某文学賞から、優秀賞受賞者懇親会のお知らせが届きました。
受賞者には、脚本家やイラストレターなどクリエイティブなお仕事をしている人たちも多いので、参加すると面白そうだなぁと思うのですが、田舎住まいの身にとっては敷居が高いと思っています。
この類のイベントは東京でやることが定番ですからね。
案の定、東京都渋谷区です。
お知らせの最期に、次の一文がありました。
「○○事務局のオフィスが東京にあるという事情で、東京での開催の運びとなりました。関東在住以外の方にとって参加が難しい環境となってしまい大変申し訳ございません。」
東京でやるのが当たり前、参加したいなら来ればいいという態度が、発信者、受け手双方にあった時代は終わったかなと思いました。
確かに、今でもこの種のイベントは東京中心ですが、それでも、それが当たり前という風潮は変わりつつあります。
地方の人間が東京へ出て行く時代から、その逆である東京の人間が地方へ来る時代へと徐々に移行しつつあるのでしょうか。
通信機器、流通システムの発達により、地方でも不便が少なくなってきています。
田舎に住む者にとって、チャンスの芽が大きく膨らんできている予感がします。