『こころ』夏目漱石（青空文庫）

教科書に一部抜粋で載っていたのですが、全然面白いと思わなかったので、生涯読むことはないだろうと思っていた作品です。

しかし、その思いが強すぎて、ずっと気になっていたので、読んでしまいました。

結論から言うと、面白かった。

失恋とか裏切り程度で傷ついて死んだりするのもなんだかなぁと思いますが、そこまで純粋な心は小説の中にしかないと思えて、それはそれで美しいと思ったりします。

人工的な心の美しさとでも言いましょうか。

漱石の作品をもう少し読んでみたいと思いました。