町内会の役員をやっているのですが、ときどきおかしな依頼がきます。
今回は、「公園にハチがたくさんいて子供が遊べないのでなんとかしてほしい」というものでした。
町内会長と調査に公園へ向かいました。
公園には、シロツメグサの花が一面に咲き乱れて、たくさんのミツバチが花から花へと飛び交っていました。
まさか、これのこと?
子供が遊んでいたので、ハチについて聞いてみたところ、ミツバチのことのようです。
さらに調査を進めると、アジサイにクマバチが1頭飛んでいました。
どちらも、ほとんど人間を刺すことがないハチたちです。
町内会長も困って、「殺虫剤を撒くしかないか」とか物騒なことを言うので、それはまずいでしょうと止めました。
ちょうど、偶然、吉村昭の小説「蜜蜂乱舞」を読んでいたので、ミツバチの知識が頭の中にたくさんあったので
ここは、危険は小さいが注意してくださいと回覧板を回して、市には形だけ依頼があったと報告してもらうことにしました。
家に戻って、市のホームページを見ても、上手につきあいましょうとあるだけでした。
市が動くのは、危険なところにあるスズメバチの巣程度ですね。
アシナガバチの巣は自分で処理するように書いてありました。
ハチがいたから排除というのは一般的な考え方ではないようなのでホッとしました。
また、苦情が来たら、市のホームページを確認してもらって、市のせいにして逃げよ~