むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『国道沿いのファミレス』 畑野 智美(集英社文庫)

2022年02月07日 | 読書
なんともつまらなそうな題名の小説なので、返って気になって読んでしまいました。
作者はファミレスでのバイト経験があるとのことで、そこでの人間関係などがリアルで笑えました。わたしはファミレスで働いたことはないですが、なんとなく雰囲気が伝わって来て、それだけで疑似体験が出来た感じです。
本の解説に書いてありましたが、畑野智美の小説は、60を超えたおっさんが読んでもおもしろい恋愛小説だと言うのもわかります。ハッキリ言って、20代の若者の惚れた腫れたなんてどうでも良いのですが、この人が書くと良い感じに力が抜けていて引きつけられてしまうのでした。

コメント
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