あかねちゃんは、トイレットペーパーを買いまわっているらしい。
トイレットペーパーが不足する事態はないという報道があるが、いざ使う時に無いとこまるし、女性は男と違って小用のときにも使うので量がいるから分からなくもない。
知り合いの田舎の交通弱者の老人に届けるのだと言っている。
1人1個とか2個までとか制限があるので、孫にたまに連れて行ってもらえる交通弱者のお年寄りは、買いだめが出来ずこまっているだろう。
ネットでは買いだめについて、賛否両論であるが、好意的なものも目に付くようになった。
大量に買って転売するのは悪であろうが、大量に買って困っている人に譲るのは善なのか?
自然にまかせて、家の在庫が少なくなったら買いにいくのが善なのか?
善・悪の二元論で論ずるのがナンセンスなのだ。
そもそも、安く買って高く転売するのは、商売の基本。
自分がたくさん持っているから、困っている人に与えるのは、先進国が発展途上国から資源・労働を搾取して行ってきた援助活動に似ている。
足りなくなって買いに行ったら売り切れていてこまったとなれば、自己の危機管理が成っていないということになる。
善悪は、方向性を違えてみれば、正反対になってしまうことが多々ある。
大抵の事は、悪と非難し、善と称賛できるということなのだろう。
短絡的な意見に流されず、自分や家族に必要な行動をとって行くのが一番である。
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