カツオのようにパンパンに肥えた虹鱒
こうなれば立派なファイターだ

台風14号が去って、コロナで苦しんだ身体も八割方回復したので、久し振りに桂川へ来た
川茂堰堤下流はいつもの倍以上の水流で釣りができない訳じゃ無いけど、川虫がとれそうもないので上流へ向かう。入渓しやすそうな中流域は9月のこの時分釣り人で一杯になるだろうから、鹿留合流から東桂堰堤までの穴場ポイントで竿を振る。少し水は高いが遡行に影響する事はない。寧ろコンディションとしては大物が狙える様な絶好の条件。なのに

釣れるのは20cm位の虹鱒ばかりだし、それも間遠くて渇水時よりも不調だ。一つだけ朱点の鮮やかな天魚が釣れただけで大物は手にできなかった
午後はさらに上流へ
穴口堤からは水量はいつもと同じ。ここはもう少し多い方が面白いのに
朝から何人か入渓しているようで足跡が散乱している。その割には良く釣れる。虹鱒と岩魚が交互に釣れる瀬、大場所では数尾の魚が入れ掛り午前中の鬱憤を晴らしてくれた

熟したアケビの実
子供の頃、多いタネに辟易しながらもその甘さを頬張ったものだ

稲穂はこうべを垂れ、恵みの秋は近い
今年も美味しい新米の季節がやってくる

翌日はテントが張れて川に降りやすい場合を優先した
城山大橋下流、水量は理想的なんだけど全くアタリさえも無い。月初には放流されているのだから何処かには居るんだろうけど、こんな事もシーズンには一回くらいはあるもんだ
ウェイダーの水漏れが酷くなったのを機に今季の納竿とする
釣りの途中足元の岩にマムシの子供がいた
死んでるのかと思い水をかけたら、冷たそうに頭を振り怒りだした。ゴメンよ
