むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『やなせたかし 明日をひらく言葉』 PHP文庫 Kindle版

2021年05月09日 | 読書
やなせたかしの著作やエッセイからの金言集。
生きることのすばらしさが詰まった本です。
やなせたかし作詞の『手のひらを太陽に』の1番の歌詞に
「生きているから悲しんだ」とあり、2番に
「生きているからうれしんだ」
とあるのは、なぜか。
なぜ、かなしいが先か。
悲しみを知らないでうれしさをしることはないのではないかと思います。
例え、苦しみが9割あってもうれしいことが1割あれば、生きているころ自体がすばらしいのです。
東日本大震災のとき、アンパンマンマーチが被災地からのリクエストで1番だったのですが、コロナ禍の今に聞いてもよい歌です。
やなせさんのような戦争体験者が亡くなっていく中で、日本人を導いてくれる人が少なくなってしまうのではないかと不安を感じてしまいます。
まあ、自分たちがしっかりすればいいだけなのですが、こういう本を読んで少しでも勉強していくしかないと感じました。


コメント
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