むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

聖蹟桜ヶ丘(1)

2020年02月23日 | 旅行/ドライブ
出張の次の日、休みをとって、京王線の聖蹟(せいせき)桜ケ丘に行ってきました。
東京のベットタウンの住宅街、各駅停車しか止まらない駅です。
ここは、ジブリのアニメ『耳をすませば』(1995)の聖地なのです。25年前の作品で、ジブリが版権にきびしいこともあり、キャラクターの絵などを使わない町おこしがされています。
駅にある「青春ポスト」。
手紙を入れてはいけません。
カードに夢を書いて入れるのだそうです。そして、夢が叶ったら2枚目のカードを入れるのがルール。
その横に、アニメのモデルになった場所のマップがあります。
このマップは、web上にもありますので、わたしは印刷して、持っていきました。
急な上り坂をどんどん登っていきます。左手の緑地は、手つかずの自然のまま保護されていました。
アニメでは図書館が立っていたと言う「いろは坂さくら公園」
小ぢんまりとした静かな公園で、桜の木がたくさん植えられています。春はキレイでしょうね。
図書館へつづく階段。
車道はつづら折りで登っていきますが、歩道は階段になります。
主人公の雫が駆け降りるシーンが印象的でした。
何回か車道を横断し、連続階段上りになります。

上からの眺めは、25年の歳月が木々を育てたようで、あまりよくありませんでした。
登りきると横に金毘羅神社があります。
主人公の雫が、告白してきた杉村少年を振った場所ですね。
100円で恋おみくじをひけるマシンがありましたが、そんな縁起の悪い場所で引く人がいるのか心配です(笑)
地形的に山城を築きたくなる場所だと思って登ってきましたが、頂上付近にありました。やはりお城があったようですね。
(2)へつづく。
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遊就館(2)

2020年02月23日 | 旅行/ドライブ
中に入ると、ホールにドカーンと零式艦上戦闘機52型が展示されています。通称ゼロセン、戦闘機に興味が無い人も名前だけは知っていますね。
コックピットを見ると大きさが解ります。
大砲(15センチカノン砲とりゅう弾砲)やSLなどが展示されています。
このホールだけなら無料でうろつけます。
ここから、入場料1000円を払うと、撮影禁止エリアへ入ることができます。
撮影禁止エリアには、古代から鎌倉・室町・戦国・江戸時代の甲冑や武器の展示がされています。
時代劇や時代小説が好きな人にはたまらない演出です。
そのあとは、靖国神社の存在意義である戊辰戦争から、日清・日露戦争、太平洋戦争までの展示となります。
日露戦争までは、日本よりの演出がされており、当時の報道の雰囲気が味わえます。例えば、日露戦争は日本の辛勝でしたが、大勝利と連呼されているところなどです。
太平洋戦争コーナーの後半には、戦没者の遺影やら手紙やらが何百・何千と展示されています。平日なので空いていましたが、鼻水をすする音があちこちで響きます。
これら(手紙)を読んだら、涙があふれてしまうので、2、3通ななめに読んでさーっと通り過ぎました。
最期は大展示場になります。ここは撮影OKとなります。
中央に展示されているのは、巨大な人間魚雷「回天」
軍艦の模型もたくさん展示されていて、その中でもすごいのが1/50空母「翔鶴」です。
急降下爆撃機「彗星」
よく見ると、近代的な設計で、レシプロ爆撃機の完成形に見えます。
上空には、人間爆弾「桜花」が吊るされています。
地味なところでは山砲なども展示されていました。
ここを出て、零戦52型を眺めながら、海軍カレーを食べておしまいにするのが習わし? です。


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