映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

テント買っちった

2020-02-09 13:08:00 | お遊び
毎週楽しんで観ている「ゆるキャン△」や秋ドラマの「ひとりキャンプで食って寝る」に触発されて二十数年ぶりにテントを買い換えた。この先も1人での川遊びになりそうだから小さなテント。少しだけ奮発してしっかりした物を選んだ。

桜が散り藤の花が咲く頃にデビューさせよう。





ヲタクだって恋をする

2020-02-09 12:54:00 | 新作映画
最近ヲタクの生態を面白く描いたドラマが多い気がする。 
去年のNHK「だから私は推しました」は優れたドラマで見応えあっただけじゃなく、地下アイドルとを応援するアイドルヲタクのドキュメントでもあった。 
そしてこの映画。

 映画を観た後に原作漫画の1巻を読んでみた。 さわりしか読んでいないからその後の展開はわからないけど、きっと原作ファンの人たちは菜々緒と斎藤工が演じたカップルの扱いに不満を持ったことだろうと想像する。原作通りの配置なら賀来賢人と今田美桜は要らなかったわけだし、確かに蛇足感は漂う。公開規模からしてもこの手の映画には大人の事情が入り乱れているから仕方ないか。「今日より俺は」で福田ファミリーの主軸になった賀来と、今まさに売り出し中の美少女美桜ちゃんをキャスティングすればそれなりに集客も出来るし。

 わたくしのように原作もアニメも未見のオジサンにとっては、日本語版ミュージカルとして大変楽しむことができた。アルタミラが周防や矢口というエース監督で作ったミュージカル映画二本と比べても格段に面白い。一番の功労者はやっぱり高畑充希だろう。もともとミュージカル女優だから踊りも歌も上手い。それなのに(と言っては失礼か)背も低いしお尻も大きいから、どこにでもいる隠れ腐女子OLっぽい。劇団四季や宝塚歌劇団のような舞台女優独特の取って付けたような違和感もない。コメディエンヌとしての演技力もあるから、厄介な女の子だと思いながら応援したくなるし好意を持ってしまう女の子を演じていた。彼女無しでは成り立たない実写化だったと思う。 

福田雄一脚本監督作品としては随分おとなしかったなと感じた。あまり佐藤二朗やムロツヨシが騒ぐと全体的なバランスが崩れてしまうので、2時間の映画作品ではほどほどの灰汁で済ました方がいいとは思うので納得ではある。もっとヲタクの生態を面白おかしく観たかったと不満はあるけれど、十分楽しめる娯楽作品だと思う。