春とは名ばかりに

彼岸の前半は温かく春を感じられたけど、今日は冬に戻ったような寒さ
朝早くから散歩に出たついでに春を探してみた



3月21日肌寒い横浜の曇天に咲くヨウコウザクラ



足下にはクリスマスローズが楚々と咲く




午後になって青空の下 遅咲きの梅の花

オデッセイ 題名可笑しくない?

　　　　　　　　　　　　　　「オデッセイ」？
　　　　　　　　　　　　　　

これが40年前エイリアンをつくった人の映画なのか。
物凄く分かりやすい物語と白黒はっきりした人達ばかりが出てくるのも寂しく感じてしまう。
この監督もいつの間にかハリウッドにどっぷり浸かっていたんだなと気が付いた。

もう一つよく分かったのが、アメリカ人はもう日本人の事を見てはいないんだと。
NASAが助けを求めた先がインド人の科学者と中国人のもつ宇宙ロケットだった。ブラックレインで高倉健とタッグを組んだアメリカ警察を知っているから、尚更その変化が悲しい。

　別に詰らない映画だとくさしているわけではない。2時間半楽しめる娯楽作としては一級品だと思う。リドリー・スコットだから、未知の捕食者に追われ爆発寸前の狭い通路を駆けるヒリヒリする感覚を、あの不気味な緊迫感を期待したのが悪いのだろうか？題名も酷すぎた。「宇宙ものだからオデッセイとか付けときゃいいや」位にしか考えてねぇんじゃね！？調べていないけど何処の配給だよ。昔はこんなセンス無い題名でしゃら～と公開しなかったのにな。こんなへんてこな題名にするなら直球「火星の人」の方が何百倍もストンと腑に落ちる。

　女性船長の音楽趣味悪りぃ～ってマット・デイモン言ってたけど、あの時期をドンピシャに生きていたわたくしとしては、ドナ・サマーのホットスタッフやABBAの恋のウォータールーがとても嬉しかった。

　けなしているようだけれど、面白かったんですよ。本当に。

広瀬すずのお父さんになりたい

それだけで良い。
もう、広瀬すずだけでこの映画は良い。
薬師丸ひろ子の登場と同じくらいの感激。
イヤイヤ、薬師丸ひろ子はアイドルだったし、もし同じ学校にいたとしたら可愛い下級生として好きになっちゃただろうというこだから、ちょっと違うな。
今のわたくしにとって、広瀬すずの愛らしさはそのものズバリ「娘でいて欲しい」と。

このところ、日増しに大人へ脱皮してゆく　すず　　え～ん。寂しいよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬鹿親父

わたくしの生まれ故郷の群馬県は最近TVでも喧伝されている様に、上毛かるたと言う県民必須のかるた遊びを幼少の頃から義務付けられる。小学校高学年になると3人一組でチームを組み王座を争ったりもする。5年生の時に6年生のお兄ちゃんお姉ちゃんと組んだチームで優勝した時の嬉しさを今でも覚えている。そんな環境で育った事もあり、かるた遊びには郷愁がある。中学生になると上毛かるたを卒業して小倉百人一首を覚えなければならなかったから、競技かるたの激しさはないけれどかるたが単なるお正月の子供遊戯じゃない事は知っている。

それにしても集中力と瞬発力がハンパ無い。
千年前に詠まれた雅な宮中貴族の色恋が、格闘技の様な闘いの道具になるとは思わなかっただろう。詩を詠む独特の静けさと、かるたに向かう一瞬の激しい動の落差が新鮮に映る。漫画的な映像のデフォルメはあるけれど、札が何枚も舞い踊る程の様子は察する事が出来るかも。実際の競技かるたを見てみたいなと思う。
画の魅せ方としては、練習中や地元の大会ではヨレヨレのジャージ姿だった娘が、振袖に袴を纏い美しさと凛々しさを醸し出しているところ。平安の昔から続く男と女の想いは、日本の着物のはんなりした美が似合う。

長絡む 心も知らず 黒髪の

乱れて今朝は ものこそ思へ


最近の悪い傾向で、この作品も二部作だとか。すずを楽しむためにはまあ良いか。下の句も必ずつき合いますよ。

雨降りの解禁

2016年の渓流解禁釣行に行って参りました。

山梨桂川都留漁協の組合員もかなり長くなりました。

今年は温かい初日でした。

7時からポツポツ降り出した雨が、9時頃には本降りになりました。

西桂辺りでは濁りが酷くなり10時には撤退です。

隊長がいてくれれば、濁りのない支流や気にならない下流へ足をのばしただろうに。

寂しい解禁日です。