そして、本田も行きたいのに
行けない状態のまま、CSKAの選手として試合に出続けなければならない。

契約とかお金という、本来、競技とは関係ないところで悩まなくてはならない選手
が、ちょっと気の毒である…。

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お伊勢参り

2013-08-02 19:00:30 | つぶやき
この3日間、来客があり慌ただしかった。

昨日は、伊勢神宮へ行ってきた。平日だったにも関わらず、夏休みということあってか
結構、人の出も多いのにはびっくりした。

先月、知り合いの建築業者の社長さんに、「今年は無理してでも熱田神宮と伊勢神宮と
出雲大社には行って来なさい…」と言われ、だから、というわけではなかったが、何と
なく今まで行ったことがなかったのでいい機会かと…。

なんでも、この社長さん曰く、伊勢神宮は日本でも有数なパワースポットのひとつだそ
うで、あそこへ行くと、誰でも元気になるのだとか。もっとも、この3つを訪れる意味は、
他にもちゃんとあるらしいのだが、すでに覚えていない。ただ、そういうことに相当、
敏感な方なので、普通の人にはどうなのかわからないが、ともかく、今年、この3つを訪
れることで、相当なパワーを得られるのは間違いないらしい…。

「パワー」である。

でも、「パワー」って何だ?

「力」ちからのこと…?

まぁ、こういうことを言う奴には、きっと何も感じられないのだろう…。

ともかく「伊勢うどん」と「赤福」を食べて帰ってきた。

熱田神宮は近所なのでいつでも行けるし、あとは、出雲大社か…?

どこにあるのか?島根県?

一生、行きそうもない県だなー。

それにしても、先週、風邪を引いて、もう、すっかり回復しているはずなのに未だ、味覚が
戻ってこないのは、どうしてなんだろう?

もう一度、医者に行くべきだろうか?


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