ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

時間の問題

2014-01-08 22:41:00 | つぶやき
今月末にタイに行くことになった。

いつも常宿にしているチェンマイの宿にメールで予約を入れた。
1日経っても何の連絡もない。2日経ってもない。再びメールしてもやっぱり返信
がない。いつもならすぐに来るのにと思い、3度目のメールを入れた。やはり返事
はない。

もしかするとメルアドを変えたのか…と思い、それなら予約サイトで新たな宿でも
探そうかなとサイトを検索してみた。近年、設備の劣化も激しくなり、ちょうどそ
ろそろ新しい宿でも探そうかと思っていたところでもあった。

すると、いつもの常宿が2つのメジャーな予約サイトに掲載されているではないか?
「いつの間に…」とちょっと驚きだった。料金も直で泊った場合とさほど変わらない、
ハイシーズンでも1泊2500円程度の宿である。さらに驚いたのは、そのサイトには日本
円で1泊400円程度の宿も掲載されている。今や数百円の宿も海外からカード決済で予
約できるような時代になったのかと、時の流れを思わざる得なかった。

で、いつもの常宿だが、もしかすると予約はサイトに一本化したのかもと思い、予約
サイトに日付けを入れてみた。

すぐに「その日は満室です」と出た。

もう一つのサイトも、やはり「満室です」ときた。

3週間も前なのにもう満室なのか…と愕然としてしまった。
もしかすると東南アジアに激増する中国人のせいだろうか、と思った。
日程的に春節近くだとしても、被ってはいないのに…。
もしかしたら、メールがないのも満室だからなのかもしれない…。

なんだか、結構な頻度で通っていても、変貌するアジアのスピードには付いて行けなく
なっている気がして、最近は諦めのこもった溜息しか出ない。

バンコクの空港のタクシー事情も数ヶ月前に変わった、と人伝に聞いた。
これまで出発階から人を乗せてきたタクシーを拾えば、50バーツ払わずに済んでいた。
もっともこれも建前上はルール違反だったのだが、黙認というか暗黙の了解で知って
いる人は皆、そうしていた。というか、これだと待たなくてすぐに乗れるメリットも
あった。
しかし、少し前から大々的にこれを取り締まるようになり、今や完全に通常のタクシー
スタンドからしか乗れなくなってしまったらしい。タイのことだから、少しすれば再び
…という予測も今回は徹底しているそうである。

50バーツなんて今のレートでも200円にも満たない。けれど、金額の問題ではなく、
こういう規制がどんどん強くなって普通のちゃんとした国になっていくのが、どう
しようもなく寂しいのである。

所詮、外国人の無責任な勝手な思い込みだけれど…。

と、そんなことを思っていたら、先ほど常宿からメールが入っていた。

「部屋の予約はOKです」と…。

では、あの満室はなんだったのだろう?突然、キャンセルが出たのか…?

まぁ、深く考えないことにした。

ただ、今しばらくはこんな風にいい加減なままでいてくれるかも…という期待でちょっと
だけホッとした。

まぁ、時間の問題なんだろうけれど…。

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タクシー運

2014-01-07 20:45:33 | 時事(海外)
エクアドルで新婚旅行中の日本人が銃撃されて亡くなった。

まったく気の毒な話で言葉がない。

流しのタクシーでという話だが、これがもしドライバーとグルだっということであれば
乗ってしまった以上、防ぎようがないことである。有り金をすべて渡してなんとか命だ
けは助けてもらうしかない。しかし、撃たれた、ということは抵抗してしまったのか、
拒否してしまったのか…。

海外でのタクシーは先進国を除くとおおよそトラブルの元であることが多い。もっとも
その多くがメーターでは行かなかったとか、法外な運賃を要求されたとか、要はボラれ
た程度なことなのだが…。

エクアドルの彼らも外出するときはホテル専属のタクシーのタクシーを使ったらしいが、
金額が通常のタクシーの10倍だったため、帰路は流しを…ということらしい。
こんな事を聞けば、多くの人が「10倍払ってもホテルタクシーで帰ってくれば良かった
のに…」と言うだろう。しかし、それは所詮、結果論で旅行している本人たちにすれば、
「まさか自分たちが…」とは、露ほどにも思っていないわけで、ならば10倍のタクシー
を拒否するのもある意味当然の行為だとも思える。
ただ、それは彼らが現地の治安をどう考えていたかにもよるだろう。まったく知らなか
ったのか、大丈夫だと判断したのか、一か八かに賭けたのか…。

もしも、危ないという認識があったとしたら、短期間でしかも新婚旅行で金銭的にも余裕
がある訳である。リスク回避の為にも、10倍タクシーで良かったと思えてならない…。

でも、自分の立場に置き換えたらどうしただろう…、そう考えるとちょと自信がない。

先月、フィリピンに行った時、マニラの空港からホテルまでタクシーに乗った。
マニラもタクシーの評判がすこぶる悪い都市である。ガイドブックなどにも空港から
は安全のため「クーポンタクシー」を使うべき、とどこにも書いてある。

しかしこのクーポンタクシー、グアヤギルほどではないが、通常タクシーの5~6倍の
料金だった。20年ぶりだし現在の治安状況もわからない、小さな子供もいるし短期旅
行で極端に節約しているわけでもない。ここは安全のため…と一度は思ったがやっぱ
り乗らなかった。結局は流しのタクシーで行った。

結果的に何もなかったから良かったが、これでもし、強盗にでも会っていたら数千円
ケチったばっかりにと、周囲から非難の嵐だったと思われる。

結局、トラブルというのは、おおよそ「運」ではないかと思える。安全だと思って取っ
た行為が裏目にでることもあるし、完全に信用していた人に騙されることもある。

完全に回避することなどできないが、ちょっとしたアンテナを立てておくことや、ど
こか胸騒ぎがする時などの勘に頼ることで、ニアミス程度に防げることもあると思っ
ている。

それでも合ってしまったら、すべてを差し出して「ギブアップです」と目をつぶって
祈るしかないような気がしている。

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ヤノマミ

2014-01-06 22:30:58 | 
年末から「ヤノマミ」国分拓著を読んでいる。

南米アマゾンに暮らす、世界で最も非文明的な暮らしをしている
といわれる少数民族「ヤノマミ族」と150日間一緒に生活を共にし
たノンフィクションである。

まだ、途中だが、彼らの暮らしのその非文明さは半端ではない。
貨幣経済どころか富への執着など、ほぼすべての価値観が私たちの
住む世界とは異なっていて、限りなく頭の中で知っている原始時代
のイメージに近いものがあるように思え、あまりに面白くて続きを
読むのを楽しみにしていた矢先のこと。

偶然、年末にテレビを見ていたら、なんと「ヤノマミ族」が画面に
出ているではないか。しかも月に年度か街にモノを売りに行き現金
を得て必要なモノを購入している…などと言っている。

あれー、何か読んでいる本とは違うぞ。
ヤノマミはもっと非文明的で貨幣経済など知らないはずだが…。
他にもいろいろ異なる部分があって、「これってどういうこと…」
みたいな疑問符が次々と湧いてきた。

もっとも、最後にはこのヤノマミは「ベネズエラのヤノマミ」で
本の中のヤノマミは「ブラジルのヤノマミ」だということがわかった。
それに同じヤノマミでも、アマゾン奥地のヤノマミと街に近いところ
に暮らすヤノマミとでは、その文明との距離感などで暮らしぶりが随分
異なるということもわかった。

それはそうだろうとは思う。

しかし、あのテレビ以来、すっかり続きを読まなくなってしまった。

どうも本を読んだ最初のインパクトが強かったこともあって、勝手
にヤノマミを神秘化してしまったらしく、それがテレビを見た途端、
一気に現実化してしまい、テンションが下がってしまったのかもれ
ない。

なんだか、勝ってな思い込みで「ヤノマミ」には申し訳ない気がし
ている。

そろそろ続きを読もうと思っている。

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今年もよろしくお願いします

2014-01-05 20:50:10 | つぶやき
少々、遅くなりましたが、皆様、あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

新年もすでに5日目、明日から仕事始めのところも多く、今夜は憂鬱な
夜を過ごしている方々も多いのでは…。
そういう私は一足先に今日から仕事で、とはいっても、挨拶回りなどで
3分の1は「今年はどうですかねー…」「ちーとは良くなるとええですな~」
というような希望的観測的無駄話ばかりで終わったような1日だった。

お正月は帰省していた。毎年思うことだが、年末の名古屋から関東方面へ
の帰省は人の流れが逆になるので渋滞がないのがうれしい。年明けもやは
り逆になるので、渋滞している隣の車線を見ながらの走行は「大変だな~」
と思いながらも、ささやかな優越感を味わいながらの帰宅ドライブとなった。

あとは子供のために動物園と水族館、そして恒例になっている友人らとの新
年会にも参加でき、楽しい正月休みだった。あのころ20代だった私たちもす
でに40代半ば~50代である。話の内容も親の介護や亡くなった話、薄くなっ
た髪の毛からまだ見ぬお嫁さんの話とすっかり中年のそれになったが、トイ
レに立つと置いて行った酒のグラスに、醤油や塩などの様々な調味料が入れ
られるのは、昔からのお約束であの頃と何ら変わらない。
会うのは年に1~2度だが、この間隔がまた良いのかもしれないと、しみじみ
思ったりもしている。

また、明日から今年も始まる。(私は今日からだったが…)それでもなんとな
く明日から…というような感じがしてならない。

おみくじは「中吉」だったが、まぁ、皆が健康で仕事もぼちぼちで、普通に
楽しかったら…というような年になってくれたらとつくづく思う。

明日から、また、がんばろう!

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