映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

小春散歩

2022-11-19 12:21:00 | お遊び
色付く秋を見つけるため、お握り二つ持って四季の森へ


少し風があるけど透き通った青い空


落ち葉で埋まりはじめた舗道はカサカサと乾いた音がする


小春日和の散歩は気持ちいい
三時間しっかり歩いて17,000歩



愛は地球を救う?「すずめの戸締まり」

2022-11-13 12:40:00 | 新作映画
やっぱり後半1時間は泣きっぱなしでした
すずめちゃんの強く愛する気持ちが、ドキドキしながら伝わってきます
愛することはこんなにもカッコ良いんだと、若い人を中心に伝播してほしいな



前作の感想でも書きましが、愛する貴方のためだけで良いんですよね。この世に起こる厄災を回避するために戦う必要なんて無いんです。そんなのはアベンジャーズに任せておきましょう
わたくしたちに必要なのは、一番大切な誰かを何かを思いやることなんですよね

結果、愛は地球を救う

不満はありますよ
すずめちゃんはいつ草太さんをあんなに好きになったんでしょう?後10分尺を伸ばしても良いからそこの所はもう少し丁寧に描くべきでした。猫を追いかけるわずかなカットを減らしても良いから決定的な挿話を挟めなかったのは残念です
あの坂道で出逢う刹那に惹かれる想いが描写できていたのなら、もっともっとラストのお帰りなさいはわたくしを震わせていたでしょう

でもね、そんな些細な不満も充分凌駕するほどの満足感でいっぱいです

寂寥感とか喪失感とかの余韻ある作風はかなり鳴りを潜めてしまいましたが、反比例して多幸感溢れる作家に変化してますね。新海誠監督作品をこれからもちゃんと観ていきます



窓辺にて 恋愛について考える

2022-11-06 17:49:00 | 新作映画
大人になって良かったなと思うことがこのところ増えている
20代や30代では分からなかった生きることの深みが漸く分かりかけてきている
生きることは自分以外の何かを好きになること、愛することに前向きに悩めることなんだ
窓辺でお茶する心の余裕ができた今、正直な感想は

ああなんて遠回りをして生きてきたんだろう

でも、このゆったりとした映画を観ながら、その遠回りがなくては気付くこともないまま老いて行くところだったのも事実。今泉監督はわたくしよりふた回り年下のようだけど、生きることの意味を軽やかに語ってくれた

現実の生活の中でこんなに色々な感情が交錯する事はないけど、一つくらいは見聞きしたような話だからどこかに自分を重ねてしまっている。派手な事件なんて起きない淡々とした映画なのに143分の長尺が全く気にならない。若い頃に観ていたらこの映画の素晴らしさをわからないまま過ごしてしまったかもしれない

主人公は妻の浮気を知っているのにその裏切りがショックなのではなく、ショックを受けていない自分の感情に落胆している。妻への愛情が無いとか感情の薄い冷たい人だとかの問題じゃないから悩ましい。この感覚、分かる
わたくしの実生活に置き換えたとしたらこんなに冷静にいられないだろうけど、なんだか似たような落胆をしそうだ。大人になって、とうとうその域に足を踏み入れたのかな?

物覚えが悪いから物語の中でいくつも印象的な台詞に頷いていたんだけど、忘れちゃった。そんな凄いこと言ってる訳じゃなくても、日々の生活の中でふと過ぎる感情の断片が散らばっていて、いちいち納得していた。後世に残る名台詞ってカッコ良いけどそこのフレーズだけひとり歩きしてしまいがちで本来の意味が薄れてしまう。その点こういう映画の台詞って脳味噌や心のどこかにそっと仕舞われていて、あるとき鮮明な色で露出してくるような気がする

今泉監督、昨年の傑作「街の上で」以上の傑作
今年脚本を提供した「愛なのに」の方が分かりやすい恋の映画だったけど、同じ線上に位置する恋愛映画だと思う。「寝ても覚めても」を観たとき感じたのと同じ感想になるけど、角度は違えど正直で真っ直ぐな恋愛映画だと思う

稲垣吾郎だから完成したんだな。あの無機質な白痴美は感情を表に出さない(出せない?)からピッタリだった
中村ゆりの薄幸そうな佇まいと相反するエキセントリックな感情も凄い
物語のキーポイントになっている玉城ティナって結構使われているけど、ちゃんと認識したのは初めて。冒頭のナレーションが稚拙で心配したけど、あれも味なんだろうか。彼女の登場がこの映画にリズムを与えていたことは間違いない

レビューとかには、だから何?とかのお子様感想で溢れそうだけど
いつか大人になったら分かるかもよ
そう言ってあげよう



おめでとうでいっぱい 鎌倉散歩

2022-11-05 14:21:00 | お遊び
熱も下がった事だし、散歩がてら北鎌倉から逗子まで歩いてみた







鎌倉は結婚式や七五三のお祝いで慶びに溢れてる
あっちも、こっちも おめでとう




大河ドラマの影響もあるのかな
段葛にも行き交う人の笑顔は絶えない






材木座海岸の沖に雲間から刺す陽が当たる
11月なのに海辺は沢山の人





かつてユーミンが歌ったお金持ちの世界感
逗子マリーナは南仏のリゾート地みたい






逗子の街中はごく普通の景色
それでも、鎌倉に来たからにはこれ





今回は神社仏閣にはなるべく立ち寄らないようにして、約3時間ゆっくりと歩くことを楽しんだ






やっぱりお熱が・・・ワクチン4回目

2022-11-03 09:57:00 | 歳時記雑感
昨夜19:00に最寄りの集団接種会場にてチックンしました

11月からはオミクロン株BA.4-5とかの最新ワクチンになったらしく、結構混んでました

早朝5時前に起きると肩は痛かったけどお熱はないのでもしかしたらと期待したんですけどね

一緒に働いているお嬢さんが、オミクロンでは熱が出ませんでした!と言ってたからさ


12時間経った朝7時頃から熱っぽくなってきたので、鍋焼きうどん食べて解熱剤飲んだのですがこの有様です

骨病みの辛さを暫く耐えなければなりません

昨夏罹患した時の終わりが見えない苦しさを思えば一時の我慢ですね

ガンバリマス