映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

GWは釣り三昧

2009-05-05 07:09:14 | 釣り
 先週の大雨と違って、いかにもゴールデンウィークの行楽日和です。今年はカレンダーが上手く繋がって日本全国五連休、尚且つ、高速道路料金改正施行後初めての大型連休、天気予報は概ね晴れ。言われなくとも皆さん繰り出しますわな。
 
 初日。桂川最下流の入渓地点、下久保の吊橋から四方津の通らずまで。のんびりとゆっくり釣りました。GWだと言うのに一人の釣り人にも会いませんでした。お魚も放流残りの岩魚(何故桂川漁協はこんな下流に放すのか不思議)と虹鱒が釣れただけ。通らず近くの瀬で隊長が三つ、わたくしが淵で一つ山女魚を獲りましたが、大半は虹鱒でした。夜は鳥沢に架かる中央線橋を望む広場にテントを張りました。ロケーションは申し分ないのですが、電車が通るたびうるさくて眼が覚めてしまい、熟睡できませんでした。

 二日目。鳥沢と梁川の中間にある別荘地から、テント場まで。この日は久し振りに山女魚の塩焼きを食べようとの事で、生かし魚篭持参です。季節柄瀬に入っていると思われるターゲットを執拗に狙いますが、まったく反応なしです。隊長はコツコツ釣果を上げ、虹鱒混じりながらも数尾の獲物を仕留め、集落から聞こえてくるお昼のチャイムがなる頃には美味しそうな山女魚を二つ確保してました。わたくしはアタリさえ掴めない様で、こんな日に良くある完封かと覚悟していた頃、待ちに待った重たいアタリ。尺にはとどきませんでしたが立派な山女魚が獲れました。釣れだすと不思議なものでその後幾つか連続して掛かり出し、塩焼きも美味しく頂きました。食べてから言うのも申し訳ありませんが、大きすぎると脂がのり過ぎていて小父さんにはちょっと辛い。

 最終日。笹子合流から浅利川合流まで釣り下り、ミニ山女魚をピンピンで釣りました。これでこそと言うほどの混雑で早々に退散し、魚はあまり居なくても人が居ないところを探し、梁川小入り口から川に降り、通らずまでを探りました。大昔に立場まで釣り上がったことがありましたが、渓相も忘れており久し振りに新鮮に楽しめました。美しい山女魚が数尾掛かり、鮎が始まるまでにもう一度来たいものだと思うのでした。

 12時間×3日間の釣り三昧を終え、お約束の秋山温泉に浸かり、有意義なGWを満喫いたしました。