映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

閉鎖病棟にも朝は来る

2019-11-03 08:59:00 | 新作映画
綾野剛観たばかりだな。似たような闇を抱えた役だからかえって印象薄い。
小松菜奈もこのところ本当に良く映画やってる。癖のある美人だから映画映えするんだな。今回の役も重要なポイントだから、主役よりも目立っていた。単独主演で深みのある演技を観てみたい女優だ。

原作者の帚木 蓬生は好きな作家で、確かお医者さんだったと思う。似たような精神疾患を題材にした小説に、わたくしが勤めている会社の人をモデルにした短編があり興味を持った。

原作は読んだけどあまり覚えていない。
多分映画ほど短絡的な色分けがなされているわけじゃないだろう。心と体に傷を負った少女のために、また人を殺めた男を殺人鬼とみる目線はまるで無かった。事情があれ四人の命を奪った現実を有耶無耶にしている。ラストシーンで立ち上がろうとするカットは、再生するヒーローのようだ。
今村昌平監督の傑作「うなぎ」の主人公も、浮気現場の妻を刺し殺し服役後再生する話だが、受ける印象は全く違う。今平作品と比較するのは酷かもしれないけど、説得力の欠如は否めない。






大満足のエンディング 冴えカノ

2019-11-03 08:57:17 | 新作映画


長男のしんくん27歳に薦められて観はじめたTVアニメII期でその面白さにハマリ、Ⅰ期をレンタルし原作も全部二度読みした。TVアニメの尻切れがあまり納得できていなかったし、原作はそこからへたれ主人公倫也と冴えないヒロイン加藤恵のロマンスが描かれているので、映画化されると聞いた時は嬉しかった。
結果、原作もアニメも裏切らない作品となったので、冴えカノ大好きオヤジとしては大満足だ。

単体の映画として評価するのはちょっと難しい。Ⅰ期II期のアニメあってこその完結編だから、原作も含めてトータルでの面白さとして味わうべきだろう。作り手もその辺の割り切りはあるみたいで、ありがちな序盤での前半総集編的説明を施していない。乱暴な言い方をすれば、ついてこれるコアなファンだけの為の映画化だ。体裁はラブコメだけど、ヲタク男子目線の妄想満載だから所謂ヒロイン加藤恵の様な普通の女の子には訴求できないだろうな。そこも全部割り切って作られているのも、コアなファンには嬉しいところだろう。

エンディングタイトルの後に長々続く後日談も然もありなん。
冴えない彼女の育て方らしい遊びゴコロを満喫させてもらった。

「それって、なんだかなぁだよ。でもさ、怒れてきちゃうくらい好きなんだよ?」
加藤恵が言いそう。






ノーサイド

2019-11-03 04:07:47 | お遊び
熱き男達の闘いが終わった
ノーサイド
なんて素敵な言葉

外国人が多かった

皆んな楽しそうに応援してる

決勝ノーサイドの瞬間

今度はスタジアムで観戦しようと強く思う
ラグビーの面白さを教えてくれてありがとう
幸せなワールドカップだった