快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  明智光秀が山崎の戦いで大敗した要因を考える 奇妙な矛盾点

2019-07-28 15:16:25 | 明智光秀
 明智光秀が大敗した山崎の戦いですが、奇妙な矛盾点が有るように思えますので記事にしてみます。
 それは山崎城に関連する事です。
 本能寺の変の後、山崎片家は山崎城に籠もるのですがやがて明智方に降伏し、明智勢は山崎城を占拠します。
 ところがどうしたわけか、山崎の戦いの前にこの山崎城を放棄してしまいます。
 接近しつつある秀吉勢の兵力がかなりのものと見て抗しきれないと考えたからとする見方も出来なくは無いのですが、その後におかしな事が発生しているのです。
 それは山崎の戦いの時、明智方の松田・並河隊が天王山の中腹あたりを進んで秀吉勢と戦闘になり壊滅した、とする記録がそのまま現在では通説に近いものになっている事です。
 後の戦闘で天王山の中腹あたりを進むのなら最初から山崎城を放棄などしなければ良いのではないでしょうか。
 可能な限りは山崎城に見張りと防御部隊くらいは残し、眺望の良い山崎城や周辺から山崎の戦闘状況を把握、そして仮に押し寄せる秀吉の軍勢に抗しきれずに撤退するとしても森林の中にあった城ならば、予め撤退手段を考えておきさえすれば退却戦をしながら撤退するのもそう困難ではないと思われます。
 更に仮に撤退でなく秀吉勢を迎撃するのなら山崎城の部隊が松田・並河隊と連携したりもできたわけです。
 山崎城を手放しておきながら、その後に天王山に進軍した、そして松田・並河隊が壊滅したと言う矛盾がどうも理解できません。
 押し寄せる秀吉勢が想定以上だったのか?・・・いや想定していた秀吉勢がそう大したものでないと考えていたのならば明智勢が山崎城を手放す理由など無い事になり、辻褄が合いません。
 ならば後に書かれた古文書の記録が事実でないのか? それとも明智勢の指揮系統が既に崩れて支離滅裂な状態になっていたのか?それとも撤退したと見せて裏をかいて天王山に兵を進めたがやはり無理が有ったのか? と言う事になって来るのですが、果たして真相はどうだったのでしょう。
 

仕組みとアプローチ -   三重県南東沖でMj6.5の地震発生

2019-07-28 09:21:41 | 地震 津波
 今日は来月1日の大きな新月の前の長潮。
 台風か熱帯低気圧が通過した直後のエリアと、そしてこの新月とその前後期間がタイミング的に重なるので通常の長潮よりはどちらかと言えば要注意と見ていたので、それを今日あたりに記事にでもしようかと思っていたら、その記事を書く前に目立つ地震が発生してしまいました。

                        Mj 最大震度
 2019年7月28日 3時31分ごろ 三重県南東沖 6.5 4

 震源の深さは420kmでこのあたりは深い震源の地震が発生する帯(延長線上に近い所にはあの白頭山あたりとなっている)エリアに含まれます。
 ではEMSCではこのあたりの地震が過去も含めてどうなっているのかと、Mw5以上、震源の深さ150km以深で見て見ると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

                                Mw 
2019-07-27 18:31:08.1
5hr 24min ago
        33.15 N 137.33 E 378 6.3 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2014-05-04 20:18:24.0 34.84 N 139.36 E 152 6.0 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2013-11-18 19:10:45.0 34.33 N 137.06 E 332 5.7 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2010-04-26 23:23:50.4 33.69 N 137.02 E 356 5.0 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2007-07-28 08:55:46.4 34.02 N 137.35 E 308 5.0 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2007-01-15 18:17:58.0 34.90 N 138.68 E 170 5.9 NEAR S. COAST OF 2006-11-17 12:31:32.7 33.22 N 137.32 E 339 5.3 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2006-03-04 18:38:12.8 33.69 N 137.35 E 331 5.3 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2005-02-22 11:20:27.1 33.58 N 137.19 E 381 5.4 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN

引用終了

 EMSCのデータ開始は2004年の途中からですが、今回はその期間内で最大、そして該当する地震は5年以上の空白期間を経てからのものでした。
 「空白期間が長かったのでそれだけストレスが多く貯まっていたから」なのか、それとも「プレートや地殻の動き自体が活発化しているから」なのか、或いはそれとも「両者のAND」なのか、は定かでは有りません。
 そしてここの所、フィリピンで目立つ地震が発生していたので時計回りでウネリが到来したのか、と言う気もしますが、その前であるUTCで7月24日に日本国内ではやや目立つ地震が発生しているので、これはどうもわかりません。
 この国内地震以降に発生したMw5以上の地震はEMSCで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

                                Mw 
2019-07-27 18:31:08.1
5hr 36min ago
        33.15 N 137.33 E 378 6.3 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
2019-07-27 10:11:32.5 20.79 N 121.98 E 10 5.1 BATAN ISL REGION, PHILIPPINES
2019-07-27 10:07:54.9 59.65 S 151.47 W 10 5.0 PACIFIC-ANTARCTIC RIDGE
2019-07-27 09:55:08.3 59.68 S 150.97 W 10 5.3 PACIFIC-ANTARCTIC RIDGE
2019-07-27 05:57:23.2 37.21 S 17.45 W 10 5.2 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2019-07-27 01:24:43.4 20.77 N 122.09 E 2 5.7 BATAN ISL REGION, PHILIPPINES
2019-07-26 23:37:58.3 20.78 N 122.05 E 10 5.9 BATAN ISL REGION, PHILIPPINES
2019-07-26 23:36:36.5 16.82 S 176.30 E 10 5.1 FIJI REGION
2019-07-26 21:14:48.3 51.33 N 174.87 W 30 5.0 ANDREANOF ISLANDS, ALEUTIAN IS.
2019-07-26 20:16:57.4 20.74 N 121.99 E 10 5.4 BATAN ISL REGION, PHILIPPINES
2019-07-25 20:47:23.3 5.45 S 68.69 E 10 5.0 CHAGOS ARCHIPELAGO REGION
2019-07-25 14:13:25.4 20.10 S 173.11 W 50 5.0 TONGA
2019-07-24 22:14:22.0 35.08 N 140.76 E 40 5.0 NEAR EAST COAST OF HONSHU, JAPAN

引用終了

 北半球の東経エリアで発生した割合が多いようです。
 日本を含むあのエリアでMw7以上の地震空白期は既に3年3ヶ月を超えています。
 この空白期が終了するのはいつ、そして何処でなのでしょうか。