快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  地球の自転速度が謎の低下を起こしているもう一つの理由 それは地球の熱膨張

2018-09-15 12:48:59 | 地震 津波
 今年6月13日に書いた記事、サブタイトル「地球の自転速度が謎の低下を起こしていると言う話」ですが、原因と考えられる要素はまだ有ります。
 それは「地球に於ける地殻やプレートなどの地質部分や海水や淡水などの水圏、大気圏と言う3者の温度上昇による熱膨張」です。
 熱膨張すれば当然の如く地球の中心から外側に体積膨張するわけで、「それだけ地球質量の観点で見れば直径が大きくなった」と言う事になります。
 何故地球が熱膨張しているのか?ですが、それはこれまでも書いて来た通りで近年の火山活動の活発化です。
 特に2004年のスマトラ島沖地震以降、世界では大地震が多発しており「大地震で突っかえ棒が外れ、プレートが隣接するプレートに潜り込む動きが激しくなった。更にそれに伴う地殻変動でプレート境界型地震以外の地震も規模も増加、更にスロースリップも増加したので、これらによる動きで熱が多く発生して熱膨張となっている」と言う事かと考えています。
 そして地球が熱膨張すれば以前の記事で書いた通り「角運動量保存の法則」により地球の自転はその分、遅くなるわけです。

仕組みとアプローチ -  大停電に対して有効なプラグアウトインハイブリッドカーの普及を

2018-09-12 19:51:05 | 地震 津波
 今月発生した平成30年北海道胆振東部地震ですが、病院などの停電以外にも次の様な状況が有ったようです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/ASL9772ZRL97ULBJ021.html
在宅療養、長時間停電にどう備える?
09月08日 12:50朝日新聞
■身を守る情報 北海道通信
 北海道の地震では、長時間に及ぶ広範囲の停電が問題になった。
 家庭では何ができるか。在宅で酸素療法などをしている場合、一般的な水や食料、薬といった備蓄に加えて、停電が続く場合を想定した備えが求められる。
 酸素療法で使う機器は、内部にバッテリーがない場合は停電とともに機械が止まってしまう。このため、バッテリーがあるか事前に確認し、ない場合は電源のいらない酸素ボンベに切り替える。
 東日本大震災の際、停電した被災地で在宅患者の対応にあたった岡部医院(宮城県名取市)の渡辺芳江看護師は「呼吸状態によっては、ボンベの酸素は早ければ半日ほどでなくなってしまう。対応できる医療機関が遠いといった場合は、ボンベを複数用意しておくことも検討したほうがいい」と指摘する。

引用終了

 生きるか死ぬかと言う事にも繋がる例ですが、これ以外にも搾乳ができなくなった期間が発生したなど農畜産業やその他の影響も有った様です。
 各人が発電機を常備していれば、と言ってもそれを使用する必要が通常は無いだけでなく、通常使用すれば騒音や排ガスなどの問題も状況によっては出て来る事も有ると思います。
 対策ですが、プラグアウトインハイブリッドカーを更に多く普及するのはどうかと考えています。
 既に交流100Vで1kw前後程度の電力を送れるコンセントを持つハイブリッドカーは作られてたのですが、技術的には何でも有りません。
 ただ仮に交流100Ⅴを屋外の仮設配線で使うと言うのがやや危険と言うなら、出力は直流で12~36Ⅴ程度で送り、建物内部や近辺などでインバーターによる交流100Vに変換するだけで良いのであり、そのインバーターも今では変換出力できる電力が1KW程度のものでも小さなものとなっており、これを車に積んで必要時に運び込んで使えば良いだけです。
 電圧は無論、安全範囲でも高い方が電流を少なく出来るのでできれば直流36Ⅴが良いのですが、現状では直流12Ⅴや24Ⅴが規格上普及している事が多いので直流24Ⅴと言った所でしょうか。
 国が規格を新たに設けて普及させるならば直流36Ⅴが良いとは思います。(42Vは生死の境の死にボルトと言われているのが一般なので)。
 最近は米国が日本からの輸出を問題視するような雰囲気も少し出て来たようです。
 日本のような大地震、土砂崩れ崖崩れ、津波や洪水など自然災害が激しい国では傾き修正や移動が容易にできる施設が有効と考えているので、これからはトレーラーハウスも含めてこうした分野で自動車、車体などの産業を内需関連産業として育てて行くのも良いかと思っています。

仕組みとアプローチ -  ケルマディック諸島エリアでM6.9の地震発生

2018-09-11 12:22:24 | 地震 津波
 先日はケルマディック諸島エリアでM6.9の地震が発生しました。
 先月末にはマリアナ諸島エリアでM6.3の地震が発生していましたが、この地震以降に発生した地震でM6以上のものはEMSC上で次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-09-10 19:31:39.1
7hr 29min ago
        22.01 S 170.05 E 10 6.3 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-09-10 04:19:00.7 32.11 S 179.15 W 110 6.9 SOUTH OF KERMADEC ISLANDS
2018-09-09 19:31:35.9 10.02 S 161.43 E 75 6.5 SOLOMON ISLANDS
2018-09-08 07:16:49.0 7.25 N 126.54 E 10 6.1 MINDANAO, PHILIPPINES
2018-09-07 02:12:07.8 2.18 S 78.85 W 128 6.2 ECUADOR
2018-09-06 15:49:15.6 18.46 S 179.35 E 627 7.8 FIJI
2018-09-05 18:08:00.4 42.71 N 142.06 E 30 6.6 HOKKAIDO, JAPAN REGION
2018-08-29 03:51:56.2 21.97 S 170.17 E 20 7.1 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-28 22:35:11.7 16.76 N 146.76 E 49 6.4 ANATAHAN REG, N. MARIANA ISLANDS

引用終了

 今回はマリアナ諸島エリアや北海道胆振東部の地震がケルマディック諸島エリアより先行してM6以上の地震となったので、「ケルマディックの傾向則」は「逆順現象」だった感も有りますが、UTCで先月21日にはバヌアツでM6.5の地震が発生していました。
 ただ少なくとも全体に連動していたのは確かなようです。
 「ケルマディックの傾向則」に関連する記事はかなり多く書いて来ました。
 記事一覧から探しても良いですが、大手検索サイトで「仕組みとアプローチ -  ケルマディック諸島エリア」や「仕組みとアプローチ -  ケルマディックの傾向則」などで検索すれば多数出て来ます。
 記事のメインタイトルが「自然災害 仕組みとアプローチ」だった頃には「ケルマディックの法則」と言うサブタイトルも使った事がありますが傾向と言うレベルなので後に「傾向則」としました。
 先月11日の新月と部分日食が重なった後、時間を少し置いて目立つ地震が多発し出した事は最近の記事で書きましたが、それが今後もう少し続くのかどうか様子見と言う所でしょうか。
  

仕組みとアプローチ -  北海道胆振東部の地震と観光対策

2018-09-10 08:59:31 | 地震 津波
 今月発生した北海道胆振東部の大地震ですが、観光産業だけでも影響が大きいようです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL985D3TL98UTIL02L.html

朝市・温泉・動物園も客まばら 北海道地震、観光に打撃
09月09日 15:43
 地震発生後、北海道内の観光地からは客足が遠のき、大型イベントが中止や延期になっている。秋の行楽シーズンで、地震の影響がいつまで続くのか心配する声が出ている。
 道内で最大震度7の揺れが起きてから初めての週末となった8日、札幌市内のホテルは空き室が目立った。中心部のビジネスホテルは「キャンセルの連絡をできない方もいると思うので、来られなくても仕方ないという気持ちで待っています」。食材やシーツ、タオル類が不足し、新規の予約は断らざるを得ないという。

引用終了

 熊本地震の例も有るので今後の地震やそれに伴う停電、そして交通や物資などの支障を考えて旅行を控えている人も多いのかも知れません。
 しかしこれらのハンディを逆手に取れば有る程度の対策は可能かと考えています。
 例えばですが、「食材やシーツ、タオル類が不足し、新規の予約は断らざるを得ない」と言うならこれらを持参するなら料金は割引するというのも一つの手です。
 地震が怖いう人が多いと言うなら耐震性の特に高い建物を選んでアピールしたり上部階を優先して宿泊してもらうとか、平屋の軽量屋根の宿泊施設に泊まってもらうとか、ホテルの庭やキャンプ場で宿泊してもらうとか、多々有るかと思います。
 再度の停電などによる足止めのリスクについては、国内でも世界でも定年でリタイアした人など時間を持て余している人は結構多く、仮に「足止めされた場合には宿泊料金などをその分3割引き」とかを売りにすれば、足止めなどのデメリットと割引きのメリットを天秤にかけて「足止めされてもかえって長く観光できて良い」と言う人はこの世には必ず存在するものだと思います。
 鉄道がストップするリスクが有ると言うなら、鉄道とバスを連携させてどちらかで移動がより確実になる組み合わせのコースを予め設定する事ではないでしょうか。
 そして重要なのはこうした対策を十分にネットなどで配信する事。
 良いシステムが有っても配信しなければ「隙間的ニーズは発掘できない」と考えています。
 通常は混雑している人気スポットでも今ならゆったりとした楽しみ方ができます。
 一生に一度は北海道を見ておきたいと思っている高齢者も少なくないと思われますので、対策は多々有ると思っています。

仕組みとアプローチ -  大停電を伴うような大地震や津波 厳冬期に発生する可能性はゼロでは無い そして来年冬の年間最大満月と部分日食

2018-09-09 19:30:43 | 地震 津波
 今月に発生した北海道胆振東部地震ですが厳冬期に発生していたら被害や犠牲者は更に多かったと見る考え方が多いようです。
 北海道に限らず、冬寒い地域、雪や氷が輸送を妨げる地域なども含めて、そこのエリアが大地震でなくても今回の大停電の様に停電が長時間にわたるケースを想定して早めに対策をして行く事が必要と思われます。
 月齢や日食が必ず大地震に結びつくとは限らないのですが、どちらかと言えば影響は有ると言うように考えていますので来年の年間最大満月について調べて見ると、2019年は2月20日のようです。
 この満月をスーパームーンとするかどうかは、スーパームーンの解釈もまちまちなので何とも言えませんが、少なくとも年間最大満月である事は確かであり、その前後6日位はどちらかと言えば要注意期間と考えています。
 そして今年は年間最大に準じる大きな新月と部分日食が重なった8月11日の後からは、その時間遅れの影響か積分系の影響かM7以上の地震が世界で多くなりました。
 去年の最後である11月19日以降に発生したM7以上の地震はEMSCで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

2018-09-06 15:49:15.6 18.46 S 179.35 E 627 7.8 FIJI
2018-08-29 03:51:56.2 21.97 S 170.17 E 20 7.1 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-24 09:04:08.9 11.09 S 70.86 W 651 7.1 PERU-BRAZIL BORDER REGION
2018-08-21 21:31:43.8 10.78 N 63.02 W 127 7.3 OFFSHORE SUCRE, VENEZUELA
2018-08-19 00:19:37.3 18.13 S 178.14 W 558 8.2 FIJI REGION
2018-03-29 21:25:38.1 5.49 S 151.46 E 51 7.0 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-02-25 17:44:44.2 6.08 S 142.79 E 30 7.5 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-16 23:39:40.1 16.59 N 97.73 W 15 7.2 OAXACA, MEXICO
2018-01-23 09:31:44.1 56.03 N 149.03 W 30 7.9 GULF OF ALASKA
2018-01-14 09:18:45.8 15.74 S 74.65 W 40 7.1 NEAR COAST OF SOUTHERN PERU
2018-01-10 02:51:32.3 17.40 N 83.59 W 15 7.6 NORTH OF HONDURAS
2017-11-19 22:43:30.0 21.30 S 168.74 E 12 7.0 LOYALTY ISLANDS

引用終了
 
 世界的にM7以上の地震は今年1月2日のスーパームーン後に多くなり、その後やや少ない時期を経て8月19からまた多くなって来たのがわかります。
 更に2019年は1月6日に部分日食、1月21日に皆既月食が有るようです。
 皆既月食の方は個人的にはあまり気にしていませんが、1月6日の部分日食は小さい新月ながらもやや気になります。
 では北海道胆振東部の大地震が2019年2月下旬から、やや期間を多めに考えて1月から再発するのか?・・・・・それは判りません。
 しかしこのエリアや北海道に限らず、厳冬エリア、雪や氷が輸送を妨げる地域なども含めた地域の大停電を伴うような大地震や津波がいずれ発生する可能性はゼロではなく、上記の様な傾向が仮に今後も再現される可能性もゼロではないと考えています。
 備え有れば憂い無し。