株式投資のもっとも素人がやって効率の良い方法の一つとして、インデックスにドルコスト平均法で投資するというのがあります。
日経平均や、全世界株式インデックスに、定期的に同額だけ積み立てていく方式です。
最近、株価が不安定ですが、こんな問題はいかが?
指数Aと指数Bがあります。
指数Aは毎年10ポイントずつ上がっていく優良指数で、10年で100が190まで上がりました。
指数Bは、下げたり上がったりで1年目の値段を上回ること無く10年後には初年度の1割減の90にしかなっていません。
指数100が100円だとして、毎年100円ずつ投資するとどちらの指数に投資した方が儲かるでしょう?
一目瞭然?
ところが、10年後に儲かっているのは、指数Bなのです。
表を見ると、10年間で買えた口数が、指数Aに投資すると719、指数Bだと1,554となります。
それに10年後の指数190と90をかけると……
指数Aが1,366円
それに10年後の指数190と90をかけると……
指数Aが1,366円
指数Bが1,399円
となり、あら不思議、指数Bの方が儲かっているじゃ無いですか(笑)
これがドルコスト平均法(定期的に同額だけ投資していく方法)の破壊力です。
右肩上がりの指数より、低迷しながら平行に推移する指数に投資する方が良かったりするから面白いですね。