映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

紅白歌合戦で思うこと

2022-01-08 03:23:00 | 歳時記雑感
今時、テレビの視聴率で価値を測るのもどうかと思うけど、2021年大晦日のNHK紅白歌合戦は40%に届かなかったとか。確かにお祭り騒ぎの華々しさは欠けていたけど、スッキリしていて良かったと思う。視聴率上がっても下がっても話題になるのだから、それだけで国民的番組だと言う事

世の中が男と女を明確に区別していた少し前までなら、紅(女)vs白(男)の構図は誰も異を唱えなかったろうに、NHKらしく先回りして根幹の構図を中途半端に崩すから民放の音楽祭りとの差異が見出せない。セットの豪華さやオケの贅沢な大盤振舞いは流石だから、文句をつける気は無いのだけど

歌合戦として今後も存続させるなら、三つ巴戦にしたらどうだろう?
出場者の意向を尊重して、男だけど紅組が良い人はどうぞ(よく分かんないけど氷川きよしとかさ)男女混合グループなんかは青組とかにして(ジェンダーを決めたく無い人もここに入って)メイン舞台での歌唱をしない人だけで組を作るなんて言うのもアリかも

宝塚みたいに星組空組花組とか、単純にシャッフルしちゃっても面白いかも。出身地とかが均等ならお国柄の贔屓もできるけど、東京とか福岡とか沖縄に偏ってるからな〜   難しいか

やっぱり運動会みたいに、紅勝て!白勝て!の応援合戦観たいし、勝ってキャプテンが泣くところに蛍の光窓の雪だろう。野鳥の会が目測で票を集め、紙吹雪舞った後のゆく年くる年除夜の鐘で、一年の終わりと新年の始まりを実感したいものだ

・・・本当はどうでも良いけど
ハレもケもない昨今に、年の変わり目くらいは非日常の景色があっても良いような気もする