『鬼滅の刃』の世界っぽい(笑)と、コスプレーヤーの間で話題になっているという北方文化博物館へ行ってきました。
今の時期は、大藤棚が見頃なので、すごく混んでいました。
所謂、豪農の館なのですが、古今東西から集められた面白いものがたくさん展示されていて、見ていてあきません。
5000年くらい前のエジプトの遺跡から、中国、日本の縄文時代などかなり古い物もたくさんありました。
しかし、やはり圧巻は地元の文化の展示です。
江戸時代頃の庶民の屋敷がそのまま展示してあります。
ほとんどの部屋が土間で、一部屋だけ畳敷きの部屋があります。
法律で板張りの部屋は1部屋だけしか許されず、貴重な一部屋には畳を敷いていたそうです。
その隣には、明治時代に建てられた民家も展示されていました。
個人的には、丸木舟がツボにはまりました。少し前に読んだ『越後三面山人記』の中で丸木船を作ったことが書かれてあって、1本の丸太をくりぬいて作るとあり、直径1m以上ある樹木を切り倒しそれをくりぬいて舟にする実感として解りました。